前回のサスペンションフォークのメンテはたいへんでした。外置きチャリにはカーボンかアルミのリジッドフォークをおすすめします、まじで。
で、今回はオーバーホールシリーズの組み立て編です。さあ、一夜干しフレームを取り込みましょう。

フレームの天日干し
Vブレーキをシマノのやつに交換
車体から取り外したもとのVブレーキは分解編でほったからしでしたね。これはもう引退です。シューの減り、表面のくすみ、ザ・交換時期です。
さいわい手元に新品のシマノのVブレーキがあります。街乗りクロスバイクには文句なしの一品です。

シマノVブレーキ 新品
でも、シルバーカラーが車体のカラパタにありません。寄せ集めのちぐはぐさがひとしおです。
組み直したサスフォークにセットしてみました。おや、意外と悪くないよ。

フォークにVブレーキをセット
くしくもこの色味がシリコングリップとマッチします。

シリコングリップ
フロントからの配色はとくにおかしくありません。むしろ、黒銀2トーンのおしゃれめアクセントです。
反面、ブレーキレバーのくすみが気がかりです。これは雨より紫外線の影響でしょうね。そして、なんで調整ボルトがこんなにぼろぼろでしょうか? あ、ペンチでひねった覚えがフラッシュバックしました。
Vブレーキアームの片ききを調整しましょう。横側のプラスドライバー用の小ネジでします。動きの関係性はこんなです。

Vブレーキアームとネジの動き
ワイヤーの取り回しの関係で新品の片効きは左側に良く出ます。左アームを緩めて、右アームを締めるを何度か繰り返して、左右の動きを均等にします。音鳴り解消のためのトーインてテクニックもあります。
アウターケーブルエンド切りなおし
ブレーキとディレイラーをセットして、それぞれのケーブルを繋ぎます。ここで一手間をかけましょう。アウターのケーブルエンド部分をカッターでばっつんして、切り口を新しくしちゃいます。

アウターケーブルきり直し
このエンド部分は意外に傷みます。シフトケーブルのレバー側のさびがひとしおです。アウターケーブルエンドキャップの精度でしょうか? あれも妙にゆるくなったり、固くなったりします。
それから、ブレーキの取り回しをミニベロの仕様に合わせて、何となく右リア、左フロントにしてみました。ケーブルのアバレ防止策は結束バンドと絶縁テープ巻き巻きです。

結束バンドと絶縁テープでケーブル留め