GIROがシームレスの新型メッシュシューズを発表 Empire EC70


GIROはアメリカのカルフォルニアの自転車とウィンタースポーツのアパレル屋さんです。とくにシューズが有名です。ここの自転車シューズは自転車界にシューレース革命をもたらしました。

 

以前の自転専用シューズはべりべりテープのベルクロやラチェット式のバックルのやぼったいorハデハデな専用機材でした。自転車乗り感が丸出しになります。おしゃれではない。

 

GIROはシューレース式のふつうの靴、レーザースニーカーみたいな自転車シューズを出して、各方面から絶大な支持を集めました。非常にスタイリッシュでファッショナブルです。

 

Giro Empire ACC バイクシューズ メンズ US サイズ: 43 カラー: レッド
  • Giro
  • 価格   ¥ 43,638
  • 販売者 ★グローバル・ジャパン★
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このルックスと靴紐タイプのフィット感がバカ受けして、大人気ブランドに上り詰めます。いまやいちばん人気の自転車シューズです。

 

SHIMANOの新作シューズはこのGIROのデザインの影響をもろに受けます。従来のださいシマノのイメージから脱却して、スタイリッシュ路線にまいしんします。

 

SHIMANO(シマノ) RT400MG SPD ビンディングシューズ 42(26.5cm) グレー ESHRT4OC420SG00
  • シマノ(SHIMANO)
  • 価格   ¥ 12,400
  • 販売者 ジテンシャデポ
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ハデハデスポーティ路線のウェアが不人気

 

ちまたの自転車アパレルの路線はこんな高級スタイリッシュ上質系ミニマルシンプル路線になります。ウェアではRaphaが大人気です。

 

ハデハデプリント、でかデカデカスポンサーロゴのチームレプリカジャージ、旧態依然のベルクロ・バックルシューズ! てのは人を選びます。

 

無敵艦隊のTeam Skyのユニさえがネイマールのユニみたいにばかすか売れません。わりと運動好きの男目線から素直に言って、「なんかださい。着たくならない」て思います。女子的にはむりゲーでしょう。

 

これはTeam Skyのジャージに限りません。トップの18チームの全部のレプリカがそうです。機能は最高級、自転車に最適でしょうが、ファッション性はスポーツウェアの中の下です。ステイタスが身内にしか通じない。

 

もしか、同じハデハデ路線を選ぶなら、オンロード系よりヒャッハーなオフロード系のウェアを選びますね、ぼくは。

 


Troy Lee Designs Moto Caustic Jersey SS16

定価 5039円
割引 52%
特価 2419円

※2017/08/29 11:23:40のの価格

 

なんかアメリカンヒーローぽいコスプレ感がグッドです。ネタで着れます。ロード系のハデハデジャージはこのレベまで行きません。さすがのフォーマルジャンルです。

 

まあ、GIROとRaphaの躍進がすべてを物語ります。くしくもRaphaのえらい人がインタビューで同じようなことを言います。

 

「ユーザーはそんなにハデなレプリカジャージを求めていない」

 

シームレスアッパーの化繊メッシュシューズ

 

GIROのシューズに新しいモデルが出ます。シームレスアッパーの化繊シューズです。

 

 

Knit=ニット、まあ、日本ではメッシュです。通気性と速乾性に優れます。防水、防寒性は無です。

 

いちばんの売り文句は『シームレスの一体型アッパー』です。アッパーてのは靴の上側の部分の総称です。アッパーとソールが靴の二大パーツです。

 

GIROの新型のアッパーの展開図がこんなです。

一体型アッパー

 

左右が一枚岩です。ヒール(画像の上部)のところで縫いとめて、カバーやソールで覆います。人目からシーム=縫い目は完全に隠れます。ゆえのシームレスです。

 

一般的な靴のアッパーはつま先、左右、ヒールと3-4ピースに分かれます。ブーツや革靴でこの構造がよく分かります。

 

コットンやレザーなどの天然系素材のシームレスシューズはレアです。皮は牛や羊に最適な形であって、靴に最適な形じゃありません。

 

大きい皮を一枚で取っても、サイドにベストな柔らかいところをサイドに、つま先にベストな固いところをつま先にはなかなか出来ません。そんな大判の皮は貴重です。

 

真シームレス、擬似シームレスの一体型アッパーはだいたい化繊のメッシュです。ランニングシューズは典型的なシームレスアッパーです。

 

asics New York GT2000

 

て、化学繊維は繊維の方向性や造詣の自由度に優れます。レザーやコットンの繊維の方向は限定的です。この事情はフレームのカーボンと金属の差に似ます。

 

上記の記事の画像のようにGIROのシューズのアッパーのパターンは箇所で違います。一枚ものの生地の中でパターンを自由に変えられるのが化繊の最大の利点です。

 

また、シームレス化で見た目の一体感と共に履き心地の一体感を向上できます。縫い目、つなぎ目、のり代、縫い代、こうゆうささいなものが意外とストレスフルなノイズになります。

 

靴のなかに砂利がひとつ入っても、靴下がちょっとよれても、キモチワルイごろごろ感やアタリが生まれます。長時間のライドではこんなノイズがボディブローのように利きます。最悪、靴擦れだ。

 

GIROは『靴下のようなフィット感』をうたいます。それはちょっと大げさですが、シームレスアッパーとシューレースでランニングシューズ並みのフィット感はありますね、きっと。

 

メッシュの弱点で防水と防寒は苦手です。メッシュの得意分野は防水でなく、排水・速乾です。寒さ対策? カバーです、カバー。か、ウールの分厚い靴下。

 

まあ、機能的に3シーズンの晴れた日のサイクリング用でしょうね。シティライクな見た目からアーバン・コミューターに向きますが、雨用のシューズを別途で用意しましょう。

 

「雨の日には履くな、オシャレシューズ、ホトトギス」

 

て古代の碑文が市内の裏山から発掘されましたし、ははは。

 

ソールはEASTON EC70

 

じゃあ、靴の二大パーツのソールに目を向けましょう。

 

新型Empire EC70のソールはタイトルどおりのEaston EC70です。Eastonはパイプ屋です。おひざもとは同郷のアメリカのカルフォルニアです。金属バットやアーチェリーの矢が看板です。

 

そして、EastonはEaston-Bell Sportsの一部門です。シューズのGIRO、アクセのBlackburnなんかは同系列です。これらの総元締めはFenway Partnersて大企業です。

 

つまり、GIROとEastonは身内のようなものです。近所のいとこのようなものでしょう。パイプ屋はスポーツ機材の業界ではわりと手広く商売します。

 

EC70はイーストンのカーボングレードではミドルグレードです。GIROのトップレースモデルEmpire ACCなんかのシューズのソールは最高グレードのEC90です。国内定価39800円です。

 

Empire EC70のアメリカ発表価格はジャスト200ドルです。日本円換算で22000円前後です。EU42.5サイズが250gです。トップモデルより70-80gヘビーです。

 

新作のMTBモデルのソールはEASTONのカーボンソールでなく、イタリアのVIBRAM社のゴムソールです。こっちは日本では売れませんわな~。

 

アーバン系のスニーカータイプは個人的にツボです。

 

GIROスニーカービンディング

 

フィット感が欧米系です、EかD。幅広の足にはタイトだ。で、ぼくはチャリには使いませんが、お出かけに履いていきます。

 

EC70のアメリカの販売時期は今秋以降です。日本では冬になりますか。じゃあ、メッシュシューズの機能とシーズンがビミョーに外れます。来春までの持ち越しが決定的です、ぎゃふん。