LEZYNE MEGA GPS レザイン新型サイコンはシャープ液晶で大画面化!


2018-2019シーズンのGPSサイコン界がにわかに戦国時代の様相を呈します。

 

  • 台湾Acerのサイコン第二弾Xplova X3
  • 本命GARMINのモノクロミドル級Edge 130
  • 新興Brytonの王道なGPSサイコンRider 410

 

春先からこうゆう2-3万のミドルグレードの注目株が相次ぎます。いずれが旧来のモデルの弱点や不満を解消・補完して、すなおにアップグレード&多モデル化します。

 

このサイコンの乱にアメリカのLezyne社が二台の新型を投入します。MEGA C GPSとMEGA XL GPSです。

 


Lezyneの新型サイコンMEGAシリーズ

 

Lezyne、レザインの本業は自転車アクセサリ屋さんです。看板商品はイマドキ・スタイリッシュなフロアポンプです。ぴかぴかポリッシュ!

 

ぼくはここのミニポンプを持ち歩きます。質感、大きさ、機能性、いずれが高得点です。機能美、てコトバがすごく似合う。

 

Lezyne Lite Drive

 

そのほかの売れ筋はライトやマルチツールです。レザインはこれらの本業で力をつけて、満を持して、サイコン市場に攻勢を掛けます。日本上陸は2017-2018シーズンです。

 

後発の参入組らしく全部の商品がGPS付きサイクルコンピューターです。明確な強みは軽さ、コンパクトさ、価格です。

 

とくに最小のLEZYNE Mini GPSは29gしかない。「なくした!」とか「おとした!」とか「ジャージと一緒に洗濯してもーた!」とかて海外ユーザーのなげきがちらほら見受けられます、ははは。

 

 

日本上陸後のレザインサイコンの評判はおおむね好評です。既存のLEZYNE愛用者、若い人、ガーミン外しの第一候補に定着します。

 

内外価格差のギャップのすくなさも好印象です。へんなローカライズが金になった時代は数年前に終わりました。

 

ざんねんポイントは液晶のチープさとナビのぽんこつさくらいです。

 

液晶が大型化&シャープ製に

 

そんなレザインサイコン日本版第一世代の不満のひとつがおなじみの日本の技術で解消されます。新型MEGA GPSシリーズの液晶がなんとシャープ製になりました!

 


 

鴻海精密工業の傘下になったシャープは大阪府大阪市の企業でした。現在の国内拠点は堺市にあります。ここには超大型の工場があります。

 

そして、ご存知のように堺はシマノのおひざもとです。日本ユーザーはふんわりとした連想ゲームでなんとなく親近感を覚えます。

 

で、シャープは世界屈指の液晶屋さんです。テレビやスマホのAQUOSシリーズをながなが作り続けます。世界の亀山工場のころが同社のピークです。

 

副業でプラズマクラスター屋さんをします。プリンターへの搭載は業界の一部をざわつかせました。以降、売り上げがシャープに落ち込みまして、あえなく鴻海の軍門に下りました。

 

このシャープ製のディスプレーのMEGA XL GPSは2.7インチの400x240pxです。BRYTON RIDER 530が2.6インチ、XPLOVA EVO5が3インチです。

 

このようにミドルグレードのサイコンが大画面化の一途をたどります。これはスマホの流れに似ます。コンパクトさより見やすさと押しやすさが重要です。

 

ちまたのサイクリストの平均年齢は高めです。小さい暗い文字はおじさんの目にはフレンドリーではありません。

 

もっとも、最高峰サイコンのGARMIN EDGE 1030が3.5インチです。これはアップルの第四世代のスマホのiPhone 4とどっこいです。

 

で、これが2010年の商品です。そして、2018年のEDGE 1030が3.5インチです。じゃあ、2025年頃にはサイコンが5インチの4Kとかになりましょう。カメラ付き、動画撮影OKとかになりそう。

 

