ミニベロホイールをチューブレスに?! リムテープとシーラントで挑戦


先日、新しいミニベロタイヤ、Panaracer Minits LITE PROTITE SHIELD の451 7/8を買いました。

 

ミニッツライト表記

ミニッツライト表記

 

ミニッツライトは高速軽量ミニベロロードタイヤの定番です。これが旧来のPTから耐パンク性能24%アップしたPROTITE SHILEDにモデルチェンジしました。

 

アマゾンの販売開始が2016年の夏ごろです。ほやほやのタイヤですね。ブログで見かけるのはほぼPTのレビューです。げんにぼくも先日までモデルチェンジを知らなかったし。

 

耐パンク性能のほかは旧PTと変わりません。ケブラービードのスリックな軽量タイヤです。チューブレス未対応です。

 

パナのタイヤの山は三角形に近い末広がりですね。

 

パナタイヤの特徴的な山

パナタイヤの特徴的な山

 

うちの実測は170gでした。カタログ値+10gですね。はずれだ!

 

さて、ミニベロロードのタイヤの着脱は大変です。ぼくは旧PTの406-25C、ミニッツタフの451-23Cを過去に使いましたけど、ビードの固さに辟易して、パナからすこし離れました。

 

で、十数ヶ月、ひさびさのこいつは意外とすんなり嵌りましたねー。メーカーがフィードバック改良したかな? あきらかにビードが以前よりフレンドリーです。これはベリーPROSですね。

 

ただし、手で嵌め切るのは無理です。最後のビード入れにタイヤレバーは必要ですね。

 

装着完了

装着完了

 

今回のタイヤ交換はリアだけです。リアのへたりはフロントの約1.5倍体感ですね。おかげでフロントが余りまくります、ははは。

 

ちなみにぼくはタイヤのローテーション=前後入れ替えをしない人です。フロントのお下がりをリアに入れるのはOKですが、リアのお下がりをフロントに回すのはNGですね。

 

ミニベロや折り畳みのフロントはことさらにクイックリーで神経質です。くたびれたお下がりタイヤはコントロールミスの元ですわ。

 

ついでにぼくはフロントタイヤのエアを低め、幅を広めにして、グリップと乗り心地を上げます。フロントタイヤがかちかち高圧細タイヤになっちゃうと、手がめっちゃめちゃ疲れまくりますね~。小径車のネックです。

 

しかし、このパナレーサーミニッツ系タイヤの乗り味はデジャブチャリダーです。ネタが過去記事と被るし。

 

なにか目新しいことをしようと思いまして、トレンディーなチューブレス化を検討します。これは完全に未知の領域です。

 

チューブレスタイヤはMTBの定番ですが、ロードバイクやクロスバイク、小径車の体験談はそんなに多くありません。ショップや本格派の自転車乗りのブログばっかです。

 

ぼくみたいなしろうと初心者がちょっと背伸びしてやってみた系のカスタム記事こそが世間的には重宝でしょうに。じゃあ、今回もまたまた毎度の手探り作業ですね~、ひゃー!

 

しかも、手元のホイールとこのパナタイヤはふつうのクリンチャータイプです。リムにはスポーク調整用の穴がありますし、タイヤはチューブレスノットイージーです。

 

スペシャライズドリムテープ

スペシャライズドリムテープ

 

てか、そもそもチューブレスレディな小径ホイールが流通品にありませんね。AliExpressに試作みたいなカーボンの451チューブレスレディホイールがありますが。

 

チューブレスイージーの小径タイヤはSchwalbeから出ました。Schwalbe Pro One ETRTO406-25Cですね。ハイエンドタイヤSchwalbe Oneのチューブレス用の新作です。おそらくタイヤはこれだけです。

 

この状況をかんがみれば、

 

「ほんまに出来んけ?」

 

と不安になります。成功の要素がぜんぜんありません。しかし、失敗談もまたブログ的には良いネタになります。サクリファイススピリッツ!

 

じゃあ、海外通販自転車ストアのChain Reaction Cyclesからチューブレスキットを取り寄せます。

 

キットでチューブレス化に挑戦!

