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ロードバイク 通販で安く買えるブランド大特集

ネットで人気のロードバイクブランドを紹介しましょう。国内外の事情を加味して、おすすめベスト10を出します。

イタリア通販御三家

イタリアにはたくさんの自転車ブランドがあります。とくにオンロード系のスポーツバイク屋が百花繚乱です。

反面、オフロードバイクはスペイン、フランス、ドイツに譲ります。イタリアはロードバイク大国のオフロード小国です。

Bianchi

ベスト1はBianchiです。イタリアの名門自転車ブランドです。創業は19世紀までさかのぼります。ツールドフランスの常連です。アイコンカラーのチェレステはおしゃれです。

ブランドヒストリー、ネームバリュー、ルックス、近年の競技の実績、価格、そして、買いやすさのいずれが高得点のグッドブランドです。ビバ、ビアンキ!

国内の正規小売り店が通販をしますから、ストアショップ、アマゾン、楽天からワンポチで買えちゃいます。

そんなわけでビアンキは通年で品薄です。エントリークラスのチェレステカラーのXS-Mサイズはさきざき売れちゃいます。

じゃあ、型落ちの大幅安を狙うブランドじゃありません。カラーを絞って、サイズを狙って、ピンポイントでカートインしましょう。

イタリアメーカーには珍しくビアンキはハイエンドからエントリーのMTBを手掛けます。ハードテイルのKUMAは有名です。

Colnago

イタリア御三家の次鋒はColnagoです。ここもビアンキに勝るとも劣らない名門中の名門です。創業は1954年です。

この1940-1950年代のイタリアには天才フレーム職人がごろごろ出没します。まるでルネッサンスの芸術家みたいに。いくつかは歴史に消え、いくつかは現在まで残ります。コルナゴはその一社です。

そんなコルナゴはカーボン化の波にすこし乗り遅れて、トップレースの実績からしばらく遠ざかりましたが、2017年のツールドフランスにひさびさに返り咲きました。

コルナゴは国内通販NGブランドです。小売りはネット通販できません。店頭訪問、対面販売が買い方の基本です。流通物は並行輸入品、個人売買、中古品です。

輸入消費税の目安6%を考慮しても、国内正規品より海外通販に割安感を求められます。

De Rosa

通販イタリア御三家のラストはDe Rosaです。

ちなみにそれぞれのアイコンシンボルは、

  • ビアンキ=チェレステ(空色)
  • コルナゴ=三つ葉
  • デローザ=ハート

イメージはグッチ、ゼニヤ、アルマーニてところです。

デローザはコルナゴと同時期の創業です。ロードルネッサンスの一員です。創業者のウーゴ・デローザはイタリアロード界の伝説的人物です。

ここはコルナゴ以上にトップレースの実績から遠ざかります。今年のツールドフランス、ジロデイタリア、ブエルタアエスパーニャにデローザのバイクはありません。

供給先のチームはニッポーヴァーニファンティーニです。ニッポーは日本の道路舗装企業です。一般道路のインフラから競技トラックまで手掛けます。

鈴鹿サーキットやツインリンクもてぎはここの施工です。この関係でNippoは自転車レースの協賛にちょこちょこ顔を出します。

現在のデローザは古豪の位置に甘んじます。現代の実績より過去の栄光が絶大です。史上最強のロード乗りの一人、エディ・メルクスのバイク、てイメージが強烈です。

そして、デローザの国内価格は強気の強気、ゲキつよ高々プライスです。アルミの平凡なエントリーバイクが定価20万~です。

しかし、海外ストアではコルナゴとおなじ定番のブランドです。国内フレーム価格で完成車を買えちゃいます。

アメリカのロックな雄とカナダのエアロな新星

欧州から北米に目を移しましょう。こちらはMTBの発祥の地で、オフロードの本場です。だいたい目新しいもの、革新的なものはアメリカから出ます。

CANNONDALE

アメリカ御三家、そして、パーツ屋のSRAMの通販は一筋縄じゃありません。TREK、Specializedは国内外で全面的にむりです。

一部の海外ストアに在庫があっても、日本への配送が決済の段階でフィルタリングされます。国別リージョン規制です。ぞくに『おま国』です。

また、大手のCRCとWiggleはSRAMのパーツを規制します。ストアを日本語版にすると、SRAMパーツがリストから消えます。

傘下グループのZIPPホイール、Quarqパワーメーターもそうです。が、クランクのTruvativ、サスペンションのRockshoxはこの限りじゃありません。

SRAM GX リアメカ外箱
SRAM GX リアメカ外箱

キャノンデールはイタリアブランドみたいに超高級路線じゃありません。年々、ポップに庶民的になります。国内外の価格差は控えめです。

CERVELO

カナダのCervelo社はロードバイク・トライアスロン用のフレームメーカーです。TTバイク、トライアスロンバイクではシェアナンバーワンを誇ります。

最新のP5Xはそろそろ別機と合体するか人型に変形しかねません。

北米にはそのほかにGT、Jamis、KONA、Garneau、MARIN、FUJI、KHS、DAHON、TERNなどのグッドブランドが無数です。アカデミックさにこだわらないなら、このへんを視野に入れましょう。

