シルベストサイクルは京都、梅田、箕面に店舗を持つロードバイク専門店です。
カンザキ系はファミリー向け店舗の千里店や本店、小径車の伊丹店なんかにジャンル分けされますし、一条サイクルはトレックストアだとかSALSAのディーラだとかしますが、シルベストはほぼロードバイクオンリーです。
ベックオン、ウエパー、ワイズロードより冷やかしのハードルは高めです。全体にスポーツ嗜好が強めです。まず、シルベストのオフィシャルページがまじめなイベントや走行会の告知がでーんと来ます。走ってなんぼ、そんなふんいきです。
箕面店の立地が良い証拠でしょう。北摂の主要サイクリングルートのハブみたいなところにあります。店から直行できるし、店に立ち寄れる。販売店兼ベースメントです。
一度、ぼくはキューズモールの店に行きましたが、ロードバイク至上主義的なふんいきと戸口のところでドフリーな店員さんの目線をガラス越しにひしひしと感じて、すごすご通り過ぎました。
あー、ビビッた! ビル1階の奥まったテナントの梅田店のがまだ気軽ですわ。

桜橋のシルベストサイクル梅田
ここは2017年4月にハービスに移転しましたね。
で、このシルベストサイクルがなんとミナミにニューオープンします。
なんば高島屋5階スポーツコーナーにシルベストなんば店がでっかくオープン!
シルベストサイクルのオフィシャルの告知はこんなです。
場所は難波高島屋の5Fです。ここはスポーツ売り場です。この一角に33坪の床面積で店が出来ます。
品揃えは完成車、アパレル、アクセサリです。てっきりアパレルと小物だけだと思いました~。アフターメンテの自転車持ち込みが難しくなりますからね。直近のエレベーターに自転車を持ち込めるようです。へー。
オープンは3月1日です。スタッフは常勤4名です。おー、フルタイムの人員がこの時代に良く集まりましたねえ。サイクルハンター大阪店に分けてあげて~、ははは。あっちの人員は甲子園店にいたお兄さん一人きりです。
梅田、堀江、北摂の自転車屋さんはすでに飽和気味です。オンロードからMTBの有名店までひとしきりですし、カンザキと一条の主要店があるし、あさひとダイワもひしめき合う。
裏腹になんば以南は手薄です。ウエパー、アクオード、ラビストの住之江界隈までぽっかり空白があります。さらに南進すると、自転車屋より代理店とメーカーが増えますね、堺国のシマノを中心に。
それか、店があっても、常連や古株だけが通うような穴場的名店しかないか。初心者、ノット本気ライダー、いっちょかみニューカマーが気軽に行ける店が多くありません。げんにその代表格のぼくが思いつかない。
まあ、環境的に北大阪に店が集中するのは宿命です。京都、神戸へのアクセスの利便性はこっちにありますからね~。ミナミ以南から行けるのは奈良か和歌山です。山、山、山です。
淀川、武庫川、猪名川、神埼川のサイクリングロード、五月山、有馬、六甲のクライム、ロングライドのステイタス的なビワイチ、アワイチ、JRや私鉄で輪行、万博のサイクルモード、服部緑地のシクロジャンブル・・・
うーん、やっぱし、北大阪に軍配が上がりますねー。ミナミ界隈から交通の要所の淀川十三付近への距離は遠くありませんが、ごちゃごちゃカオスの大阪市内縦断が大儀ですわね~。
とはいえ、あべのにラビットストリートが出来ましたし、このシルベストがオープンすれば、スポチャリ不毛の地のミナミが活気付くか?
例のごとくオープン後に冷やかしに行ってみますわ~。3月1日はサイクルモードの直前だなあ。
店頭はスペシャラ、ピナレロ、コルナゴおし
で、オープン初日にはやばや押しかけました。限られた時間の中で御堂筋をぶっちぎる!

御堂筋わきの花壇と銅像
わけにも行きません。道路左端の駐停車が山盛りですからね~。側道の交通量自体はそれほどじゃありませんが。
ちなみに御堂筋沿いに無造作に立つ銅像は近現代の著名な芸術家のものばかりです。高村光太郎とかロダンとかルノワールとか。上のはブールデルの作品です。
高島屋前です。

なんば高島屋
毎度、正面のスクランブルに突っ込むのはおっくうです。ここと休日の大丸前が難所ですわ。
さて、シルベストのオープンに伴って、エレベーターの一部が自転車持ち込み限定OKになります。該当のエレベーターは東口です。LOFTのまんまえです

自転車持ち込みエレベーターがある高島屋東口
地図ではこの近辺です。
ほかのところから入ると、化粧品売り場や婦人服売り場をえんえんたらい回しにされます。ロードの格好でこれらをほっつき歩くのはきついものです~。
エレベーターホールに看板があります。

自転車持ち込みのただし書き@高島屋東口エレベーター
けっこうな優遇措置です、シルベストサイクル。これで違和感なく5階の売り場まで直行できます。
ただし、このエレベーターはなかなか来ません。ぼくが待つうちにがっちりロードの服装をした3名ほどの小隊がやって来ました。
ぼくは気まずくなって、エスカレーターに回っちゃいました。あのファッションで婦人服売り場にはうろちょろできまい。勝った!
はい、シルベストサイクルなんば高島屋店です。スポーツコーナーの一角です。良い位置に入ったなぁ。

シルベストサイクルなんば高島屋店
どーんと迎えてくれるのはスペシャラのS-works Venge ViasとコルナゴのConseptです。左の展示車はピナレロ三昧です。
推しはスペシャライズド、ピナレロです。この二つが看板のようです。あとはビアンキ、コルナゴですか。ロードばかりです。
この柱の裏手にパーツ類があって、左手にウェア類があります。
やはり、デパートのテナントらしく高級ラグジュアリー路線です。お高バイクが中心です。庶民ピーポーが来やすいふんいきじゃありません。お金持ちさんが行ってください。
ぼく的にはこっちのがおなじみです。ビックカメラのチャリコーナーです。シティからロードのパーツ類がわりにあります。FELTとかもあります。
ぼくはここでスマホホルダとマルニのルブを買いましたね。

けっこうでっかいビックカメラなんば店の自転車コーナー
で、ちょうどお昼時を迎えます。日本橋のインド料理屋シンズキッチンでカレーランチを食べましょう。

シンズキッチン入り口
入り口はこんなですが、中は広々ですよ。
ターリーサモサを頼みます。ここのマトンには臭みがぜんぜんありません。

ターリーサモサ キーマ&マトン
ナンです。

食い応えのあるもっちりナン
950円です。味、量、いずれが満足なカレーランチです。おすすめ!