 

 

さて、いよいよチューブレス化です・・・が、実のところ、週末にちょこっと小手先で挑戦して、見事に失敗して、路線変更でチューブドにしちゃいました、へへへ。上の装着完了の画像はそのときの妥協の産物です。

 

で、気を取り直して、チューブレス化の手口をネットでしっかり予習しなおして、再チャレンジします。おかげで作業のコツや初心者のつまづきポイントなんかが分かりました。

 

はたして、成功or失敗だあ? YES! レッツ&ゴー!

 

まずはホイールのリムテープ外しですね。マイナスドライバーでこじって、ぐいぐい引っぺがしました。

 

リムテープ裏

リムテープ裏

 

このリムテープは寿命ですね。

 

それから、ホイールのリムの内側を布で乾拭きして、ほこりや汚れを落とします。これは下地の穴塞ぎテープをしっかり貼るためですね。

 

で、チューブレス用のシールテープをぐるっと貼ります。このテープの質感が意外とチープですね。こんなのでシールパッキンできるう?

 

しかも、幅が合わない。しわがあちこちに出ます。

 

このテープはスタンダードなMTBホイール用ですね。多分、19mm以上がベターマッチです。うちのホイールのリム有効内径は13mmです。ETRTO451-13Cですね。ほっそ!

 

チューブレステープ

チューブレステープ

 

気にしない!

 

バルブのところのテープ穴を熱したドライバーで焼き抜きます。

 

熱したドライバーで穴あけ

熱したドライバーで穴あけ

 

チューブレス用のバルブです。コアが外れますね。これはシーラント剤を入れるときに役立ちます。右上のパーツがコア外しですね。

 

バルブ

バルブ

 

バルブとビードの噛ませに注意

 

ここからが正念場です。バルブをリムにセットします。これが最初のつまづきポイントです。現実問題、ぼくは一度目にここでつまづきました。

 

手順を追いましょう。ふつうにタイヤの片側のビードをリムに嵌めます。

 

「タイヤレバーを使うと、サイドを傷める。手でセットしろ」

 

てのがメーカーのチューブレス化の常套句です。でも、手で上げるのは無理です。ぼくはレバーをばんばか使いますね。

 

片側を嵌め終えたら、バルブを穴に嵌めます。でも、すぐに根元まで押し込まない! 

 

さきにバルブを根元まで押し込んで、もう片方のビードをセットすると、高確率でこのような状態を引き起こします。

 

ビードが噛まれてない

ビードが噛まれてない

 

ビードがバルブの台座の上に来ちゃいます。これはNGですね。ここからビードをバルブの台座の下に滑り込ませるのは至難です。

 

空気入れる前にこのバルブの台座が見える状態は完全にアウトですね。

 

正解はこうです。

 

バルブとビード

バルブとビード

 

ビードがバルブ台座の下にしっかり回り込みます。ここをこうしないと、エアを閉じ込められません。当たり前ですね。でも、初心者にはこの当たり前が当たり前じゃないの!

 

ぼくがやったリムテープの穴あけ後の手順はこうでした。実際の手順です。

 

  1. 片側のビードをリムにセットする。
  2. 専用バルブを穴に嵌めるが、根元まで差し込まない。
  3. もう一方のビードをリムにセットする。
  4. バルブ台座をタイヤ越しに押し込んで、ビードをしっかり噛ませる。
  5. 反対側からゴムリングパッキン(バルブに付属)を入れて、リムナットを締める。

 

ですね。ここが作業の山場でした。ちまたで言われるフロアポンプでのビード上げはそんなに難しくなかったなあ。

 

フロアポンプでビード上げ

 

作業は大詰めです。空気入れです。うちには自転車用のフロアポンプしかありません。BBBのやつです。

 

BBBフロアポンプ

BBBフロアポンプ

 

ネット上の意見ではこの空気入れとビード上げがたいへんみたいです。でも、結果的にここは意外とイージーモードでした。

 

これは空気の容量のせいですね。ミニベロタイヤのエアボリュームは圧倒的に少なめです。せいぜいMTBやファットバイクの数十分の一でしょう。

 

さらにぼくは『石鹸水を塗る』と『シーラントを入れる』の工程を飛ばして、さきに空気入れを試しました。むりに押し込んだリムテープの機能が心配でしたから。

 

で、ふつうに空気入れをして、ノーマル速度でしゅこしゅこしましたら、タイヤが膨らんで、ビードがぱきぱき言い出しました。

 

やった! 成功や!

