新型ティアグラ4700 あえて10速のコンポのおすすめやメリットをおしてみる


 

シマノのコンポーネントのモデルチェンジはほぼ4年サイクルです。オフロードのダウンヒルコンポのSAINTやZEE、内装変速のNEXUSやALFINEは別個ですが、メインのMTBとロードのコンポは4年ごとに変わりします。

 

2016年の今年は新型SORAと新型デュラエース、イレギュラー的にコミューター(通勤)アーバンコンポのMETREAのデビューイヤーでした。なかなかの活況です。

 

サイクル的に来年はアルテグラ、デオーレ、アリビオのチェンジイヤーですかね。そろそろSAINTとZEEの後継を・・・まあ、ダウンヒルはホビーユーザーレベルでは減少傾向です。

 

ちまたのオフロードのムーブメントはENDUROやAMですね。完全下り系のライドにリア11Sはオーバー変速です。そもそもSRAMが北米のシェアを取っちゃいましたし。シマノがSAINTとZEEの手直しをするのは後回しの後回しでしょうね。

 

シマノZEEは2012年デビューです。じゃあ、モデルチェンジのサイクルイヤーですが、現時点の情報はゼロ皆無ですね。もしか、ZEEは一代限りでしょうか~? 貴重な165mmクランクがあるのにぃ~。

 



微妙な立場の10Sコンポ

 

かようにシマノのDHコンポは存続の危機です。そして、ロードバイクのドライブトレインで微妙なポジションにあるのはティアグラです。デュラエース、アルテグラ、105、ティアグラ、上から四つ目の一松ポジションだニャロメです。

 

TIAGRAは2015年にフルモデルチェンジを果たしましたが、マイナーチェンジの域を出ませんでした。

 

10速は継続、お値段は値上がり、素材コストは軽量化で値下がり? アームの数は5本から4本に目減り、変速性能は数十パーセント(当社比)のUP! などなど。

 

今回のデュラエースのようなメインの迫力不足をおぎなうサイドメニューの充実もありません。フルモデルチェンジ? ノーノー、パッチ修正レベルです。

 

個人的に5本アームのルックスに特別な愛着はありませんね。げんにメインのマイミニベロは5本アーム、サブのクロスバイクは4本アームです、MTBはダイレクトマウントですし。

 

 

そして、やっぱり、変速の変更なしのモデチェンにはマイナーチェンジ感がつきまといますね。iPhone Sシリーズです。

 

これの前年2014年の105の11S化が納得のフルモデルチェンジでした。そのインパクトはスニークからのバックスタブかヘッドショットクリティカル級の破壊力で、このティアグラのモデルチェンジは相対的にしょぼく見えます。

 

STIレバーのケーブルのインターナル化は既存のティアグラーをおおと唸らせました。むしむしQなぴょこぴょこヒゲアンテナがついになくなった! やったぜ!

 

ケーブル内装式と外装式

ケーブル内装式と外装式

 

しかし、そのような細かい変更点はマニア受けしますが、一般的受けしません。さらに値上げ値上げで価格のメリットがうすれると、がっかり感はひとしおになります。

 

げんに11Sのシマノ105 5800との価格差は数千円です。105セットの実売が40000円前後、ティアグラが37000円前後です。この二つから前者を選択する人は少数派でしょう。

 

だって、11速フルセットが40000円ですよ?! 5年前のデュラエースユーザーに届けたい! その頃の11速は特別でした。いまやふつうですね。

 

+3000円で上位モデルを買えるなら、だれが下位モデルをチョイスしましょうか? 同じ手間と僅差の費用をかけるなら、よりよいものを買いますね。それがグッドショッピングでしょうよ。

 

ディレイラー調整のしやすさは10S!

 

性能、価格、見た目のメリットはティアグラにありません。じゃあ、なんで勝負しましょう?

 

はい、名前のかっこよさだけははっきりと105に勝てます。でも、なんで105は105でしょうか? こいつはシマノコンポの命名法則からみょうに浮きますね。

 

ぼくは感覚的に『いれご』と呼びますが、ちまたの俗称はなんでしょうか? 『まるご』か『ぜろご』でしょうかね。英語はワンオーファイブです。

 

名前以外のティアグラの勝機はリアディレイラーの調整のしやすさです。この一点だけは11sの機材に勝ります。

 

ロードバイクのコンポはおおむね11速になりました。しかし、フレームのエンド幅は130mmのままです。11Sのスプロケットはぎゅうぎゅうです。単純換算で10Sの10%増しで歯の目が詰まります。

 

こちらはMTB用のSRAMの10速と11速のスプロケットです。高さはほとんど変わりませんね。

 

左PG1130 11S 右 PG1030 10S

左PG1130 11S 右 PG1030 10S

 

もちろん、チェーン幅は変わります。11Sのディレイラーの調整はわりに難儀です。DIYで一発で合わせられるのはそうとうな使い手でしょう。

 

うちの場合、元折り畳みの改造ミニベロにむりにぶっこんだのが一因でしょうが、調整の手間は30%増しくらいのめんどくささです。シャリシャリカラカラが続きます。10Sの調整はわりにざっくりでOKだのに。

 

9Tギアセット完了

9Tギアセット完了

 

クロスバイクやエンデュランスロード、街乗りロードバイクのカスタムには10Sのコンポがベターだあ? と、よく思いますね。

 

恐ろしい真実ですが、ぼくのフル改造後の11速のローギアの実走使用時間はディレイラーの調整時間におそらくぜんぜん及びません。

 

近所で使えるのは片山公園の坂、内環の高川越えの坂、新御堂筋沿いの江坂から緑地公園の坂ぐらいです。1ライドに1回、30秒から1分くらいですか。

 

しかも、リアディレイラーいじりはカスタムのなかで面白いものじゃありません。手は汚れるし、腰は中腰で疲れるし。リアメカ調整でカスタムテンションマックスになれる人を尊敬します、そんな奇特な殿方があれば。

 

ぼくは新チャリンコをビルドアップするなら、安い旧モデルの10速を使うと思います。フロントシングルの1×10がぼく的に最強ですわね。

 

せめて実売価格がもう少し値下がりすれば、ティアグラのネガティブさが救われますけどねぇ。105の総合力のすごさのせいでアルテグラの存在さえがちょっとかすみます。

 

新型デュラエースが11速を維持しますから、2017年にモデルチェンジを控える新型アルテグラの12速化は絶対にありえません。

 

じゃあ、105の横綱相撲は2020年まで磐石ですね。カンパニョーロかSRAMロードドライブの12速化がシマノより先ですかね~。

 

 Shimano - 105 5800 11スピードグループセット
Shimano – 105 5800 11スピードグループセット

定価 95183円
割引 53%
特価 44700円

※2017/04/27 14:36:48のchainreactioncycles.comの価格

 

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