ヨーロッパ勢

欧州へ戻りましょう。イタリア以外の各国の自転車メーカーをピックアップします。

番外CANYON

通販の一点でCANYONは独特の路線を行きます。ここは小売店や代理店を介しません。ドイツ本社の直販が正規ルートです

ここの実力は本物で、オンロード、オフロードのトップシーンで好成績を収めます。注目度ナンバーワンの自転車ブランドです。

が、この特集の基準ではキャニオンは番外になります。それから、人気が集中して、納期がぐだぐだです。遅延は日常茶飯事です。

シーズンオフには公式ストアでセールがあります。ニュースレターを登録するか、定期的にチェックしましょう。

BMC

BMCはスイスのブランドです。英国ブランドのラレーの代理店から商売を始めて、独自ブランドをローンチして、健康器具メーカーのオーナーの援助を得て、一気にトップブランドへ駆け上がりました。

ここのアイコンはiSCです。フレームのリアの三角がフロントの三角より小さくなります。おのずとステーは下にさがります。見た目がエアロ、エンデュランスぽくなります。

ISCオフセットシートステー
ISCオフセットシートステー

対照的にキャノンデールはここを絶対に下げません。フレームの形はトライアングルx2のダイヤモンド型です。ハードボイルドです。

BMCの実績はすでに十分です。オンオフロードのトップレースで安定の成績を収めます。MTBのクロスカントリーチームが強力です。

CERVELOとおなじくカンザキ系で激安特価が出ます。

識者の見解では弱虫ペダルの主人公の小野田坂道が寒咲自転車店からBMCのハイエンドロードを無償で借りるエピソードの元ネタがこのカンザキの特価BMCだ、てことです。

Lapierre

ラピエールはフランスの自転車ブランドです。チームFDJがながらくラピエールに乗って、ツールドフランスを駆けます。

チーム名のFDJはFrancaise des jeuxの略称です。フランスの宝くじ屋さんです。で、このフランス主体のチームがフランスのラピエールのバイクでツールドフランスを走ります。ラ・マルセイエーズが聞こえます。

また、オフロード、E-bikeのハイエンドに積極的です。ラピエールの本家の公式サイトの2018モデルのリストには17種類のフルサスの電動バイクが並びます。

あと、自転車小売り最大手のサイクルベースあさひがラピエールを扱います。実店舗ではなかなか見ません。通販でちょくちょく出てきます。

Orbea

オルベアはスペインのカタルーニャと同様に独自の文化圏を形成するバスク地方の自転車ブランドです。スペイン最大手です。

ここも欧米メーカーの名に恥じず、オンロード、オフロード、ジュニア用、E-bikeて幅広い展開をします。

オルベアの通販のON/OFFはあやふやです。今日の時点でワールドサイクルに完成車の在庫があります。

このオルベアにそっくりの経歴のブランドがBHです。ここはカンザキやあさひの常連です。

オルベアと同じくバスク地方の企業で、1900年初期に操業して、火器メーカーを起源にします。

アジアの自転車ブランドは?

アジアは工業製品の世界的中心です。世界の自転車および自転車パーツの99%はアジア製です。

5万で9kg台のクロスバイクを買えるのはGIANTのたまものです。ESCAPEシリーズはスポーツバイク界の歴代ベストセラーNo1です。

が、意外や意外に身近なGIANTさんのロードやクロスやMTBは通販NGになります。数が出まして、中古が多く出回りますが、新品が皆無です。

くわえて、GIANTは直営店に力を入れます。国内GIANTストアは日本全国で30店を下りません。もはや、業界10指のチェーン店です。

うちの近所の箕面店は超ド級の旗艦店です。GINAT全モデル、全商品を取りそろえます。まさしく進撃の巨人です、ウォールマリアの城塞です。

GIANTストア箕面
GIANTストア箕面

そんなわけでGIANTはこのリストには入りません。海外ストアの在庫はレアです。

中古のEscapeは買取屋のウェブストア、ヤフオク、そこらのリサイクルショップのチャリコーナーでめちゃくちゃ見当たりますけど。

MERIDA

MERIDA、メリダ、美利达です。下請けからの大躍進企業のひとつです。『アンカーやスペシャラのバイクはメリダ製』はとみに有名な公然の秘密です。

メリダはオールマイティにハイエンドバイクを作れますし、各ジャンルで成績を上げます。スペシャライズド込みでは実質世界最強バイク屋さんです。

でも、国内の知名度はいまひとつです。業界二位の製造力とトップレースの成績からしてメリダの人気は過小評価です。

これには以前の代理店のやる気のなさや同社本体のブランディングの失敗があります。コアユーザーはスペシャライズドを買っちゃいますし。

しかし、2016年ごろからメリダの国内の露出があきらかに増えました。