70g以下! ロードバイクの軽量チューブ 効果を実感できるおすすめモデル


スポーツバイクのタイヤの種類はカテゴリやジャンルで異なります。基本3種はチューブラー、クリンチャー、チューブレスです。

 

オフロードやオールロードではチューブレスが主流です。これらのバイクのディスクブレーキはリムにストレスを与えません。チューブレスフレンドリーです。

 

ロードやクロスバイクではクリンチャーがメインです。キャリパーブレーキやVブレーキはリムをじかに挟んで止めます。チューブレスアンフレンドリーです。

 

しかし、ホイールのC17リム化、オンロードのディスクブレーキ化でチューブレスの下地はちゃくちゃくと整います。メーカー主導でこの流れは一層に進みましょう。

 

 

CLではチューブとタイヤはニコイチ

 

そんな大きなバイクトレンドはありますが、この十数年の主流を担うチューブドクリンチャーはまだまだ現役です。ちまたのロード乗りの8割がピュアクリンチャータイヤを使います。

 

23cチューブドクリンチャーは一時代をきずきました。

 

MAXXIS DOLOMITE 23c KENDA Tube 23c

MAXXIS DOLOMITE 23c KENDA Tube 23c

 

チューブラーはタイヤの中にチューブを内蔵します。チューブだけの交換は基本的に不可です。タイヤの縫い目をほどいて、チューブを引っ張り出せば、修理交換をできますけど。

 

チューブレスはそもそもチューブをしません。タイヤとホイールでエアを密封します。チューブは緊急用か補修用です。性能は不問です。安いブチルのお古を常に持参します。

 

で、チューブの性能をあれこれ模索して一喜一憂できるのはクリンチャーユーザーだけの特権です。チューブ選びはまあまあの難題です。

 

タイヤは人目に触れますが、チューブはそうじゃありません。黒子、縁の下の力もちです。ファッション性は不要です。

 

チューブ選びの要点は軽さ、耐パンク性、転がり抵抗、乗り心地、価格です。そして、クリンチャーを主に使うのはちまたのロードバイク乗りです。これは『軽さ』の魅力にはあらがえません。

 

おすすめの軽量チューブを特集します。

 

30gから70gまでのおすすめ軽量チューブ

 

最初に軽量チューブの目安を決めましょう。現行の既知の最軽量チューブはオーストラリアの気鋭のチューブ屋、Tubolitoの製品です。

 

tubolito

tubolito

 

29erが44g、700c用が33gです。海外サイトではすでに販売が始まりますが、国内では流通がありません。700c用のデリバリーは来年以降です。値段は32.90ユーロです。4000円ですね。

 

とにかく、これが現行の700cクリンチャーチューブの下限です。反対の上限はどうでしょう? 最大公約数的にアマゾンの700cチューブの売れ筋を見ましょうか。

 

パナレーサーの700×23-26c=90g

コンチネンタル 700×20-25cのロングバルブ=65g

シュワルベ 700×18-28c=100g

 

うーん、わりとバラバラです、ははは。推奨サイズの幅がメーカーでまちまちです。パナは几帳面、シュワルベはフランクですね。

 

じゃあ、ぼくの一存で軽量チューブの上限を70gとしましょう。30-70gが軽量チューブです。ここからおすすめモデルを出します。

 

SOYOラテックスチューブ

 

上述のTubolitoの登場までながらく最軽量級ベスト1に輝いたのがSOYOラテックスチューブでした。パッケージのあおりのとおりに交渉重量は48gです。

 

 

実測はわりと軽めに出ます。個体差の『当たり』は45g以下になります。これとブリジストンの145gの超軽量タイヤEXTENZA R1Sのセットが驚異の200gアンダーです。

 

このSOYOのラテックスと同じ工場で作られるVredesteinのラテックスは+2gの50gです。2gの差はバルブ長です。あと、包装とパッケージ。OEMはOEMです。

 

ちなみにVredesteinのラテックスはのきなみ在庫切れです。

 

そして、ラテックスチューブは軽量ですけど、はやりのカーボンクリンチャーには合いません。ブレーキングの摩擦や炎天下放置の熱でジャムります。

 

ブリジストンEXTENZA

 

EXTENZAはタイヤ屋のブリジストンが繰り出す高性能自転車タイヤとチューブのモデルです。語感から自動車タイヤのPOTENZAをそこはかとなく思わせます。

 

そのEXTENZAシリーズの700c用チューブは67gです。

 

 

ところで、ブリジストンは自転車系製品を自社工場では作りません。アンカーのフレームはメリダ製、タイヤとチューブはチェンシン=Maxxis製ですね。いずれがMade in TAIWANです。

 