XLのおまけ機能に縦横表示があります。でも、伝統的にサイコンの画面は縦です。そもそも手と目がスマホの縦型操作と画面に慣れちゃって、横向きがしっくり来ません。

 

バッテリーは驚異の48時間

 

Lezyneサイコンのもうひとつの特徴が駆動時間です。旧来のSUPER GPSさえが業界最長クラスの24時間です。

 

MEGA XLの駆動時間はこれをゆうに上回ります。なんと二倍の48時間です。東京大阪キャノンボールとか超長距離の『ブルベ』とか充電をすっぽかすズボライダーにもってこいです。

 

でも、超長距離ではスマホが先に力尽きますから、予備のモバイルバッテリーは必須ですから、サイコンの単体のべらぼうな駆動時間はそんなに重要じゃありません。気休め。

 

カラー版のMEGA C GPSの駆動時間は35時間です。こちらもシャープ製の液晶です。かんじんの実機の解像度は・・・うーん、PC越しではよく分かりません。

 

デジタルデバイスの実機の画面のきれいさはネットで判断できないもののひとつです。情報を出す方の写真の撮り方、見る方の閲覧環境で二重のフィルターがかかります。伝言ゲームみたいにあやふやだ。

 

国内のLezyneサイコン第一弾のカラー版MICRO COLOR GPSの商品画像がモリモリのマシマシで、あわい失望を購入者に与えました。

 

 

そのせいか今回のMEGA Cのキービジュアルは控えめです。

 

価格は24000円

 

モノクロ大画面のMEGA XL GPS、コンパクトなカラーディスプレーのMEGA C GPS、いずれが税別24000円、税込25920円です。

 

個人的にはモノクロ版がおすすめです。コントラストの良さ、バッテリーの持ち、画面の大きさ、このだいじな三項目がカラー版を抑えます。

 

オフラインマップとナビ実装

 

LEZYNE MEGAシリーズには待望のマップ機能が実装されます。データはプレインストじゃありません。利用者が部分的なマップデータをスマホ経由でサイコンのストレージにアップロードします。

 

これは今後の地図データのスタンダードでしょう。フルの詳細データは大きくなりますし、高くなります。結局、使い勝手はGoogleマップにはぜんぜん適わない。

 

地図屋さんは有料データをエリアごとに部分的に格安販売しませんし。紙地図では関東エリア、関西エリアとかの個別買いがふつうですけど、デジタルでは日本全国まるまる抱き合わせです。

 

GARMINのプレインストの日本詳細道路地図 City Navigator Plus microSD版てデータの単体販売価格は19000円です。地図たっか!

 

逆に考えましょう、「サイコンの地図とナビには発展の余地がある」と。もう10年前後の成熟期間が必要です。

 

おまけにロードバイクの通り道はハイカーやランナーやMTBerより限定的です。ナビは自転車で通れる道を手当たり次第に案内しますが、ローディはかいてきに走れる道しか許容しません。

 

このギャップは数年では埋まらない。国内のGoogleマップの自転車ルートさえが恒久的に未実装ですし。

 

中級サイコン、どれを買う?

 

このMEGAシリーズの出荷時期は7月以降になります。順次にアップデが入って、地図配布は秋口にずれ込みます。

 

後半のベストシーズンには主要各社の新型ミドルグレードサイコンがでそろいます。まあ、このジャンルに機能面の大外れはもうありません。

 

となると、案の定、色とかデザインとかロゴが決め手になっちゃいますね。ぼくはLezyneかGarminを選ぶかなー。

 

それから、限定カラーはイエローとピンクです。なんでそんなポップな色だあ?! はい、黄色はHUMMERツールドフランスのテーマカラー、桃色はジロデイタリアのテーマカラーです。

 

Brytonは高機能でグッドコスパですが、差し色のオレンジが人を選ぶ。Xprovaは未知数だ。あ、WAHOOもあるよ~。

 

て、選択肢がむやみに倍増します。