Lezyne、レザインはアメリカの自転車アクセサリ屋さんです。十年そこそこの若い会社ですが、おしゃれで斬新なアイテムで好評を取って、一躍に人気のブランドになりました。
得意分野はライト、フロアポンプです。都会的なファッショナブルさ、スタイリッシュさを加えて、やぼい機材をモダンなオブジェにしちゃいます。
方向性は完全にMACやiPhoneです。ミニマル、スマートなビジュアルです。おしゃれなオフィスのフロアにベターなアイテムです。こんなのはお呼びじゃありません。

シティのおしゃんなデザイン事務所のおしゃんなフロアのおしゃんな観葉植物のかたわらにこんなのがあろうなら、スタッフのセンスが根本から疑われます。画竜点睛が欠けて、説得力がなくなりますね、うん。
しかし、この足踏み式の空気入れは何気にすごいビジュアルです。チューブのしましまのホームセンター感がえげつないところです。はい、購入場所はホームセンターです、ははは。
かようにレザインのおしゃんフロアポンプはおしゃれオフィスの救い主です。また、この去年ごろからサイクルコンピューターの販売が始まりましたね。
が、ちまたの評判はいまひとつのようです。デザインの斬新さが物足りない、OSがよろしくない、ちっさすぎetcがささやかれます。
お値段は10000円から30000円です。いちばん人気のGarminより手頃で、われらのキャットアイと同クラスです。
ただし、向こうはしにせの総合自転車アクセサリ屋で、サイコンのアドバンテージを持ちます。デザインを尖らせるか、使い勝手を上げるかしないと、なかなかごそっとシェアを奪えませんね~。
というより、昨年末からLezyneのサイコンの日本語版の情報がはたと聞かれません。ローカライズの遅れでしょうか。うちらはグローバル版で構いまへんで~、国内保障だけをしてくれれば~。
レザインの代理店のダイアテックプロダクツのホームページにもアナウンスが出ません。動向は3月のサイクルモードや、台北サイクルショー以降でしょうかね?
レザインのライトを購入
寒い時期が続きまして、自転車は本格的にシーズンオフでして、体と心がサイクリングモードになりません。はかどるのはメンテナンスとお買い物だけです。
じゃあ、久々に英国ストアのChain Reaction Cyclesで安パーツ漁りをしました。手袋、ライト、そのほかです。

取り急ぎは手袋です。サイクリング&ジョギング用にします。ほかは予備や衝動買い、送料無料の帳尻合わせです。
このLezyneのライトがセールでした。

ライトが一台分しかなくて、クロスバイクとミニベロの付け替えがいちいち面倒です。しばしば付け忘れて、そのまま出て行って、出先で気付いて、明るいうちにマッハで帰宅するはめになります。
あと、いまのライトはボタン電池式ですが、バッテリが意外と持ちませんねー。そして、消し忘れると、一気に消耗してしまう。そしてそして、ずぼらなぼくはよく消し忘れる。・・・
てことで、USB充電式のやつを購入しました。

じゃあ、もうばんばん消し忘れられますね! パソコンで充電できますし、スマホ用のアダプタでコンセントから充電できます。たまたまサムスングのアダプタが引き出しから出てきます。いつのだあ?

ギャラクシーが元気だったころの思い出メモリーです。いまや単なる発火装置です。バッテリーみたいな基礎的な装置になんで致命的不具合が出ますかね? ものすごーくいまさらな感がします。大企業だのに!
USB側からライトの構造を見れます。アルミのガワにライト部を詰め込んだ、みたいな構造です。

プラスチックや樹脂でするところをわざわざアルミでメタリックにするところがザ・レザインスピリッツです。ノットキャットアイ!
このLezyne KTV Drive Proは最大70ルーメンです。正味、夜道のかっとび選手権には明るさ不足ですが、無灯火予防のおしゃれなポリ避けタリスマンには十二分です。
これを買うと、もう電池式やキャットアイに戻れません。GPSサイコンの正規版がアマゾンに早く来ないかな~。