新型トレックマドン 2019 本命エアロロードが登場 リムブレーキも!


アメリカ最大手の自転車ブランドがトレックです。自前でカーボンフレームを開発できる稀有な自転車屋です。設計に徹するスペシャライズドとは好対照です。イメージはラルフローレンです。

 

そんなアメトラバイクメーカーの世界最速エアロロードバイクがMADONEです。同郷のライバル二社の新型エアロロードをむこうに回して、アメリカ御三家のオオトリを飾ります。

 

大方の予想と事前のリークのとおりに6代目MADONEのキーモデルはディスクブレーキ車となりました。2019モデルの注目ロードがひとしきりに出そろいました。

 

では、トレックの入魂の力作、新型マドンのデテールをさらっと見ていきましょう。

 

本命最速エアロの新型マドン2019

 

トレックのマドンはすでに十数年、6代の歴史を重ねます。初期のマドンはオールラウンダーのふつロードで、現行のマドンはごりごりのエアロロードです。

 

新型のビジュアルはこんなです。

 

 

トップチューブはエアロっぽいホリゾンタルや疑似ホリゾンタルでなく、湾曲弓形猫背系です。Ridley NoahやCarrela Pybraの系統ですね。この猫背は5代目AMDONEの遺伝子を引き継ぎます。

 

先代は世界最速エアロ

 

海外の有名な自転車メディアの比較実験で先代のマドンの空力性能はライバル各社のエアロロードを抑えて、堂々の一位にかがやきます。2位はスペシャラVENGE、3位はScott Foilです。

 

で、6代目マドンはその最速の空力性能を保ちつつ、軽量化と快適化を果たし、トータルバランスに優れます。あと、メンテ性。

 

最速のエアロ性、極悪のメンテ性てのが自転車界の旧マドンの最終的な評価です。ヘッドチューブの開閉機構Vector Wings、ぞくに『マドンの窓』は語り草です。

 

トータルバランス、メンテ性の向上、インテグラルデザインの三つが最新鋭のエアロロードのトレンドです。ごりごりのエアロエアロ!はすこし古臭くなりました。

 

DBモデルとリムブレーキモデル

 

自転車競技のFIFA的な立ち位置にある統括団体のUCIがこの2018年の夏季からトップレースのディスクブレーキの使用を公認しました。

 

「あれ? 去年のツールドフランスでマルセル・キッテルがスペシャライズドのVenge Discでばりばりに勝ちまくらなかった?」

 

はい、そのとおりです。でも、去年のロードレースのディスクブレーキの使用はトライアル解禁です、おためしテスト期間。完全解禁は今季2018年夏季からです。

 

「足をケガした! ローターのせいだ! ディスブレーキは危険だ!」

 

そんな親リムブレーキ派の陰謀がありましたけど、めでたくロードバイクのディスクブレーキは公認のおすみつきの太鼓判のものとなりました。

 

で、ロードのディスクブレーキ化への姿勢はメーカーやブランドでことなります。スペシャライズドは積極的で急進的です。新型Vengeはディスクブレーキモデルのみです。

 

一方のトレックはディスクブレーキ化には消極的です。フラッグシップをきっちりとトレンディーなDBモデルにしつつも、リムブレーキモデルをこそっと残します。

 

でも、リムブレーキをチョイスするなら、はなからエアロモデルを外して、軽量のエモンダを選びません? リムブレーキ派は28Cや30Cのタイヤを使わないし。

 

エアロロードのインテグラル化、パッケージ化はほかのモデルよりけんちょです。マドン定食の基本のおかずはディスクブレーキです。

 

リムブレはこんだてに合いません。セット内容から浮きます。ステーキランチセットにみそしるみたいな組み合わせだ。そこはコンソメスープでしょうよ!

 

OCLVカーボンとISOSPEED

 

TREKのカーボンフレームは自前のOCLVです。で、ISOSPEEDはそのカーボンフレームの振動吸収システムの総称です。

 

今回の改良のポイントは軽量化と快適化です。手掛かりは計量モデルのエモンダと快適モデルのドマーネです。

 

emonda 未塗装610g

emonda 未塗装610g

 

この二つはマドンより一足お先にディスク化します。エモンダDBの完成車は7kgを切る。ドマーネの快適度はエンヂュランス系の一二を争います。

 

で、マドンのフレームはサイズ56、未塗装フレームが870gです。ペイントはだいたい100gです。じゃあ、塗装済みフレームは950-1000gになりましょう。

 

IsoSpeedの小物が151g、クランプ、ハンガーなどなどが80g、込々フレームセットは1200-1300gでしょうね。

 

リムブレーキモデルのフレームの単体はこれよりすこし重くなります、+15g前後。この逆転現象はよく分かりません。

 

おねだん

 

この新型マドンはTREK JAPANの公式にすでに価格付きで並べられます。最上位のMadone SLR 9 Disc Duraaceモデルが1139000円です。56cm/7.65kgて表記があります。

 

7.1kgのVenge Sworksが1296000円です。1296000-1139000=157000円です。マドンのが10%ちょっと割安です。コスパはVengeより良好ですね! 結局、100万だけどね!

 

何気に廉価版のMadone SLR 6 Discが狙い目です。フレームは上位モデルとおなじです。完成車は8.38kg/56サイズです。上位のAeolusホイールと電動ディスクデュラがたけーのです。

 

フレームセットは見当たらない。40万前後だあ?

 

実力は?

 

発表前の前哨戦の戦績はVengeのひとりがちです。TREK MADONEとキャノンデールSystem Sixはここまでぱっとしません。

 

公式発表でながれが変わるか?! アメリカ御三家のエアロディスクロードのゆくえに注目があつまります。

 

個人的に一台を選べるなら・・・うーん、Vengeをチョイスしちゃうかな~。MADONの猫背、System Sixのドロップアウトがネックです。いや、買えへんけど。

 

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