Xplova X5 EVO 台湾Acerが放つドラレコになるカメラ付きサイコン


サイコン、サイクリングコンピューター市場がホットです。

 

多機能、高価格、ハイステータスなGARMIN、シンプルな庶民向けのCATEYE・・・て、定番の住み分けは海外後発ブランドのどとうの参入で崩壊します。

 

LEZYNEサイコン日本初ローカライズ、台湾GPS屋のBryton再上陸、いいよねっとGARMIN JP子会社化、TEAM SKY謹製のWAHOO浮上、みたいなトピックスがたくさんです。

 

この渦中のサイコン界に注目の新顔が登場します。Xplovaです。

 

 

台湾Acer傘下のサイコンブランドXplova

 

Xplova、エクスプローヴァはおおかたの人には未知のブランドでしょう。2011年設立のサイクリングコンピューターブランドです。

 

しかし、ここの親会社の名前はデジタルガジェット好きにはぴんと来ましょう。台湾のIT製品企業のAcerがXplovaの大本です。

 

2000年台末期のモバイルパソコン、ぞくに『ネットブック』のブームで名をはせました。看板商品は小型軽量のAspireシリーズです。かくゆうぼくも物珍しさから買いました。

 

PCもチャリも台湾製に

 

当時の感覚では台湾製品のクオリティは疑問符でしたが・・・本音の部分では日本製以外はゴミみたいなものでしたが、いまやMade in Taiwanは安心安全高品質の太鼓判です。

 

PCパーツのブランドはほぼ台湾の企業ばかりです。ASUS、Acer、GIGABYTE、ASRockなどなど。格安スマホはハーウェイやシャオミみたいな中華ブランドに抜かれちゃいましたが、ははは。

 

自転車パーツも台湾製です。数十万のカーボンフレーム、数万のアルミフレーム、大量に安定的に製造・供給できます。

 

これはうちの15万のKONA HONZOのカーボンフレームのBB裏です。

 

世界最強安心安全台湾製カーボンフレーム

世界最強安心安全台湾製カーボンフレーム

 

ザ・MADE IN TAIWANです。欧州、北米の人気自転車ブランドでカーボンを自作できるのはTREK、TIME、COLNAGOとかでしょうか。しかも、受注生産の最高クラスだけですし。

 

自転車製造の世界二強のGIANTとMERIDAはともに台湾企業です。台湾は名実共に世界最強のチャリンコの製造国&マザーボードの産地です、ははは。

 

ローンチモデルはXplova X5 EVO

 

で、そんな台湾のAcerのサイコンです。デジタル製品のクオリティ、ことさらにサイコンの『コン』の部分の完成度は及第でしょう。パソコン屋はパソコン屋です。

 

Xplovaの日本上陸は2017年後半です。公式のおひろめ会が11月です。実質、2018年がデビューイヤーになります。

 

国内のローンチモデルはXplova X5 EVOです。グローバル版のXplova X5の後継モデルです。第二世代X5ですね。

 

で、この型番から『Xplova X4やXplova X3が過去にあったか?』は気がかりなところです。X4やX3はありませんが、G3やG5はあります。たぶん、これはGPSのGです。

 

日本初のカメラ付きサイコン

 

Xplovaの最大の特徴は動画撮影機能です。デバイスのうえのところにカメラレンズがあります。性能は120度広画角+ HD高画質720p@30fpsdです。

 

カメラ付きの400ルーメンライトのCycliq Fly12はありますが、カメラ付きサイクルコンピューターはXplovaばかりです。

 

性能は4kのGoPro HERO6や格安中華アクションカメラにはぜんぜん及びません。PBKで大特価のGPS付きアクションカムSHIMANO CM-2000さえが3Kです。

 

Xplovaの動画撮影はウルトラハイビジョンのきれいな動画を撮る < 記録を取る、ふんいきを掴む、ドライビングレコーダーにする、ですね。

 

ドラレコになる×

ドラレコにしかならない〇

 

スマホではきれいな動画がPCやテレビの大画面ではボソボソにあらくなります。720pの解像度には割り切りが必要です。

 

マウントはガーミン互換

 

XplovaのマウントはGARMINのものとコンパチです。Garminのマウントは業界標準です。へんな独自規格より好印象です。

 

マウントの耐久度は未知数です。「純正マウントの破損によるデバイスの故障は無料保証!」とかにならないかあ? 30kmの走行中に端末が落ちたら、画面は一発でおじゃんでしょうし。

 

旧モデルのミノウラのスマホホルダーではこの破損がまあまあ起こりました。自転車のロングライドのガタは一種の耐久テストです。振動はじみに来ますね。

 

重さは120g

 

Xplova X5 EVO重さは120gです。GoPro HERO 6の120g、Garmin Edge 1030の123gと同等です。

 

iPhone 8が148gです。重さ的には少し前のスマホに匹敵します。超軽量デバイスではありません。

 

といって、29gのLezyne Miniみたいな超々コンパクトサイコンは「小さすぎ!」て難癖をつけられます。結局、EDGE 520や820のミドルグレードが単純な扱いやすさでは最優秀でしょうね。

 

 

もちろん、カメラ+サイコンの組み合わせは120gに収まりません。GoPro+EDGE=200gオーバーです。なによりハンドル周りがうるさくなります。

 

マップはOSM

 

XplovaのマップはOSM、Open Street Mapです。これは無料の地図データサービスです。専用サイトやアプリから地図データをダウンロードしてインストールできます。

 

以前、ぼくはマイナーな高機能サイコンアプリのiPbikeにOSMデータをインストしました。見た目はこんなです。

 

2016年サイクルモード大阪 試乗の走行記録

2016年サイクルモード大阪 行き返りと試乗の走行記録

 

古風なグーグルマップに似ます。使い勝手は悪くありません。

 

一方、GARMIN EDGEの国内版の製品のプレインストール地図は伝統的に昭文社のマップルです。書籍版のリンゴの表紙のスーパーマップルはおなじみです。

 

 

デジタル版マップルの使い勝手はOSMに劣ります。てか、デジタル地図の基本がGOOGLEマップです。慣れや感覚からグーグルマップとの乖離=使いにくさになっちゃいます。

 

OSMはユーザー参加型の地図プロジェクトです。見にくいもの、使いにくいものは自然と淘汰されます。

 

ビミョーなローカライズで価格が上がるのは日本版のさだめです。翻訳、日本語フォント、地図データ、すべてが価格に反映されます。

 

値段は53784円

 

Xplova X5 EVOの価格は53834円です。国内代理店がアマゾンにセラーを出します。

 

 

付属品は自転車用マウント、Micro USBケーブル、ストラップ、保証書、クイックスタートガイドです。センサー類はバンドルしません。

 

うーん、やや割高です。Acerファン、デジタルガジェット好き、新しものラブな人用に思えます。ふつうのサイクリストはサイコン+アクションカムに落着いちゃいますね、きっと。

 

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