一時期、ぼくは履き物にハマって、15万の革靴や7万のブーツや5万のスニーカーや1万のサンダルなどなどを買いあさって、履いたり、眺めたり、磨いたりしました。靴屋か。
また、典型的な幅広甲高の足のためにスーパーワイドタイプのシューズを物色して、あれこれと買い集めます。現時点で15足くらい?

で、そんな靴マニアには複数のスニーカーを持つのは全く不思議ではありません。3足は平常運転です。むしろ、足りない。
しかし、今回のシューズはスマホの中にしか存在しません。歩いて稼げる神アプリ、動くATM、move to earnの麒麟児、STEPN(ステップン)のNFTスニーカーです。

中古2足、ミント1足で支出の総計はざっと480000円です。左下の15レベルのRunnerがなかなか高価でした。イタリア製のブランド靴と変わらない・・・
といっても、STEPNのスニーカーの中でCommonのRunnerは最安クラスです。RareのTrainerは200万円くらいですし。
で、この3足のCommonのRunnerがSTEPNの攻略では最も効率的なスタイルの一つになります。
ちなみにこの『攻略』は『初期費用の早期回収及びその後の利益の拡大』を意味します。
スニーカーを3足にするメリット
- エネルギーが増える
- スニーカーが生える
3足持ちのメリットはこの2つです。どちらも実利的なものです。観賞用とか保存用とかの意味合いはありません。
しかし、将来的にNike、アディダス、アシックスとかのブランドスニーカーが提携&解禁されれば、投資用の所持はありえます。てか、STEPN x Nikeコラボが来い!
そして、2022年4月12日にSTEPN X ASICS X BINANCEのトリプルコラボが発表されました。ASICS GT-2000(旧NEW YORK)シリーズはぼくのお気に入りベスト3に入る名品です。

次はアディダス? ナイキですか?!
エネルギーが2から4になる
STEPNで最も大事な能力がEnergy、エネルギーです。これは手持ちのNFTスニーカーの数とレア度で変動します。
え、なに? 「エナジー」ですって? それはモンスターですね。
で、最安のCommonのシューズを買うと、2のエネルギーを貰えて、10分のプレー時間を得られます。
シューズの数 | エネルギー合計 | プレー時間 |
1 | 2 | 10分 |
3 | 4 | 20分 |
9 | 9 | 45分 |
15 | 12 | 60分 |
30 | 20 | 100分 |
シューズなし=エネルギーなしのテストプレーでは報酬を貰えません。チャリンチャリンの源はエネルギーです。
上記のように3足のスニーカーでこの数値が2から4に倍増します。必然的に報酬のゲームトークン=GSTの獲得量も増加します。

1足では原資回収は最短の30日前後ですが、その後の利益の伸びがやや物足りません。
3足では初期支出額、原資回収までの日程、その後の獲得金額、この3つの要素が良いバランスで成立します。
あと、ミステリーボックスの出現率が現実的なレベルになります。→STEPN(ステップン)ミステリーボックス 入手方法は?拾える確率は?
9足は100万円オーバーのなかなかのギャンブルです。あと、日常的にウォーキングやジョギングしない人が45分の運動をサボらずに出来るか? 夏場や? 梅雨に?
ぼくのシューズのステータスと現在のGSTのレートでは48万円の回収日数は約35日です。※スニーカーの修理代込み、サボりなし、1GST/555円で想定。
GSTはゲームトークンです。未来の価格は分かりません。まあ、でも、このSTEPNブームの渦中ではレートはしばらく安定でしょう。日本円が円安でボロボロですしねえ・・・
ミントでスニーカー農場
Mint=ミントは一般的には『ハッカ』、海外オークションの世界では『美品』、NFTの世界では『新しいNFTの作成と認知』を意味します。
最初の2つはハーブのミントですが、NFTのmintはMinting=鋳造です。もちろん、STEPNのMintは後者です。
2足の親スニーカーを掛け合わせて、子スニーカーを生み出せます。

Mintの回数は無限ではなく、1足につき最大7回までです。そして、3回目からコストが上がります。
CommonシューズのMintのコスト表です。
Mint回数 | 0/7 | 1/7 | 2/7 | 3/7 | 4/7 | 5/7 | 6/7 |
0/7 | 200 | 200 | 250 | 350 | 400 | 450 | 500 |
1/7 | 200 | 200 | 350 | 400 | 450 | 500 | 550 |
2/7 | 250 | 350 | 300 | 450 | 500 | 550 | 600 |
3/7 | 350 | 400 | 450 | 500 | 550 | 600 | 650 |
4/7 | 400 | 450 | 500 | 550 | 600 | 650 | 700 |
5/7 | 450 | 500 | 550 | 600 | 650 | 700 | 750 |
6/7 | 500 | 550 | 600 | 650 | 700 | 750 | 800 |
最安は2回目までのミントに限ります。STEPN帝国の靴口統制、ザ・ふたりっ子政策です。この仕様のおかげでSTEPNのスニーカー売り場には2/7のRuunerが大量に出回ります。
最初に2足以上のミント0/7のスニーカーを揃えれば、コストを最小限に抑えて、スニーカーを無限に増産できます。
STEPNのMintの詳しい記事はこちらです。→STEPN(ステップン)Mintでスニーカーを安く増やす ミント費用やシューズボックスのレア度の確立を解説
スニーカー3足までの最安コストと日数
STEPNのスニーカーやジェムの購入は仮想通貨のSOL払いです。このコインの高騰が止まりません。結果、スニーカー価格も加速度的に爆上がりします。
2022年4月現在で低レベル、低個体値、高ミント、最安のRunnerの相場は9~10SOLで、ざっと14~15万円ですね。2月頃の1.5倍です。3足で42万円です。
一方、Mintを利用すれば、2足の親スニーカーから子スニーカーをゲームトークンのGSTで作成できます。正確にはシューズボックスが生まれます。

