海外にはたくさんのおもしろいアプリやWEBサービスがあります。自転車、登山、ランなどの愛好者にはフィットネスアプリのSTRAVAはおなじみです。

To The ENPAGE Strava データ
ルート作成、セグメント、リーダーボード、おもしろい要素がてんこもりです。
で、これひとつで無味乾燥なトレーニングをゲーム感覚にできちゃいますが、別のアプリやサービスと連動させると、たのしさを二倍三倍にUPできます。
RELIVEって?
STRAVAと連動できるもののなかからRELIVEを紹介しましょう。これは動画作成サービスの一種です。
GPSで記録したルートのデータと3DマップをMIXして、疑似的な俯瞰のナビゲーション動画を作成するってものです。
ユーザーの手間はルートデータの設定やアップロードだけです。RELIVEがさくっと動画作成してくれます。公開先は独自のサーバーシステムです。YOUTUBEじゃないよ。
ローンチは2016年です。待望のジャッパニーズ版が2018年10月にスタートしました。設定や動画作成のなやみの種が消えます。ヤッタネ!
実際、ぼくは前に英語版から登録しましたけど、アルファベッツのまえにあえなくざせつしました。
で、この機に最初からRELIVEのアカウント登録、各種の設定、STRAVA連動から動画作成・SNS貼り付けまでの手順をおさらいしましょう。
RELIVEの登録
RELIVEにはPC版とアプリ版があります。アプリ版はiPhoneとandroidに対応します。ぼくの端末はandroidです。GOOGLEストアからRELIVEをダウンロードします。

RELIVEアプリ日本語版
基本機能は無料です。RELIVE CLUBから有料サービスやRELIVEショップを利用できます。初心者やひやかしさんは無料で利用しましょう。
ログイン画面です。

RELIVEアプリ日本語版ログイン
FacebookやGoogleアカウントと同期できます。はじめての人はそれらかメールでサインアップしましょう。ぼくはメールで登録します。てか、以前のアカを復活させます。
STRAVAと連動
最新版のRELIVEではアプリからアクティビティを作成できます。しかし、国内のユーザー数はRELIVE <<< STRAVAです。
で、基本的にSTRAVAのデータを上げることになります。ぼくはPC版で以前に同期を済ませました。この画面が出ます。

STRAVAアクティビティから動画作成
はじめての人は右下の『設定』から『接続されたトラッカー』をタップします。すると、いろんなフィットネスサービスの一覧が出ます。もちろん、STRAVAがイチオシです。

外部サービスと連動
このとき、STRAVAのアプリかブラウザからSTARAVAアカウントへの接続をもとめられます。つまり、さきにSTRAVAなりなんなりに加入しないといけません。

STRAVA同期
OKです。設定内にSTRAVAのマークが出ました。

RELIVEの設定
Relive Clubの料金は月額11ドル
各種項目は説明不要でしょう。いちばんしたの黄色文字『Relive Clubに参加する』が月額課金やショップへのいざいないです。

RELIVE CLUB設定画面
月額11ドル=2018年10月の為替換算で1200円てとこです。まあまあの課金コンテンツです。
で、かんじんのRELIVE CLUBの特典は過去のアクティビティの動画作成、アップ済みの動画編集、HD動画、動画速度変更です。ヘビーユーザー向けですね。
STRAVAのアクティビティを公開する
RELIVEはほかのアプリやサービスと連携しますが、RELIVEのアプリから元データをいじれません。保全の面からこれはあたりまえです。
で、STRAVAのデータをいじるにはSTRAVAのアプリやPC版に入ります。動画を作成するアクテビティをえらんで、”Private actvity”をチェックします。

Private activityをオフ=全員に公開
ぼくはデフォルトでSTRAVAのライドデータを未公開にしますから、アクテビティはつねに自分だけの非公開設定で記録されます。
で、非公開のアクティビティは公開されませんから、外部のアプリやサービスには反映されません。あたりまえ。閲覧できないのに利用できるのはへんですし。
このPrivate activityをオフにすると、Reliveへデータを移せます。PC版では公開設定を『全員』にします。

OFF=公開
連動がおわると、この通知が来ます。ロケット花火だあ?