 

しかし、空気がビミョーに漏れます。数分で圧が下がります。あらら。でも、一度目のチャレンジはここまで行かなかった。よし!

 

と、手応えを得まして、シーラントを入れます。

 

シーラントを入れる

シーラントを入れる

 

投入容量は控えめ、30ml前後ですね。ミニベロホイールだし。節約です。

 

で、ここから二度目の空気入れをしますが、一発目の手応えを完全に失います。エアーが全く入りません。なんでや!

 

原因はビードですね。といっても、箇所が分かりません。チューブレスタイヤじゃないから、全部が怪しく見えます。

 

一回目はすんなり成功しました。ここから空気を抜いて、シーラントを入れて、再チャレンジしたら、失敗しました。

 

ビードの状態はかなりデリケートみたいですね。まあ、ふつうのクリンチャータイヤですし。チューブレスイージーじゃないけど、チューブレスインポッシブルでない。チューブレスハード?

 

で、ここからタイヤを揉んだり、押したり、引っ張ったり、摘んだりして、揃えたりして、何度かエア入れして、ビード上げの成功の兆しのぱきぱき音を聞けました。ヤッタネ!

 

試行錯誤は実質10分弱ですね。空気入れのパワーよりビードの状態が肝心です。ビードがルーズだと、どんなにこっちが全力フルパワーでエアポンプしゅこしゅこしても、ぱきぱき音が出ません。

 

左右のビードをリムの真ん中に寄せる感じ、がベターフィーリングです・

 

エアコンプレッサーは不要でした、ミニベロホイールの場合。ふつうのペースで9barまで入れられました。タイヤの空気圧が上がりすぎると、シーラントが出ますね。

 

うちのは一箇所だけです。スポークのとこから。

 

シーラント漏れ

シーラント漏れ

 

結果的に7-8barあたりで落ち着きます。やっぱし、テープの貼りがルーズだ? タイヤの押し応えはかっちかちじゃない。このミニッツライト 451 7/8の適正が8-9barです。柔らかめの適正範囲でしょう、うん。

 

試しにコンビニまで走りに行きました。乗り心地はオー・ベリーマイルドですね。体感で違いが分かりますわ。しなやか。ノイズが確実に減ります。苦労の甲斐がありましたね~、わーいわーい!

 

結論・ミニベロチューブレス化、ちょろいもんですわ!

 

チューブレスホイール=不要

チューブレスタイヤ=不要

チューブレスタイヤレバー=不要

コンプレッサー=不要

根気=不要

 

です。思い付きのやっつけ仕事でぜんぜん出来ます。リムテープをしっかり貼れば、シーラントなしで行けるかも?

 

ぼくの感覚では旧モデルのパナレーサーミニッツライトPT 406 25Cを406のKinetix PROホイールに嵌めたときの方がぜんぜん大変でしたね。

 

あれがエクストラハード10レベだったら、このチューブレス化はザ・ノーマルな5レベでしたね。楽勝です。

 

こんな楽ちんに出来ちゃうと、クロスバイクもむやみにチューブレス化したくなりますねー。お買い物バイクだのに! ははは。

 

アマゾンのNotubeのテープは太めばっかしですね。ホームセンターの防水テープで代用するかなー。

 

 

追記

 

が、一晩で空気が抜けてまう! なんでや! ※クリンチャータイヤだからです。

 

まあ、チューブレスの手順と乗り心地が分かったのは収穫です。ぼくはつぎにホイールを買うなら、チューブレスホイールを買いますわ~、ゼッタイ。

 

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