ピレリ P ZERO VELO 自転車タイヤ復帰3モデルが販売開始


Pirelli、ピレリはイタリアのミラノのしにせのタイヤ屋さんです。創業は19世紀末、ブランドヒストリーは100年をゆうに越えます。販売シェアはドイツのコンチネンタルの次点の世界5位ですね。

 

そんなイタリアの名門のピレリですが、時代の流れか2015年に中華系国有企業にぽーんと買収されちゃいます。いまや中国化工集団公司の子会社ですね。

 

メイン商品はモータースポーツのタイヤです。F1の供給サプライヤーの一社ですね。一般的イメージは自動車用のスポーツタイヤさんだ。もしくは、おしゃれレザースニーカー。

 

 

このフラッグシップはタイヤと同じP zeroですね。なかなかのクオリティです。一時期、ピレリはオトナ系スニーカーのスペルガを傘下に置いて、靴を売りまくりましたからね。そのノウハウが息づきますね。

 

じゃあ、たぶん、ピレリのレザスニはスペルガのOEMでしょう。印象がそっくりだし。

 

て、そのスニーカー屋のスペルガももともと自転車タイヤ屋さん、てか、ゴム屋でした。ゴム屋とタイヤ屋の兼業は珍しくありません。フランスのHutchinson=アパレルのAigleですし。

 

で、ピレリのオリジンもモータースポーツでなく、自転車用のゴムタイヤですね。1909年の第一回のジロデイタリアの優勝バイクがピレリのタイヤですね。

 

競合のミシュラン、コンチネンタルなどがながらく君臨する自転車界にピレリはひさびさの復帰を果たします。

 

案の定、復帰第一作の自転車ロードタイヤのモデル名は『P zero VELO』シリーズですね。モータースポーツのフラッグシップと同じ名前を冠します。ザ・本気ですね。

 

これの販売がぼちぼち始まりました。それぞれを見て行きましょう。

 

Pirelli P zero VELO ロードバイクタイヤ

 

P zero VELOシリーズはじつにオーソドックスなロードバイクのクリンチャータイヤですね。チューブレスや、チューブラーでなく、クリンチャーですね。

 

じゃあ、純粋なトップレース用の競技用タイヤでなく、ちまたのハイエンド、ハイアマチュア向けの高級タイヤになりますね。

 

オンロードのレースタイヤはチューブラー、オフロードのレースタイヤはチューブレスです。つまり、P zeroは決戦用じゃありません。

 

仮想ライバルはVittoria Corsa G+、Continental GP 4000、Michelin POWERでしょうね。同業のハイエンドクリンチャータイヤです。

 

もっとも、これらの3社はクリンチャーとチューブラーには力を入れますが、チューブレスには前のめりじゃありませんね。Schwalbeだけは積極的にチューブレスをがんがん行きますが、ははは。

 

じゃあ、P zero VELOはわりと手堅い商材になりますね。スポバイのトレンドとはすこし離れます。狙い目は旧来のピレリファン、上記のハイエンドクリンチャーユーザーの浮気ですね。

 

ドライブやホイールの浮気は気重ですが、タイヤの浮気は気軽です。かんたんにとっかえひっかえできますね。しかも、実質ニューブランドからの期待の新人さんです。絶妙に浮気心をそそられますね、ははは。

 

P zero VELOの性能

 

今回のP zeroシリーズの展開3モデルですね。

 

P zero VELO=スタンダード

P zero VELO 4 season=エンデュランス

Pzero VELO TT=タイムトライアル

 

です。グラフはこんなですね。もちろん、基本のP zero VELOからの相対グラフですね。

 

pirelli pzero tyres graph

ピレリ Pzero Velo 性能比較表

 

重さとか。

 

モデル名 重量 ケーシング カラー コンパウンド 価格 備考
P ZERO VELO 700x23C 195g 127TPI ホワイト スマートネットシリカ
ケブラービート
ちょい細
P ZERO VELO 700x25C 210g 127TPI ホワイト スマートネットシリカ
ケブラービート
トレンド
P ZERO VELO 700x28C 230g 127TPI ホワイト スマートネットシリカ
ケブラービート
ちょい太
P ZERO VELO TT 700x23C 160g 127TPI レッド スマートネットシリカ
ケブラービート
 耐パンクベルトなし スリック
P ZERO VELO 4S 700x23C 205g 127TPI ブルー スマートネットシリカ
ケブラービート
 ちょい細エンデュランス
P ZERO VELO 4S 700x25C 220g 127TPI ブルー スマートネットシリカ
ケブラービート
 トレンド
P ZERO VELO 4S 700x28C 250g 127TPI ブルー スマートネットシリカ
ケブラービート
 ちょい太エンデュランス

 

このとおりのベタな展開ですね。各モデルのカラーは差し色でワンポイントですね。タイヤサイドの白抜きのpirelliロゴの脇にラインがちょこっと入ります。復古的トレンドのタンカラーはありませんね。

 

ケーシングとコンパウンドは全モデルで共通です。TTだけが耐パンクベルトを持ちません。

 

国内代理店はカワシマサイクルサプライです。カンパやフルクラムの正規代理店ですね。Pzeroの国内価格は未発表です。

 

が、英国ストアのCRCで販売がはじまりました。今のところ、割引なしの定価です。P zero VELOが6900円ですね。

 

 Pirelli P Zero Velo Road Bike Tyre
Pirelli P Zero Velo Road Bike Tyre

定価
割引
特価 6900円

※2017/08/08 06:58:39のchainreactioncycles.comの価格

 

ん、他社のハイエンドクリンチャータイヤよりちょい割安ですね。ほかは8000円前後ですし。まあ、海外では割引がえげつなくかかって、実売は4000円前後に落ち着きますけど。

 

ディスクロードにマッチするエンデュランスの4Sが7700-8000円とやけに高めですね。タイヤのスレッド代だあ?

 

 Pirelli P Zero 4S Velo Road Bike Tyre
Pirelli P Zero 4S Velo Road Bike Tyre

定価
割引
特価 7700-8000円

※2017/08/08 07:01:10のchainreactioncycles.comの価格

 

モデル別のカラパタはありませんね。白ロゴ、白ラインのが個人的に好みだな~。青を車体にあわせるのが難題です。

 

P zero TTの赤ラインはカンパやフルクラムフレンドリーですね。

 

 Pirelli P Zero TT Velo Road Bike Tyre
Pirelli P Zero TT Velo Road Bike Tyre

定価
割引
特価 6900円

※2017/08/08 07:04:26のchainreactioncycles.comの価格

 

てなもんです。ノーマルの25mmか4sの28mmが無難ですかねー。

 

正味、安定度ではヴィットリア、コンチ、ミシュランのタイヤに、革新性ではシュワルベに見劣りしますね。可もなく不可もなし、てインプレが出そう、ははは。

 

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