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microSHIFTコンポ一覧

自転車パーツのビッグ3は堺国のShimano、イタリアのCampagnolo、USAのSRAMです。変速機うんぬんのトピックスの中心軸はこの3つです。

自転車界の三柱神、デス、シェラハ、サルーインみたいなものです。はたまた、ラー、オシリス、オベリスクか? いや、ヒトカゲ、ゼニガメ、フシギダネ?

ちなみにぼくはほのおタイプをだいたい選んじゃいます。で、きりさくで行けるとこまで行く。きりさく! きりさく! きりさく! きりさく! ときどきピーピーエイド! のごり押しです、ははは。

と、ここに軽量パーツ屋のFSAがセミ電動ドライブトレインのFSA K-Force WEで殴り込みをかけます。これが第四番目の変速になるかあ?! てのが最近のトピックスです。

Just Wait!  4番手の変速屋はすでにあります。microSHIFTですよ! マイクロシフト! 台灣微轉!

「アイヤァ・・・」

てのが正直な感想でしょう。はい、ぼくもよくすっぽ抜かしちゃいます、ははは。

自転車王国台湾の新興変速屋 micrhoSHIFT

そんなはかないmicroSHIFTは自転車産業の中心地の台湾の変速機メーカーです。設立は1999年です。本社は台中に、工場は香港に近い中国恵州にあります。

このエリアは世界の一大工場地域です。中国の門真や東大阪的なエリアです。大小のメーカーや工場がずらりとあります。

変速屋の中では最後発ですが、足掛け18年の中堅企業です。が、ロードやMTBのトピックスではほとんど名前が挙がりません。

日本でのマイシフのイメージは『非競技用市販車の安ドライブ』てなものです。そして、ぐりぐりグリップシフト、はたまた、サムシフターでしょうか。

おや、これは安物じゃありません。そこそこのお値段がします。でも、派閥や信者やファンを生むような求心力に欠けます。

高級チャリパーツはブランド的な要素を持ちます。知名度、モデル、歴史、ステータス、性能以外のところは大事です。カンパニョーロのドライブはその代表でしょう。

バランスのシマノ、革新のSRAM、高級路線のカンパニョーロでスポーツバイク市場のニーズ需要はほぼカバーされます。この均衡を破るのはかんたんじゃありません。

結局、とんがった仕様か圧倒的な安さかの二択になります。前者がFSAで、後者がmicroSHIFTです。microSHIFTのドライブは中国国内・アジア圏向けでしょうね。

とはいえ、上位グレードにはカーボンを採用するとか、MTB用の電動11速コンポをひそかに開発するとかします。サムシフターの個人インプレッションはたまーに見ます。

そして、ロードとMTBコンポのいずれがシマノコンパチブルです。ミックスちゃんぽんはお手のものだ。

そんなmicroSHIFTのドライブをずらっとピックアップしましょう。

microSHIFTのコンポ一覧

ロードコンポからささっと行きましょう。ちなみにmicroSHIFTのプロダクツは変速機のみです。リアメカ、前メカ、スプロケ、シフターが基本です。ブレーキキャリパーのプロダクトはありません。

モデル名変速素材備考
ARSIS1111sカーボンアルミDura Ace 9000 Ultegra 6800 互換
CENTOS1111sアルミUltegra 6800 105 5800互換 白黒あり
CENTOS10sアルミTiagra 4700 互換
R1010sアルミTiagra 4600 互換
R99sアルミSORA 3500 互換
R88sアルミCLARIS 2400 互換

ARSISのカーボンはレバーのとこです。互換の型番は旧式のまんまです。

つぎはMTBです。

モデル名変速素材備考
XCD1111sアルミXT互換 1x
XCD10sアルミ旧XT SLX LX互換
XLE10sアルミDEORE 互換
MALVO LT9sアルミALIVIO ACERA ALTUS 9s 互換
MEZZO8sアルミALIVIO ACERA ALTUS 8s TX 7s互換
MTB30sアルミトリプル CHINA ONLY

です。こちらの互換の記載も旧式のまんまです。

このほかにグリップシフトやサムシフト、シティ用の安コンポがあります。

サイクルショーのブースでたびたびおひろめされるMTB用の1×11の電動コンポeXCDの公式アナウンスは現時点で未発表です。

今年中に出るとかのうわさが海外からそこはかとなく聞こえますねー。600ドル=66000円てリークがあります。これが本当であれば、破格の電動コンポが誕生します。

それから、XLEが1×11速化します。MTB用の1xのデュアルタップレバーも出ます。SRAM互換です。トレンドです。