GIOS、ジオス(ジョス)のクロスバイクはイタリア発祥の日本企画の台湾製造のブランドです。イタリアより日本での販売がメインです。というより、日本以外での販売台数は極小でしょう。
売れ筋は入門クロスバイクのミストラルです。
独特のふかい青色のフレームと手ごろな値段とイタリア感が人気です。和風イタリアンクロスバイクて感じです。海外での販売はなさそう。
本格ロードバイクは海外モデルです。こっちが真・GIOSです。が、国内で見かけるのはまれです。ミストラル=GIOSです。
このミストラルの性能はGIANT ESCAPE3とほぼ同じです。違いはルーツと色です。GIANTはピュアな台湾・中国の自転車ですが、GIOSミストラルは広義の意味ではイタリアの自転車です。
ジオスミストラルを『イタリアの自転車』とうたうのはぜんぜんまちがいじゃありません。ノットチャリオタにはキャッチーなキャッチコピーです。GIANTとの比較がとにかく楽ちんです。たとえば、ユーザーに
「このGIANTてやつとGIOSてやつはなにがちがうんです?」
てきかれたら、店員は
「GIANTは台湾のブランド、GIOSはイタリアのブランドです」
てゆえます。台湾からイタリアです。おしゃれっぽさのギャップアップはひとしおです。しろうと一見さんはいちころです、客商売、ちょろいっす!
実際問題、100点満点な売り方マニュアルじゃありませんかね? GIANTエスケープありきのGIOSミストラルです。
もしくは、GIANTの代替品ですか。GIANTを取り扱いできない小売がGIOSを取り扱います。そして、GIANTは通販NGですが、GIOSは通販OKです。
てことで、実店舗での売り上げナンバーワンはGIANT Escapeになり、ネット売り上げナンバーワンはGIOS Mistralになります。こうゆうキャッチコピーはチャリ業界の商習慣、代理店の意向でげにころころ変わります。
かくしてカンザキ系列のミストラルのプライスバトルが激熱です。QBEIさんが泣きっ面です。
カンザキが扱うので、GIOSミストラルはGIANTより価格メリットが出ます。ノットルック車のクロスバイクでベストチョイスでしょう。
GIANTのメリットはストアバックアップです。正規販売の無改造バイクはGIANTストアでメンテナンスを受けられます。
ぜんぜん改造せずにノーマルで乗りっぱなしにする、て人はGIANT エスケープが長期的にお得です。身近な扱い店はDEPOですか。