RELIVEの同期通知
で、RELIVEのホームにSTRAVAのアクティビティが反映されます。現時点では日付が海外式に日→月→年でならびますね。機械翻訳では定番です。

動画作成選択
動画の条件は、
- パブリックにアップロード
- Reliveに登録されているのと同じアカウントでトラックする
- 1km以上
- 12時間未満
です。非公開、別アカ、1km未満、12時間以上のデータはむりです。
大昔のアクティビティを同期できるか?
て、この時点でひとつの疑問がうかびあがります。今回、ぼくは手持ちのSTRAVAのアクティビティを公開にしたら、RELIVEに反映できました。
じゃあ、これは過去データのインポートじゃないのか? 有料サービスになる? 課金?! 課金ですか?!!
いや、GOOGLEにはクレジットカードの設定しませんし、RELIVEもSTRAVAもFREE版です。これは無料サービスの範疇のようです。
ためしにどの過去まで同期できるかを試します。2018年10月14日のレポートです。
- 2018年10月2日 〇
- 2018年9月22日 〇
- 2018年8月2日 ×
- 2018年1月24日 ×
- 2016年5月21日 〇
うーん、法則がわからない。とりあえず、一か月以内の日付はOKぽいです。Relive登録以前の2016年のSTRAVAデータがなんでOKでしょう? なぞ。
動画作成
動画を作成しましょう。アクティビティのえんぴつマークをタップします。

動画作成選択
タイトルや写真を設定します。ここでの写真は動画内でダイジェストされます。

オプション指定
また、写真に撮影ポイントの位置情報があれば、動画のルートのそのポイントにその写真が入ります。
項目をうめて、右上の作成を押します。

動画作成中
1時間から数時間で動画ができあがります。ちーん。スマホにアラートが来て、登録アドレスにメールが来ます。

RELIVEの動画完成の通知
ホームのホームの画像のもやがはれて、くっきりクリアになります。

上・作成済み 下・作成前
アプリ内で再生できます。形式はMP4です。

RELIVE-動画再生
したのボタンからSNSへ埋め込むとか、動画をダウンロードするとかできます。容量は30秒/15MBくらいです。

RELIVE再生画面
Twitterにうめこみました。
Relive日本語化したので、テスト動画上げてみました。 #relive https://t.co/1ZzCoHEdWj
— B4C.jp (@asari_asaru) 2018年10月13日
73km/hはGPSの完全に計測ミスです。STRAVAに心拍データやパワーデータがあれば、動画内の表示項目が増えます。ステータス好きにはびんびん来ますね!
STRAVAプライバシーゾーン内のRELIVE動画は?
動画公開の気がかりはプライバシーです。STRAVAのプライバシーゾーンの走行データは動画に出るか?
プライバシーゾーン内でゴールしたアクティビティを動画化してみました。

STRAVAプライバシーゾーンとRELIVE動画
左がRELIVEの動画のゴール地点、まんなかがSTRAVAのPC版のアクティビティの詳細、右がSTRAVAのプライバシーゾーンの範囲です。
左の動画とまんなかのマップの緑の線が国道423号線です。STRAVAの自分向けのライドデータはこれを越えてゴールします。
一方のRELIVE動画は423号線の手前で終了します。右下の大阪府吹田市芳野町周辺1kmのプライバシー設定がRELIVE動画でちゃんと効きました。一安心。
が、やっぱし、自宅や職場のドアtoドアのアクティビティを動画化するのは個人情報的にビミョーです、STRAVAしかり、RELIVEしかり。
ここに気を付ければ、いろいろあそべます。おためしあれ。