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Uber Eats の徒歩配達が解禁! 東京23区で試験導入

Uber Eats =大きなバッグの自転車とか原付=マナー悪い!

このようなイメージが通用するほどにフードデリバリーは一般化しました。とくに2020-2021シーズンのコロナ禍や悪天候の日にはほぼインフラです。

Uber Eats bag
Uber Eats bag

しかし、Uber Eats はこの固定観念を自らの手で覆えそうとします。徹底的なマナー講習をする? いえ、何と徒歩配達の試験導入が発表されました!

業界初! Uber Eats で徒歩配達解禁

いつものUber Eats の基本情報です。

サービス名Uber Eats
SNSなどでの俗称ウバ
運営会社Uber Japan株式会社
母体Uber Technologies Inc
公式ページ【ウーバーイーツ】出前&宅配の総合サイト
公式TwitterUber Eats JapanのTwitter
配達エリア全国38都道府県
Uber Eats 加盟店マップ付きエリア詳細
加盟店舗数100,000
エリア一覧Uber Eats 日本のすべての都市
加盟店マップUber Eats 加盟店マップ
拠点※センターは各地にあるが、無期限休業中
配達パートナー登録Uber Eats で配達する

これがぼくらのビジネスパートナーないしギルドマスターです。就職先や勤務先でなく提携先です。甲と乙の間に直接的な雇用契約はありません。

ついに徒歩配達が公認

フードデリバリーの魅力は手軽さです。日常的な移動手段の自転車や原付で自由時間に働ける、これは現代的な感覚とマッチします。

ごりごりの配送業、運送業は体育会系で非常にハードです。クロネコヤマトや佐川急便で気軽にバイトできますか? できません。なかなかの覚悟と体力を要します。

また、125cc以上の軽車両や自動車で配達業務をするならば、陸運に営業許可を貰わねばなりません。この手続きは手軽ではない。

これも許可要らずの軽車両です。

セキネの超重量級実用車
セキネの超重量級実用車

まあ、酒販業界は顧客離れを恐れて、配送の有料化に踏み切れなかったので、20リッターの生ビールを運ぼうが、10ケースの中瓶を積み上げようが、1円も貰えませんけどね。

暗黙の徒歩配達

フードデリバリーのように簡易な配達業務の車両はほぼ自転車か原付です。配達パートナーを始めるときにこれらの車両をアプリに登録します。

原付や軽車両に登録には免許証、ナンバープレート、自賠責保険の画像のアップロードが必須です。車両がきちんと運び手に紐づきます。

一方、自転車の登録にはこれらは必要ではありません。提出書類は身分証明書、銀行口座、顔写真のみです。車両は運び手に紐づかない。

つまり、実際にその自転車で配達するかは本人の意思に寄ります。個々の配達パートナーの現場の状況を完璧に把握する超技術はUber Eats にはありません。

衛星やドローンで監視する? 無理でしょう。コストが無駄に掛かります。

必然的に暗黙の徒歩配達は可能でした。都市部では100~200mの超近距離配達も珍しくありません。繁華街や商店街では歩きの方が早く着くこともしばしばです。

東京23区で6月22日からスタート!

で、今回、この裏技的なハックが公認のものとなりました。Uber Eats の徒歩配達が東京23区内で試験的に導入されます。

2021年6月21日発表の6月22日スタートです。実に外資系っぽいスピード感です。

このアップデートでUber ドライバーアプリの設定に徒歩配達モードが加わります。登録するときから徒歩だけを選択できるようです。

徒歩配達のアドバイス

ぼくは大阪の繁華街の商店街の酒屋で長らく勤務しました。配達エリアは阪急電鉄十三駅の半径500mくらいです。ザ・下町、ザ・繁華街です。

この猥雑な商圏では自動車配送は有利ではありません。付近の駐禁の取り締まりがハードですし、混雑が日常的ですし。

で、メインは自転車、原付、徒歩ですが、~200mまでの配達の実質所要時間はそんなに変わりません。一回の信号待ちや駐輪で乗り物のアドバンテージが消えます。

200m~では乗り物のアドバンテージが勝ちます。往復500mの徒歩配達はなかなかの運動ですよ。瓶入りの日本酒や焼酎は重たいし壊れものだし、そもそも配達料は出ないし・・・

Uber Eats の配送は食べ物や雑貨です。重さより嵩がネックですね。ピザを徒歩でうまく運べるかは不明です。

あと、徒歩の動きは自転車より上下に揺れます。汁物やゆるい梱包のジュース類の配達が少し神経質です。日本酒の一升瓶よりぜんぜんイージーですが。

で、気軽な徒歩配達には大容量のUber Eats 純正バッグより軽量コンパクトな無印のデリバリーバッグの方が理想的でしょう。

『徒歩専業のUber Eats 配達パートナー』というのもおもしろい肩書きですが、売り上げ面では微妙でしょう。あくまでオプションですね。

個人的には早く大阪でUber Eats の徒歩配達が解禁されることを希望します。梅田か難波かかつての勤務先の十三でやりたい~。

ちなみに全力疾走のBダッシュは厳禁です。飯は冷めなくても、汁はこぼれるし、すしは傾くぞ!

Uber Eats
B4C