安いパワーメーター PowerPod ハンドルにポン付けする2万円台の魔物


近年、スポーツバイクのデジタル化がすごい勢いで進みます。バッテリーと無線装置の高性能化・小型化が大きな要因ですね。E-bikeはその申し子でしょう。最先端の自転車トレンドです。

 

はたして、一昔前にはアナログな機材だったバイクはハイテクなガジェットになりました。電動ドライブ、GPSサイコンは競技者以外のチャリダーにも普及します。スマホのアプリを使わない人はいまや少数派です。

 

電気の使い方のバリエが爆発的に増えましたね。昔の自転車はせいぜいハブダイナモでライトを点ける、くらいしか出来ませんし。いまや内蔵バッテから埋め込みLEDライトできらきらデコれます。

 

ハブダイナモは便利ですが、超ヘビー級です。ライトだけしか使わないなら、ちっこい軽いUSB式のライトで賄えますしね。

 

じゃあ、データです。データ、数値てのは無味乾燥な記号でなくて、ひとつのコンテンツです。データLOVEな人はこまかい変動に一喜一憂できます。まあ、RPGのレベや経験値みたいなものですね。現代っ子との親和性はあります。

 

ゲームをするのも好きだけど、攻略本の数値を見るのも好きだ、て人は少なくありません。敵モンスターのステータスを調べて、強さベスト10、防御力ベスト5みたいなマイランキングをします、ははは。

 

十中八九、そんな人がチャリンコにはまると、フィーリングや爽快感に飽き足らず、速度、距離、出力などなどのザ・数値、絶対的な指標、マイステータスを知りたがりますね。

 

しかし、魔力を持たぬぼくらはライブラを自分に掛けられません。ステータスを調べるにはアイテムが必要です。

 

大まかなところはアプリや実機のサイコンで分かります。が、データマンが欲するのは『よりアカデミックな正確な数値』です。

 

大まかなところはお呼びじゃありません。そんなものはフィーリングと変わらない! そもそも無料アプリ~1万のデバイスはおもちゃ感覚です。いい大人には満足感がありません。いや、よそさまに自慢できない。

 

で、ぼくらのライブラ、パワーメーターの出番と相成ります。夢にまで見たスカウター、バロールの魔眼、リドルチャプターですよ!

 



パワーメーターの種類

 

パワーメーター、パワメ、パワメタ=出力測定装置ですね。チャリダーのパワーを計測して、演算して、数値化します。

 

形状はおもにペダル型、ハブ型、クランク型ですね。

 

ペダル型=GARMINのやつ

ハブ型=POWERTAPのやつ

クランク型=パイオニアのやつ

 

てゆうようにそれぞれのタイプの定番ブランドがあります。クランク型がとくに人気ですね。ことさらにパイオニアはパワーメーターのパイオニアです。業界標準ですね。

 

そして、シマノが満を持して、初パワーメーターを投入します。デュラエースパワメタFC-R9100-Pですね。形状から価格からもろにパイオニアを意識します。よっ、後だしシェアドロボー!

 

で、いずれのパワーメーターがセンサーとバッテリーと無線装置の塊です。デバイス的には複雑なものじゃありません。スマホやタブのが精密です。多分、ガワの中身は意外とにチープだ。

 

価格の高さは開発費とソフト代でしょうね。数がそう出ませんから、単価がおのずと高止まりになります。純粋な機材代はびびたるものでしょうし。どうせ、中身は中国製でしょうから。

 

あと、パワーメーターの基準てのがなかなか一貫しません。マイナスイオン、ナノイー、プラズマクラスターみたいなものです。似たり寄ったり。パイオニアは「ペダリングモニター」ですね。

 

呼び方や売り文句がどうであれ、有名モデルの演算データはだいたい誤差の範囲に収まりますね。各社のデータの平均値=パワーメーターの基準値みたいなものです。

 

じゃあ、結局、ゼッタイの確実な指標はないてことになっちゃいますが、ははは。機材のタイプが違うし、計測方法が違うし、管理ソフトが違う。どれがアカデミックなゼッタイのデータだア?

 

でも、そもそも世の中にゼッタイのものなどはありません、ゼッタイ! 数値に過剰なアカデミックさを求めるのは不毛です。妥協が必要ですね。

 

「じゃあ、サイコンのざっくり出力測定で一思いに妥協せんね?」

 

て、節約の天使のささやきは物欲の悪魔の声にしばしばかき消されますね。『プロ用、専門品、本格派』のうたい文句は『限定品』並みの破壊力です。

 

知性派のアカデミックなエンジニアなんかがころっとやられちゃいますね。理数系で遅まきに運動の楽しみに目覚めた人はずんずん狭く深く行っちゃいますしね~。

 

むだにアンテナが伸びますし、情報収集力があります。で、重量、正確性、価格etcの数値の魔力にやられて、ぽちんとカートインしちゃいます。

 

3万アンダーの脅威の間接演算パワーメーターPowerPod

 

