自転車の変速機、リアディレイラーの調整の仕方 never.ぐりぐり


自転車の外装変速機、ぞくに『ディレイラー』をいじる機会は多くありません。ワイヤー交換、チェーン交換のときくらいです。

 

NXリアメカ 調整ボルト 3mm

NXリアメカ 調整ボルト 3mm

 

11速チェーンを数か月ですり減らすようなハードユーザーでなければ、年に一度か二度しかこの場面に遭遇しません。やっても忘れます。

 

じゃあ、書けば忘れない? で、この備忘録です。

 

リアディレイラーの調整

 

リアディレイラー、リアメカには3つのネジがあります。このならびはメーカーで異なります。前段のメカはSRAM社のものです。ネジが六角タイプです。

 

3つのネジの役割

 

こちらはおなじみのシマノのメカです。ネジがふつうの+ネジです。詳しい人はこれで見分けられます。

 

リアディレイラーのギア変速調整ネジとアーム調整ネジ

リアディレイラーのギア変速調整ネジとアーム調整ネジ

 

シマノでは上ネジがトップ用=スプロケット外側の小さいギアで、下ネジがロー用=スプロケット内側の大きいギア=です。

 

のけものの1つネジはディレイラーアームの前後上下移動の調整ネジです。この3つの役割をは把握しないと、ギア変速を満足にセットアップできません。

 

「このネジはどこのやつだろ?」て無造作にぐりぐりやると、絶対に失敗します。ぐりぐりは禁止です。

 

プーリー前後ネジ連動

プーリー前後ネジ連動

 

メカの動きの変化がmm単位で、目にはっきりと映りません。『ローギアを凝視しつつ、トップ用のネジをぐりぐり回す』なんかの初歩的ミスは一度や二度じゃありません。

 

シマノ式調整法

 

手順に従いましょう。定番はシマノマニュアル式調整法です。

 

トップギアからスタート

 

まず、ギアをトップに入れて、チェーンを外側にセットします。

 

リアディレイラー調整スタンバイ位置

リアディレイラー調整スタンバイ位置

 

これがスタートです。ここで初めてドライバーを持ちましょう。ここからリアディレイラーの下プーリーをトップギアの真下に定めます。

 

トップ調整ネジ方向

トップ調整ネジ方向

 

トップギア調整=2つ並びネジの上のネジです。ネジ右回しでプーリーは右に、左回しで左によります。

 

連動はシビアです。90度回転ずつくらいの気持ちでやりましょう。ぐりぐりはNGです。

 

プーリーをギアの真下に持ってきて、トップとセカンドのギア変速を何度か試して、不調を感じなければ、ローの調整に進みます。

 

リア側へ

 

ギアをローに入れて、チェーンを内側にセットします。そして、下段ネジで調整します。

 

ネジとガイドの連動

ネジとガイドの連動

 

上下プーリーを歯と一直線にします。

 

ローギアと上下プーリーを垂直に

ローギアと上下プーリーを垂直に

 

で、プーリーを画像のようにセットしたら、ローとブービーでなめらかさを確認します。すんなり行くまでがんばりましょう。これで作業の9割は完了です。

 

チェーン落ちに注意

 

このとき、プーリーをロー側に極端に寄せ過ぎる(ネジを緩めすぎる)と、走行中にチェーンをスプロケットの内側に落とすて事故に見舞われかねません。ぼくは二度ほどやりました。

 

最悪の場合、カセットがチェーンを噛んで、ホイールがロックします。スポークが痛みますし、押し歩きが無理になります。ぼくはこれをやって、5kmの道のりを担いで帰りました。

 

これを逆手に取れば、メカの動きを抑制して、ローギアを封印できます。ギア一枚を犠牲にして、カセット裏側チェーン落ちの悪夢を完全に防げます。

 

中間ギアの調整はアジャスタの役目

 

中間ギアの調整はそこまでシビアじゃありません。ワイヤーをしっかり張って、トップとローをちゃんと調整すれば、アジャスタで修正できます。

 

中間ギアのときにトップとローの調整ネジをいじってしまうと、メカの動きを目で確認できず、最初からやりなおしになります。俗にいう無限のループ現象です。

 

「あれ、どっちをどっちに回したっけ? ネジ左回しが左寄りだっけ? このネジはなんだっけ? うひー!」

 

高確率でこうなります。このネジは固定ネジじゃなく、調整ネジです。つまみだ。ゲーム機を分解する感覚でぐりぐりしない。

 

『中間ギアのときにはドライバーを持つな』がぼくの教訓です。シフトレバー側かケーブルエンド側のアジャスタブルボルトで調整します。

 

ここまでやって、スムーズに変速できないなら、チェーンのオイルアップやスプロケのグリスアップをしましょう。それでも、うまく行かないなら、ディレイラーのメカ不具合を疑いましょう。

 

ガイドの曲がり、バネのへたりなんかが原因です。この期にワイヤーがゆるゆるだったて初歩の初歩もありがちです。