Mintで生まれるシューズボックスの確率表です。
親A | 親B | Common | Uncommon | Rare | Epic | Legendary |
Common | Common | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 |
Common | Uncommon | 50 | 49 | 1 | 0 | 0 |
Common | Rare | 50 | 0 | 49 | 1 | 0 |
Common | Epic | 50 | 0 | 0 | 49 | 1 |
Common | Legendary | 50 | 0 | 0 | 0 | 50 |
Uncommon | Uncommon | 0 | 98 | 2 | 0 | 0 |
Uncommon | Rare | 0 | 49 | 50 | 1 | 0 |
Uncommon | Epic | 0 | 49 | 1 | 49 | 1 |
Uncommon | Legendary | 0 | 49 | 1 | 0 | 50 |
Rare | Rare | 0 | 0 | 98 | 2 | 0 |
Rare | Epic | 0 | 0 | 49 | 50 | 1 |
Rare | Legendary | 0 | 0 | 49 | 1 | 50 |
Epic | Epic | 0 | 0 | 0 | 98 | 2 |
Epic | Legendary | 0 | 0 | 0 | 49 | 51 |
Legendary | Legendary | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
Common同士の掛け合わせではCommon以上のシューズボックスは出ません。逆にLegendary同士の掛け合わせではLegendari以下は出ません。
次はCommonのシューズボックスから出るシューズの確率表です。
シューズのレア度→ シューズボックスのレア度↓ | Common | Uncommon | Rare | Epic | Legendary |
Common | 97 | 3 | 0 | 0 | 0 |
Uncommon | 25 | 73 | 2 | 0 | 0 |
Rare | 0 | 27 | 71 | 2 | 0 |
Epic | 0 | 0 | 30 | 68 | 2 |
Legendary | 0 | 0 | 0 | 35 | 65 |
CommonのシューズボックスからCommonスニーカーが出る確率は97%、そして、上位のUncommonが出る確率は3%です。
で、上位のシューズボックスには下方修正の確率がありますが、最下層クラスのCommonのシューズボックスにはそれがありません。
3%の当たりが出れば、一撃で資金回収のめどが立ちます。
子スニーカーの特性の確率です。
親スニーカーのタイプ | Walker | Jogger | Runner | Trainer |
Walker | 85 | 6 | 6 | 3 |
Walker | 45 | 45 | 7 | 3 |
Walker | 45 | 7 | 45 | 3 |
Walker | 80 | 6 | 6 | 8 |
Jogger | 6 | 85 | 6 | 3 |
Jogger | 7 | 45 | 45 | 3 |
Jogger | 6 | 80 | 6 | 8 |
Runner | 6 | 6 | 85 | 3 |
Runner | 6 | 6 | 80 | 8 |
Trainer | 25 | 25 | 25 | 25 |
同系統の親スニーカーの掛け合わせから生まれる子スニーカーのタイプ遺伝率は基本的に85%です。希少なTrainerだけは意図的に25%です。
Runner x RunnerからTrainerが生まれれば、再販時の価格や日頃の取り回しが非常に楽になります。
まあ、うちの子は普通に正統後継者でしたが。

でも、Efficiencyの数値がほぼ満点です。まあ、普通の子です。
このミント0/7のスニーカーがあれば、GSTだけで靴の増産が可能です。親と子、子と子、孫と子のような掛け合わせでコスト200GSTの永久ループが完成します。
- 9足まで増やす
- 3%のUncommon狙い
- 3%のTrainer狙い
- 高個体値
- 双子(低確率で2つのシューズボックスが出る)
高価なガチャですね。
STEPNスニーカー3足持ちのデメリット
「靴にそんな莫大なお金を払えません!」
革靴やスニーカーに大枚を叩く前のぼくの率直な意見です。履き物の魅力に覚醒した後ではこうなりました。
「え、このイタリア製のカーフレザーのハンドメイドの靴がたったの15万ですか?!」
そんなぼくもデジタルなNFTスニーカーには易々と50万を払えません。で、3日ほど悩んで、追加しました。
STEPNで最も安い低レベル、低個体値、高ミントのRunnerが約14万円です。イタリアや英国のブランド靴より手頃ですが、一般人には安い買い物ではありません。
3足分のシューズの代金はデメリットです。
それから、エネルギーが4になると、プレー時間が倍になります。20分の運動が日課にならないと、機械損失が発生します。
エネルギーは6時間ごとに25%ずつ回復しますが、超過分はプールされません。ウォーキングやジョギングのサボりは損失です。
これからの梅雨、真夏が鬼門ですね。ぼくは稼げるなら、雨風を厭いませんが。フードデリバリーより圧倒的に楽ですし。
STEPNの3足持ち作戦のまとめ
STEPNの3足持ちのメリットです。
- エネルギーが増える
- GSTの報酬が増える
- Mintが捗る
- 原資回収後の利益が伸びる
計算のエネルギー、運のMintです。
デメリットです。
- 初期費用が嵩む
- サボると損する
総合的に3足のCommonでSTEPNを始めるのはおすすめです。特に2足購入、1足Mintは必勝パターンの一つです。
逆に2足稼働、Uncommon1足はハイリスク、ローリターンです。1足で安く始めるなら、Commonでちまちまやりましょう。30日弱で原資を回収できます。