チェンシンはいろんなところの下請けをします。これはTIOGAのチューブです。このmade in Taiwanの白スタンプが出自を暗喩します。

 

TIOGAのチューブのスタンプ

TIOGAのチューブのスタンプ

 

パッケージと販売元とモデル名が変われば、それはもう別商品です。そうゆうものです。

 

この67gバージョンは0.6mm厚の軽量モデルです。より薄型の超軽量モデルの0.45mmバージョンはラテックスに迫る52gです

 

 

型番のF310100が0.45mm厚、F310102が0.60mm厚です。厚みは3/4、値段は倍です。お財布と相談しましょう。

 

Panaracer R’AIR

 

まぎれなき日本製の栄誉を掲げるのがパナレーサーのタイヤとチューブです。パナは国内の自社工場で製造します。MKSやOstrichと同じく貴重なmade in japanメーカーです。

 

Panaracer Minits Lite Plotite sheild 23 451

Panaracer Minits Lite Plotite sheild 23 451

 

くしくもパナレーサーの元親会社のパナソニックの元社名はNationalです。なんて愛国者ホイホイのネーミングでありましょうか、ははは。

 

ぼくはけっこうなパナタイヤとパナチューブを使います。所感は

 

耐パンク〇

軽さ〇

転がり△

価格△

品質△

見た目×

 

です。最終的な印象は『そこそこの価格の高耐パンクの軽いじみなタイヤ』です。

 

ここの超軽量チューブがじまんのPanaracer R’AIRです。18-23が65gです。

 

 

実のところ、軽さはそんなにバツグンじゃありません。耐パンクチューブのなかでは軽量ですが。それして、ふつうのチューブよりパンクします。

 

それから、薄型チューブの構造上の弱点でチューブの厚みが一定じゃありません。部分的に薄いところが真っ先に膨らみます。

 

パナレーサーR'AIR いびつなふくらみ方

パナレーサーR’AIR いびつなふくらみ方

 

バルブ付近にこれが集中します。タイヤ交換や取り付けには注意しましょう。エア入れでバルブをこまかく引かないと、高確率で噛み込みパンクをやってしまいます。

 

バルブの締めチェック

バルブの締めチェック

 

何回かの値上げで価格が高級品になっちゃいました。製品的には普段使い、ロングライドのプチぜいたく軽量チューブてところです。レース向けではありません。65gはそこまで軽量級じゃありませんし。

 

TIOGA Ultra Light

 

ブリジストンのEXTENZAチューブと出自を同じくするのがTIOGAのチューブです。ウルトライトシリーズが軽量チューブです。

 

 

700×18-26c 48mmの実測が67g前後です。以前、ぼくは20インチのチューブドクリンチャーのパナパナセットの代替でTIOGAセットを買ってみました。

 

TIOGA POWER BLOCK 451 1 18

TIOGA POWER BLOCK 451 1 18

 

TIOGAのやつは均一に膨らみます。数グラムの差で全体の品質がまあまあ変わってしまいます。

 

TIOGA UL

TIOGA UL

 

そして、TIOGA製品は割安です。made in Japan印や日本ブランドにこだわらなければ、こちらを買いましょう。おすすめです。実質、このULのパッケ違いがブリジストンのEXTE・・・げほげほ!

 

 

Continental Super Sonic

 

ドイツのコンチネンタルはクリンチャータイヤ時代の覇者です。ハイエンドタイヤのタイヤのGP4000S IIはロングセラーのベストヒットです。はたして、GP5000はチューブレスになるか。

 

で、ここのクリンチャーの軽量レース用のシリーズがSuper Sonicです。最軽量タイヤのポジションをEXTENZA R1Sと争います。

 

で、相方のSuper Sonicチューブは超軽量級のカタログ値50gです。なぜか楽天やアマゾンの在庫は自転車でなく、輸入雑貨のところばかりです。もしや、国内の正規取り扱いがない?

 

英国ストアのCRCの価格がこんなものです。

 

 Continental Race 28 Supersonic チューブ
Continental Race 28 Supersonic チューブ

定価 1900円
割引 10%
特価 1701円

※2017/11/29 05:36:50のchainreactioncycles.comの価格

 

1700円は高級品ですが、国内のExtenza0.45mmバージョンより割安です。パナのR’air+数百円で-15gは一考の価値です。

 

タイヤのSuper Sonicはずーっと品薄ですね。23c以下のクリンチャーの需用がマイナーですし、そのマイナーな細軽タイヤLOVERは熱狂的ですからねえ、ははは。

 

軽量チューブ総括

 

軽さ=BS、SOYO、コンチ

ブランド=パナ

安さ=TIOGA

次世代=Tubolito

 

です。TubolitoはCRCかWiggleで出ないかなー?

 

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