趣味がこじれると、部屋が増えます。
そう、この図のようにぼくの趣味は真っ白いリビングの角でクラウチングスタートの練習をすることです。え、正面の自転車はただのオブジェですよ?
と、趣味のものをシンプルに室内放置するのも無芸です。さらに部屋の白さがフォトジェニック欲求とDIY欲求を無駄にかきたてます。おまけにコーナンが徒歩5分にある。
で、以前にラブリコと2×4材で突っ張り棒を立てました。
さらにバイクハンガーを備え付けて、自転車の壁掛けに挑戦しました。ごついフルサスペンションのMTBはこのディスプレー方式にはちと不向きですが。
あとは何でしょう? そう、あれです。有孔ボードのおしゃれな壁面収納ディスプレーです。しゅっとした男前の部屋にはあれが不可欠です。
別に壁面収納しなくても、スペースには困りませんが、見栄えとネタ作りのためにやらざるを得ません。
ということで、コーナンまでひとっ走りして、材料を調達しました。
コーナンの有孔ボードとダイソーのフックで壁面収納
有孔ボード、有孔パネル、ペグボード、デザインボード、パンチングボード、・・・呼び名はいろいろありますが、その正体は穴開きの平たい板です。
大きさは手のひらサイズからドアサイズまであります。上のものは近所のコーナンで最も大きな90×180の有孔ボードです。
この有孔ボードのお値段は4700円/1枚で、普通のボードより割高です。つわものは安いコンパネを買って、自力で穴を空けます。漢は電ドリを使わず、錐でやるとかやらないとか。
ぼくは木くずで部屋を汚そうと思わないし、騒音でお隣さんの耳を煩わせようと思いません。素直に加工品を買います。
フックは110円
大きな有孔ボードはけっこうな高級品ですが、小さいやつは雑貨コーナーに安くあります。実際、このコーナンのなかのダイソーにはありました。
そして、フックは110円です。
ちなみにダイソーでは穴開き板は『デザインボード』です。穴の間隔は25.4mm = 1inchで、コーナンのものと一緒です。標準規格。
ただし、有孔ボードの穴径と穴間の全部が共通サイズではありません。穴の大きさは5mm、6mm、8mmとありますし、穴間もそれに準じて変動します。
ボードの厚さもまちまちです。このコーナンの特大サイズの厚みは3.8mmでした。おかげで少しぺらぺらします。
5mmくらいのものは頑丈ですが、一気に重くなりますし、コーナンの店頭には見当たりません。コーナンPROにはあるかも?
ダイソーのデザインボード用のフックの形状です。
針金の上端の爪を穴に突っ込んで、ボードの裏に引っ掛けます。つまり、ボードの裏に幾らかの隙間を確保しないと、これを差し込めません。
例のごとく器用な人はこのフックを針金で自作します。このDIYは一考です。展示物にぴったりのフックはなかなか見つかりませんし。
有孔ボードを突っ張り棒に取り付ける
有孔ボードを突っ張り棒に取り付けます。材料は木材用のビス、道具はドライバーです。
注意点はビスの長さです。2×4材の厚みは38mm、有孔ボードは3.8mmです。とすると、30mm前後のビスが適正となります。
また、この3.8mmのボードはけっこうぺらぺらします。ビスを多めに打ち込まないと、適当なテンションを出せません。
ぼくは均等に12個のビスをねじ込みました。それでも、上の真ん中と下の真ん中はテンション不足でややぺらぺらします。
拡大図です。ほんの少したわみが出ますね。
解決策はボードを厚くするor横棒を通してビスを打つです。ぼくはそう重いものを掛けませんから、華麗にスルーします。
もしくは、重い物を掛けるときには突っ張り棒のところにフック付きのビスや金具を打ち込みます。さっきのMTBを縦置きにしようかと検討中です。
フックを随所に掛けて、自転車工具をディスプレーしました。
はい、100点! ずぼらな飽き性のぼくがここまで出来ました。これはほんとに手軽で効果的なDIYです。おすすめ! ちなみに↑の英数字のオブジェは一個98円です。
90x60x0.55cmサイズはヤマト宅急便(三辺160cmまで)やゆうパック(三辺170cmまで)の通常配送の範囲です。これを二枚三枚と繋いでデカいボード作るのもありですね。
特大の90x180cmサイズは問答無用で大型配送になって、通販では割高になります。でも、厚い特大ボードがコーナンにはないからなあ~。