メリダのロードバイクの時代が来た! 実力は折り紙付き 評価は???


スポーツバイクの本場は欧米です。では、自転車製造の本場はどこでしょう? はい、中華です。世界最大手のトップ3は中国と台湾に集中します。

 

トップの大巨人GIANTにつぐ世界2位の自転車製造業者が同郷のMerida、美利達、メリダです。ちなみに3位は中国本土のXDSです。知らない? CBあさひが取り扱いますのに?!

 


メリダのイメージ

 

そんなふうにメリダは堂々の二番手ですが、トップのGAINTの圧倒的な知名度に隠れて、インパクトを欠きます。バイクやブランドのイメージやインプレがぱっと思い浮かばない。

 

が、近年、沖縄出身のトップレーサーのユキヤ・アラシロがメリダのバイクでツールドフランスや国内外の主要レースに出場を重ねて、着実にPRを重ねます。今やメリダ=ユキヤのバイクです。

 

メリダの過小評価的な知名度の低さや印象の薄さは国内販売の歴史の浅さに由来します。Meiridaブランドの本格販売はざっと10年未満です。国内正規代理店はしにせのミヤタ自転車です。

 

2015年頃からあからさまに販売体制が強化されました。今やあさひみたいな量販店から地元の小規模チェーン店、プロショップのショーウィンドにまでメリダがあります。

 

BECKON 外観

 

GIANTを取り扱わない店舗のGIANTの代用品の側面もあります。ネット通販は条件付きでOKです。ぽちれるツールドフランス参戦バイクブランドの一角です。

 

独自販売体制のMGB

 

メリダの販売の仕方におもしろい形式があります。MGD、Merida Grobal Dealerの略称です。一部のショップはこのGBDの特約店です。おりおりに30%割引が発動します。

 

ただし、このGBDモデルの販売は通販不可になるとか、一定期間になるとか、数量限定になるとかします。店頭訪問、対面販売のユーザーを価格面で優先するネット時代の取り組みです。

 

で、メリダのバイクはもともと良心的ですから、このGBDのブーストを受けると、一気に最強コスパバイクの上位へランクインします。

 

総合力は実質最強?

 

21世紀以降、欧米の自転車屋はつぎつぎブランド屋、設計屋に鞍替えしますが、中台の大手は自転車製造のノウハウをガチっと維持します。屋台骨が自転車メーカーです。

 

むしろ、この3社や関連企業が稼働しないと、自転車産業が終焉します。クロスバイクは10万に、アルミフレームは20万に、フルカーボンロードバイクは50万になりましょう。

 

で、メリダは欧米の人気ブランドのOEMをします。得意先の経歴にはシィウィン、キャノンデール、アンカー、センチュリオン、スペシャライズドなどの豪華メンバーが並びます。

 

リストの中の注目はスペシャライズドです。アメリカ自転車御三家の一角で、人気と実力を兼ね備えます。オンロードもサイキョー、オフロードもサイキョー、ホビーバイクもサイキョーです。

 

同社の株式の49%はメリダのものです。つまり、スペシャラ≒メリダです。つまりすなわち、このアメリカのサイキョーバイクを作れるメリダは実質的に世界サイキョーの自転車メーカーとなります。

 

モデル別メリダのロードバイク

 

メリダのメリダ名義のロードバイクのトップレースの参戦は2013年です。チームはランプレメリダです。現バーレーンメリダです。ロードレース界では若手のニューカマーです。

 

  • チーム:Bahrain-Merida
  • スタンダードモデル: Scultura
  • エアロモデル: Reacto
  • エンデュランスモデル: N/A
  • TTモデル: Warp TT
  • 通販: ○

 

これ以前のメリダ名義バイクの活躍の場はオフロードです。クロスカントリーのチームが伝統的に強力です。海外ではメリダ=MTBです。

 

といって、この海外メリダのオフロードの活躍期間は国内の前世紀末のマウンテンバイクブームから2010年以降のロードバイクブームまでのながいスポーツバイク暗黒時代とかぶります。

 

必然的に国内メリダのイメージは一般ユーザーにはユキヤのロードバイク、自転車業界人にはスペシャライズドの製造元てことになります。

 

軽量、汎用、質実

 

ロードバイクのフラッグシップはエアロのREACTとオールラウンダーのSCULTURAです。売りは軽量さです。Scultureの限定モデルは5kg切りをやってのけます。MTBのXCバイクは9kgアンダーです。

 

大手メーカー系はカーボンパーツを自前で作れます。車体の軽量化は比較的に容易です。4kg台の完成車は公式レースには出られませんが、軽さはばつぐんの訴求力を持ちます。

 

メリダのバイクのもう一つの特徴が手堅さです。アメリカ御三家がこぞってやる独自規格BBやオリジナルホイールをしません。各部は汎用的です。コストダウンの一環でしょう。

 

反面、革新性や斬新さはアメリカのバイクに劣りますし、ブランド力やラグジュアリー感はヨーロッパのバイクに譲ります。

 

軽量な良コスパの手堅い実力派、それがメリダのロードです。また、ニュージャンルのオールロードバイク、e-Bikeが抜かりなくぞくぞく登場します。ミヤタの電動MTBもMerida製ですね。

 

で、メリダは通販OKですから、アマゾンに在庫があります。サイキョーバイクメーカーのロードが1ポチで自宅に届く・・・ある意味、シュールです。