自転車ダイエットは成功しない 消費カロリーがウォーキングの15%だから


ダイエットには向かない自転車

 

結論から申しますと、自転車はダイエットに向きません。チャリンコの消費カロリーは徒歩の6分の1です。チャリ6km=徒歩1kmです。つまり、運動エネルギー効率は徒歩の6倍です。

 

これは大阪堺市にある自転車産業振興協会のわりとまじな過去の研究レポートです。運動時の二酸化炭素の排出量からそういう数値が出ます。

 

体内の二酸化炭素の数値が大=強度の有酸素運動です。数値が小=低度の有酸素運動です。酸素の消費=二酸化炭素の発生ですので。

 

ダイエットブログとかカロリー計算アプリとかの自転車の消費カロリーはほぼ水増しデータ&でたらめです。あれを鵜呑みにすると、えらいことになります。

 

たしかにストイックにレーシーに走れば、もしくはジムのエアロバイクでがんがんやれば、そのくらいの効果を得られますが。あれは実験的なドリームデータです。理想的環境下のメルヘンファンタジーです。

 

「チャリ通でやせよう!」

 

てのはなかなかの難題です。だらだら乗ると、基礎代謝が時間分だけ加算されて、見かけの消費カロリーは多くなります。

 

でも、それはピュアな運動効果じゃありません。ロングライドすると、飯をまともに食えませんから、摂取カロリーを抑えれらるので、ますます見かけハイカロリー消費になります。

 

ぼくの実感も自転車産業振興協会のデータとかけはなれません。チャリのしんどさはジョギングの6分の1か5分の1です。

 

つまり、チャリ通往復30km=ジョギング5kmです。片道15kmは千里から梅田くらい、江坂から天王寺くらいです。北摂の市内チャリ通はだいたいこの範囲に収まりませんか? 片道20kmを超える人は少数派でしょう。

 

ジョグ5kmくらいの運動ではなかなかやせません。維持が限度です。チャリ通30kmはこれよりゆるい運動です。行きと帰りで間が空きますし、信号待ちで運動がこまごま途切れます。

 

なので、チャリ通ダイエットはぜんぜんお手軽じゃありません。片道20kmを1時間前後できびきび走って、ようやく適当な運動効果を得られます。でも、この条件は日本の交通環境的にタイトです。

 

メリットは半強制的に体を動かせること、御堂筋線や阪急の通勤ラッシュを回避できることです。後者は冗談抜きで特大メリットです。満員電車は心身にヘビーですが、スポーツにはならないし。

 

チャリ通だけじゃ運動不足ですが、チャリ通帰宅後にちょろっと2,3km走れば、いい感じに痩せますよ。腕振りを強めにして、肩をほぐしましょう。長チャリは肩こりのもとです。

 

あと、まじめなはなし、男女問わず長チャリはおまたのところによくありません。長時間の股間への圧迫が体に好影響でしょうか? チャリンコの健康被害についてきちんと調べましょう。

 

まあ、チャリの運動効率がわるすぎるというより、ランニングの運動効率がよすぎるんですがね。走るより手軽なスポーツはなし、です。ランナーは安上がりです。

 

水泳はだめですね。市民プールは年寄りで満杯です。あんなところでがんがん泳げませんわ。

 

毎日7~8kmを走るか歩くかしましょう。半年くらいですっきり痩せます。これをはき潰す頃にはすっかりスマートになりまっせ。