パワメタのCONは値段です。売れ筋の普及帯の価格が5-15万ですね。本来、レース用、競技者用の機材です。大量生産品、一般品じゃありません。ザ・業務用ツールですね。

 

業務用の機材てのは高価です、フォトショップにしても、マヤにしても、はさみにしても、実用車にしても。中途半端な安ものは出ません。

 

スポーツバイク市場は世界的に頭打ちです。カーボンフレームやエアロフレームには目新しさがありません。斬新なサイドメニューが頼みの綱です。

 

で、パワーメーターですね。前述のようにシマノが参入しますし、パイオニアは普及帯グレードのコンポ、シマノ105対応のペダリングモニターを出します。

 

ザ・需要の掘り起こしですね、広く浅く。空気清浄機みたいになにかの拍子で広まれば、メーカー的にはめっけものです。

 

さて、国内の会社はライバルの動向を見ながら慎重に行動します。とくにシマノは後だしジャンケンを得意にします。

 

シマノの開発力でこんなに出遅れることはありえません。後追いは意図的ですね。「パイオニアはんが作った相場と需要をごっそり頂きますわ~、おおきに」てなもんでしょう。

 

一方、海の外ではクラウドファンディングが隆盛です。ユーザーから出資を募るネットサービスの総称です。キックスターターが有名ですね。

 

自転車製品とクラウドファンディングは意外とマッチします。最近のヒットはKNOG Oiベルですね。スマートデザインの革新的なベルってふれこみが受けました。

 

 

これもキックスターターのプロジェクトです。こうゆう小物はわりに成立しますね。高価なでかぶつはなかなか成功しません。

 

支援額が目標金額に達しないと、そのプロジェクトは没になります。お金は戻りません。出資=カンパですからね。

 

で、このPowePodもここのプロジェクトでした。

 

 

見ての通りのハンドルバーに装着するタイプです。これでどう計測すんけ? はい、風速センサー、加速度センサー、重力センサーで計測して、間接的に出力を演算します。

 

たしかにペダルやクランク、ハブの回転を直接に計測するのが正しいパワーメーターだ! て基準はありません。各社は思い思いの方法でやります。

 

ただし、あんましマイナーなものは不安です。クラウドファンディングて手法がまだまだ日本ではマイナーですしね。

 

このPowerPodはVelocomp社てアメリカフロリダ州の会社の商品です。ここはIBIKE NEWTONて液晶つきのパワーメーターを出します。

 

i-Bike Newton + Standard
i-Bike Newton + Standard

定価 85483円
割引 35%
特価 55870円

※2017/02/18 02:12:48 のprobikekit.jpの価格

 

サイコン型パワーメーターですね。各種のセンサーからの間接演算ですが、正確性は直接演算の有名メーカーのものに劣りません。アメリカ内の評価はおおむね好評ですね。

 

従来のハブ型、ペダル型、クランク型はそれぞれ一長一短ですが、使い回しの不便さは共通しますね。機材が固定されます。

 

上みたいなサイコン型はこれを解決します。複数バイクへの取り回しがフレンドリーです。しかも、ほかより明らかに割安です。高級感はありませんが、ははは。

 

で、これのNOディスプレー版がPowerPodですね。メーター本体はセンサーと無線のみです。ANT+でデータを他デバイスに飛ばします。つまり、GARMINとニコイチですね。

 

想定購入対象者はガーミンないしANT+デバイスのオーナーですね。この内の熱心なアマチュア層、既存のパワーメーターを買うか買うまいかと悩む泥沼の人々への一筋のクモの糸です。

 

このピンポイント爆撃なもくろみが当たって、出資額が目標を超えて、ぶじに正式一般販売が開始されました。

 

すでにそこそこの売り上げを持つ企業が新製品を最初から一般販売せずにわざわざクラウドファンディングするのは潜在需要の確認的な意味合いでしょうね。で、PowePodの需要はあった。

 

そのお値段はなんと3万! ですね。見た目もしゅっとしました。

 

PowerPod Powermeter
PowerPod Powermeter

定価 42812円
割引 28%
特価 31038円

※2017/02/18 01:51:31 のprobikekit.jpの価格

 

こっちのがちゃっちくありませんね、ははは。ガーミン製品のオプションで通用しますわ。

 

PowePodの特徴をまとめましょう。

 

  • ディスプレー非搭載のポッド型
  • 各種センサーで出力を間接演算
  • ANT+のデバイスと連動必須
  • Velocomp社のNewtonの簡易版
  • 出力データの正確性は他社の直接演算系に匹敵
  • 32g
  • 使い回しがかんたん
  • 安い!

 

です。バウチャーコード[B4C5]の入力でぎりぎり3万アンダーになります。

 

すぐに買わずとも、ガーミンユーザーは頭の片隅に入れましょう。で、だれかの日本語レビューを待つ、ははは。

 

ぼく? ぼくはもっと変なキワモノをKickstarterで出資しちゃいました。で、プロジェクトが成立して、試作品が手元に届きます、やった!

 

詳細は後日のお楽しみですね。

 

FacebookでシェアはてなブックマークgoogleプラスWelcome Your Share