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E*thirteen TRP+12 非純正12速スプロケの本命が登場 12速化キットも

アメリカのSRAMのEAGLEシリーズは12速ドライブです。ハイエンドのXX1から入門用のGXまでオフロードドライブの12速化がちゃくちゃくと進行します。

そして、この夏には末弟のNX EAGLEが登場しました。このグレードの12速のPG1230カセットスプロケットはふつうのシマノ/スラム互換のHGフリーボディーにくっつきます。

SRAM/シマノフリーボディ
SRAM/シマノフリーボディ

これを使って、チェーンラインをどうにかすれば、ロード乗りのみなさんを尻目にして、クロスバイクやミニベロをぽぽんと12速化できてしまいます。12速がもう特別じゃなくなりました。

サードの12速カセット

現時点のスポーツバイク界の12速カセットはSRAM EAGLEシリーズ、Campagnolo Record 12s、そして、Shimano XTR M9100です。変速メーカー御三家のぞくに『純正』ばかりです。

シフターやディレイラーはこの3社の寡占ですが、カセットは様相を異にします。社外製、サードパーティの製品がそこそこ出回ります。

イギリスのHOPE

イタリアのMiche

アメリカのE*thirteen

タイワンのSunrace

などがおなじみです。オフロードカセットの拡張ギアの選択肢はさらにたくさんです。CNCメーカー、リング屋さんはだいたいこれを販売します。WolftoothとかOneupとかBlackspireですね。

で、これらのサードの注目株がE*thirteenです。MTBにはおなじみの北米の自転車パーツ屋です。クランク、ホイール、チェーンガード、タイヤetcを取り揃えます。

最近のヒット商品がXDドライバー用の11速カセットのTRSシリーズです。

Ethirteen TRS+スプロケ
Ethirteen TRS+スプロケ

特徴はトップのギアです。これが業界最小の9Tです。SRAM純正のXDカセットはのきなみ10T~です。

歯数の差はたったの1個ですが、このレンジの1Tはちがいは絶大です。ジャスト10%ですから。おかげで上のカセットのレシオが9-44Tの4.888…てなります。

最新版の9-46Tのレシオは511%です。SRAMの10-50Tの500%、シマノ10-51Tの510%を上回ります。

このTRSシリーズにとうとう12速版が加わりました。

Sunraceはすでに12速カセットを販売しますが、これはHG用です。XDフリー用の初の非純正12速カセットがこのE*thirteen TRS+12です

キットで11速ドライブを12速へ

くだんのようにこのTRS+の特徴は511%の最強メガレンジと333gの軽さです。XX1 EAGLEカセットが355g、XTR M9100が367gです。

TRSの軽さの秘訣はローギアの46Tです。50TのEAGLEや51TのXTR M9100より小型です。しかし、トップの9Tのおかげでレシオは最大になります。

かんじんのTRSの変速性能はふつうです。手持ちのSRAM XX1 11sとe*thirteen TRS+ 11sを比べても、ちがいを感じられません。見た目の高級感や細部のクオリティはXX1ですけど。

SRAM XX1 PG 1199 ワンユニットのスプロケット
SRAM XX1 PG 1199 ワンユニットのスプロケット

で、新型TRS+12のおもしろいところは付属のキットです。SRAM系の11速のユーザーはこの12速化セットでセルフアップデートできます。対象はNX、GX、XO1、XX1ですね。

つまり、このTRS+12を買えば、うちのGXセットをEAGLEなしで12速化できちゃいます。SRAMはよく許したな! そして、グリップシフトはコンパチOKですかあ?!

SRAM GX shift and GRIP
SRAM GX shift and GRIP

もっとも、GX EAGLEや新型NX EAGLEのシフターとメカはお手頃価格です。とくにGX EAGLEはめでたく一年を迎えて、めでたく型落ちしまして、諸国のストアでセールになります。

NX EAGLEはこれよりさらに安価ですが、メカとカセットの重量がややかさみます。GX EAGLEのコスパが際立ちます。てか、ぼくは新型NX EAGLE発表の数日前にGXをポチってしまった!

新型XTRのハブとフリーはすごく気がかりです。画面越しでは超良さげに見える。会心のフルモデルチェンジですし。しかし、出荷時期と価格と互換がネックです。

12速の普及にはこのコンパチブルなTRS 12やNX EAGLEのが効果的でしょう。5万の予算で12速化への道のりが多彩になりました。

つぎはオールロードかシクロ用の10-32Tの12速カセットですか~。3TかROTORが抜き打ちでやらん? 3万くらいで。カンパ12速一式は庶民のふところには重圧ですし。スパレコは40万・・・

一般のローディにはSRAM RED12速も現実的じゃありません。2020年の次期デュラエース、翌年の次期アルテ、翌々年の次期105が最有力候補です。

つぎのW杯までのしんぼうですね! たったの4年だよ!