R9100 C24 Dura Ace ホイール ワイドリム化しないのに増量の怪


11月です。食欲の秋、スポーツの秋、新型デュラエースの出荷の秋です。ぴっかぴかの黒いカブトガニがぼちぼち出荷されます。ちなみに越前ガニの漁解禁も11月です。ザ・カニ月ですね。

 

シマノデュラエース9100クランク

シマノデュラエース9100クランク

 

クランクの見栄えはあっと様変わりしました。銀色のポリッシュメタルからヴァーニッッシュなブラックへ。

 

これでシマノのオンロード系コンポのクランクのビジュアルがすっかり統一されました。賛否の声が両論わいわいですが、ややCONの声が優勢ですね。

 

シマノのグレードのちがいは磨きの表面処理に出ます。ぴかぴかのポリッシュな光沢はハイグレードの証明です。それがなくなりました。ざんねん。

 

しかも、シマノは特段に12速化を急ぎません。技術革新には消極的です。カンパとスラムの動向を見て、後出しジャンケンで規格を固めるのがシマノスタイルです。2020年まで12速はおあずけになります。

 

一転、サイドメニューは充実です。シマノ純正パワーモニター、デュラエースグレードのディスクブレーキ、ディスクブレーキ用ホイールはクランクやコンポのがっかりチェンジよりホットです。

 

が、メインのマイナスを補うほどのアイテムじゃありません。グレード外のR785系のSTI油圧ディスクレバーとキャリパーはすでにあります。

 

もちろん、デュラエースブレーキは最高の制動力を持ちます。

 

が、構造的に強い制動力を出せないキャリパーブレーキでブレーキングに困らないて言われるロードバイクに最高グレードの油圧ブレーキシステムが適当でしょうか?

 

そこらへんの安い油圧ディスクブレーキですらキャリパーのデュラエース以上の制動力を持ちます。じゃあ、いまひとつデュラエースディスクブレーキはロードバイクに嵌りません。

 

「おニューのグラベルバイクのグレードをデュラで統一するぜ!」

 

てミーハーな人くらいでしょう。大方はグレード外の785シリーズでべつに困りません。ワイヤー引きのキャリパーとはすでに別次元ですしねー。

 

リムが増量か?

 

で、かんじんのC24ホイールです。旧型の9000のC24ホイールは地味系軽量ホイールのスタンダードになって、一時代を築きました。

 

Dura-Ace 9000 c24

Dura-Ace 9000 c24

 

ただ、この数年で10万前後のフルカーボンクリンチャーがすごい勢いで出現しまして、現在進行形で軽量ホイールのトレンドを変えます。

 

9000のC24はカーボンリムにアルミラミネートをしたシマノのおはこのアルミカーボンホイールです。今やすこし古臭い感はしますね。

 

それでも、カタログ値1364gの軽量ホイールは最高クラスのアルミホイールです。Windows XPてふんいきですね。さくさくで実務的。書類作りやワープロ代用には全く困らない。ザ・名作です。

 

9100のC24はこれを踏襲します。アルミカーボン、23Cタイヤフレンドリーなリム幅、見た目の地味さなんかをことごとく維持します

 

パーツ構成、スポーク数やハブは変わりません。ところが、軽量ホイールの命である重量がカタログ値1389gになります。

 

1389-1364=25gですね。これはペアの数値です。じゃあ、片方は12.5gの増量、スポーク2本分ぐらいですね。

 

ミニベロスポーク5g弱

ミニベロスポーク5g弱

 

先述のようにホイールの構成、スポーク数やハブはとくに変わりません。とすると、あとはリムですね。

 

新作もC24と銘打たれますから、リムハイトは24mmです。ワイドリム化は見送られました。12gのデブ化はなんでしょう?

 

リムの厚み、強度ですか。スポーク3本分の質量を全般的に織り込んで剛性をアップした、かあ?

 

でも、正直、大多数の9000オーナーは軽さ > 剛性でしょう。そのメリットが失われると、せっかくのファンが離れちゃいます。旧作を買うか、ほかのブランドホイールを買うか。

 

ホイールのデザイン、ぱっと見のインプレッションではシマノは下の下ですし。とくに地味なC24系は軽さのほかの取り柄をさっぱり持ちません。

 

いまどき、デュラエースホイールにうひゃーと食いつくのはピュアな中学生くらいです。すれた子はすぐにボーラウルトラとかマイレンシュタインとか言い出しましょうよ。

 

とくにマイレンシュタインの厨二力パワーはガンダムマイスターなみです。シュタインズゲイトぽいし。マイレンシュタイン・オーバーマイヤー・シュヴァルツとかはどこのラインバレルかヴェルトール・イドだあ? てふうに。

 

 

しかも、シマノの新型はしばらく高値止まりです。サイクリングエクスプレスの特価がこんなです。

 

Shimano Dura Ace 9100 C24 Clincher Carbon Road Wheelset
Shimano Dura Ace 9100 C24 Clincher Carbon Road Wheelset
定価 170000円
割引 38% = ¥65001円
特価 104999円

※2016/11/18 15:27:48のcyclingexpressの価格

 

名作のリメイク、ないし、移植だあ? 解像度は落ちました! 的な。

 

でも、国内大手のワールドサイクルの価格もこんなものです。じゃあ、税金と送料がネックになりますね。

 

海外ストアの9100系が安くなるのは2017年後半以降でしょう。発売当初だけ国内価格のが割安です。

 

型落ちはあっさり逆転します。

 

Shimano【シマノ】デュラエース 9000 C24 ホイールセット- チューブレス
Shimano【シマノ】デュラエース 9000 C24 ホイールセット- チューブレス
定価 137374円
割引 38% = ¥52459円
特価 84915円

※2016/11/18 15:29:43のcyclingexpressの価格

 

ザ・オリジナルですね。このサイエクの価格をChain Reaction Cyclesにプライスマッチすると、送料無料で買えますね。

 

 Shimano Dura-Ace 9000 C24 Clincher Wheelset

Shimano Dura-Ace 9000 C24 Clincher Wheelset

定価 118148円
割引 15%
特価 99932円

※2016/11/18 15:33:26のchainreactioncycles.comの価格

 

これで新型を選ぶ人は相当なあまのじゃくさんでしょう。

 

なんでシマノは重くしちゃうし?! 重くするなら、いさぎよくワイドリム化しましょうや~。じゃあ、1500gになりそうですが、ははは。