Merida Silex メリダ初の本格グラベルバイク カーボンとアルミが発表


グラベルバイク、アドベンチャーバイク、オールロード、呼び名はさまざまですが、ドロップハンドルのオンロード・オフロード兼用のスポーツ自転車ですね。

 

五昔前のオフロードバイクの略称の一つがATBです、All Terrain Bike、全地形対応バイク、この表現もしっくり来ますね。

 

2015年以降の世界的オールロードブームでドロップハンドルのオフロード車ジャンルが確立して、この2年でパーツの規格が安定しました。

 

142mmスルーアクスル

フロントシングル(ダブル)

ディスクブレーキ

チューブレスタイヤ

エンデュランス設計

 

ですね。2015モデルや2016モデルにあった前スルーアクスル、後クイックリリースみたいなごちゃまぜ仕様は2017モデル、2018モデルではほぼ無ですね。前後スルーアクスルが基本です。

 

ディスクロードでは140mmローターが主流ですが、グラベルでは160mmが主流ですね。荒れ場に140mmの制動力はやや力不足です。

 

前変速はフロントシングルですね。ダブルはオプションになります。フロントマルチ=シマノ系統です。オールロードとオフロードではSRAMに遅れを取りますね。

 

数年前までシクロやディスクロードのカスタム機みたいなグラベル風バイクが多くありましたが、各社は専用設計の真グラベルバイクをぞくぞく投入します。

 

自転車業界2位の台湾Meridaの初グラベルバイクがSilexですね。

 

メリダ1stグラベルバイク Silex

 

Silexはメリダの初グラベルバイクですね。意外な気がしますけど、これが1stグラベルですね。

 

シクロクロスのCYCLO CROSSシリーズやロードのディスクブレーキモデルはありましたが、グラベルバイクはおはつです。

 

Meridaはスペシャライズドの大株主で、49%の株式を持ちます。また、人気ブランドのOEMをします。オンロード、オフロードの総合的技術力は業界ナンバーワンですね。

 

参加のスペシャライズドはグラベルバイクやツーリングバイクをすでに手がけますね。メリダ名義のオフロードバイクも世界トップクラスです。オールロードを手がけるのは容易ですね。

 

にもかかわらず、メリダ名義のグラベルは2018モデルまで持ち越されました。規格の落ち着きを待つ、スペシャラとの競合を避ける、いろいろ憶測できますね。

 

太いタイヤ、短いステム、高いヘッドチューブ

 

もとよりグラベルバイクはレーシングバイクじゃありません。市内から郊外へオンオフロードを気侭に走る、未知の土地をタフに旅する、そうゆうスタイルです。

 

これはエンデュランスよりですね。ときに日を跨ぐロングライドが基本ですね。快適性がキーです。太目のチューブレスタイヤはその代表ですね。

 

メリダの推奨タイヤサイズは700x42mmですね。ディスクロードは20、シクロクロスは30、グラベルバイクは40台です。

 

おりに同モデルのタイヤが40mm付近からチューブレス互換化しますね。PanaracerのグラベルキングSKは典型です。38と40がTubeLess Compatible=TLCですね。

 

38以下はふつうのクリンチャーですね。チューブレス互換じゃありません。

 

Panaracer Gravel King SK 700-40

Panaracer Gravel King SK 700-40

 

快適性をさらに挙げるなら、もっと太いタイヤを履かせて、エアボリュームを上げます。しかし、700Cのタイヤをそのまま太くすると、地面からライダーまでの距離がかさんじゃいますね。

 

それを防ぐのに650Bホイール+太めタイヤのロードプラス設計が最近のトレンドですね。650Bの27.5はごくごく最近までオフロードの主流でしたから、いろんなチューブレスタイヤがあります。

 

これはミニベロや折り畳みの20インチのインチアップ、ETRTO406からETRTO451への大径化と逆の発想ですね。

 

タイヤの大外の外径はほとんど変わりませんが、エアボリュームが段違いになって、乗り心地が激変します。

 

ディスクブレーキではホイールのインチ変更はリムブレーキにわずらわしくありませんね。

 

セミファットタイヤ比較図

セミファットタイヤ比較図

 

ピュアロードではハイト高による足付きの悪さはそんなに問題じゃありませんが、オールロードでは一抹の不安ですね。ヤバい場面ではちょくちょく車体から降りなきゃなりませんし。

 

29erの3インチみたいなセミファットは700×25のロードや700×35のクロスより二周りでかくなります。

 

サイド

サイド

 

こいつみたいにドロッパーポストを付けないと、オンロードの街中でさえ足付きの悪さに苦戦しますね。小柄なライダーはなおさらです。

 

from MTBの快適性の工夫はハンドル周りになおさらですね。Silexのステムは80-90mmでドロハン車的には短めですね。そして、ヘッドチューブは長めの高めです。

 

この画像がよく分かりますね。

 


あら、キレイな青カラーじゃない~・・・でなくて、ママチャリ! みたいなヘッドチューブの長さですね。

 

この長めヘッド、短めステムでハンドルポジションが近く高くなります。視界は広がり、前傾は緩み、へんなストイックさは薄れますね。

 

ホビー系ロングライドバイクでは長いステム、短いヘッドの遠い近いハンドルポジションは悪ですね。エンデュランス快適性からのパフォーマンス向上がキモです。

 

そもそもグラベルはスタイルであって、レースじゃありませんし。で、やっぱし、ロード系の遠い低いハンドルポジはオフロードにはミスマッチですね。ハンドリング性が劣りますから。

 

ヘッドチューブを従来の長さにして、コラムを長めに出して、ハンドルを高くするなら、スペーサを使いますね。上のうちのKONAのMTBや先代のミニベロはまさにそれですね。

 

15cmのカーボンスペーサー

15cmのカーボンスペーサー

 

が、スペーサーはスペーサーです。ヘッドセットのわんやベアリングからあんまり離れると、強度的な問題が起こりえますね。

 

先代のミニベロです。ヘッドチューブからステムまでのカーボン地のとこが超ロングスペーサーですね。20cmオーバーです。ヘッド周りの多少のガタに最後まで悩まされましたね。

 

カーボンロングコラムスペーサー

カーボンロングコラムスペーサー

 

レアな一本ものでそんなです。5mmや10mmのスペーサーをだるま落としみたいに入れると、さらなる強度・安定不足を引き起こしますね。ソリッドにはなりえませんわ。見た目がアレだし。

 

その点、フレームの長めヘッドチューブは近高ハンドルに有効ですね。最近のオールロード系のフレームはだいたいこの発想です。ヘッドチューブがロングだ。グラベル専用設計の端緒ですね。

 

カーボン2999ドル アルミ1599ドル

 

Silexの海外の販売は10月以降になります。アメリカ価格でカーボンが2999ドル、アルミが1599ドルですね。

 

スタンダードなフロントシングルのドライブ、SRAM APEXの価格が日本ではどうなりますかね~?

 

SRAMのロード系パーツの代理店はインターマックスです。オフロード系のダートフリークより良心的ですが、本国より割高になりますね。

 

フロントダブルのSilex 400のドライブはシマノ105ですね。こちらは1999ドルです。せっかくのピュアグラベルにフロントマルチはビミョーなはなしですね。ディスクロードじゃないし。

 

アルミ版の国内定価198000円、MGDマークの小売店で30%オフの込み15万とかが売れ線ですかね~。

 

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