Mavic Aksium 単品で買えるフランスの名門リム屋の最安ホイール


Mavicはフランスの自転車産業界の顔的存在です。同じく仏大手のタイヤ屋Michelinとは同期です。いずれが1889年、第四回パリ万博、エッフェル塔のオープンイヤーに産声を上げました。

 

このマビック、カンパニョーロ、フルクラム、シマノがロードバイクのホイールブランドの四天王です。プロからアマ、ライトユーザーから機材マニアまで幅広い支持を得ます。

 

復活USTで商品数がさらに倍増

 

自社のリムに絶対の自信を持つマビックはたくさんのモデルを販売します。ほかの三社のモデル展開はせいぜい10-20ですが、マビックの2018版のオフィシャルのラインナップは32に上ります。

 

今季からUSTてチューブレスモデルがオンロードホイールに復活しました。実際、これは二度目のUSTです。一度目のUSTはユーザーの不評を買って、歴史の闇にひっそり消えました。

 

それから幾星霜、2015年以降のリムのワイド化が潮目になって、ロードホイールのチューブレス化が再浮上します。

 

マビックは前回の反省を教訓にして、取り外しの良さを全面的にPRします。13-15mmのナローリムのUSTは使い勝手の悪さで敬遠されましたから。

 

13mmのリムのバルブ穴にチューブレスバルブが入ると、クリアランスがほとんどなくなります。こんなですね。

 

13mmにチューブレスバルブ

13mmにチューブレスバルブ

 

きつきつです。しろうと目でむりが分かります。ここのつくりはチューブレスのかなめです。一度目のロードのUSTは時期尚早でした。

 

最近のチューブレスオンリーやチューブレスイージーはクリンチャーより気楽です。ロードのディスクブレーキ化と並行して、チューブレス化が進みます。

 

で、この復活のながれからマヴィックの2018モデルのロードホイールにUSTバージョンがぶわっと増えました。さらにニュージャンルのALLROADが加わって、32の大所帯が完成します。→マビックのロードホイール一覧2018

 

今日の主役はそんな注目のUSTでなくて、旧来の定番の廉価モデルのAksiumです。マビックのロードホイールのリスト中で最安の、そして、特異の商品ですね。

 

独自の販売スタイルWST

 

マビックは自社ホイールの設計思想or販売方針を評して、WTS=Wheel Tire Systemて名づけます。たいそうに聞こえますが、ホイール+タイヤ+チューブのセット販売です。

 

ホイール=統合型の回転体パッケージて発想です。タイヤとチューブがホイールにバンドルします。単品の販売はありません。セットは半強制的です。

 

げんにホイールは単品では機能しません。タイヤとチューブ(チューブラーやチューブレスではN/A)が不可欠です。

 

『最大の機能を発揮するセットの状態で販売する』は一理です。でも、これはマビックの当社比でしかありません。

 

こうゆう独自のスタイルはユーザーの理解を得られないと、あらさがしの的になります。まっさきに『抱き合わせ販売』て言葉が浮かびますね。

 

きびしい人は『単品のクオリティでよそに勝てないからセット販売でごまかす』ておっしゃります。大半はシンプルに『愛用のタイヤを使えない』や『マイジャストサイズじゃない』です。

 

単品OKなAksium

 

うん十万のディスクホイールCOMET PROのチューブラーから新作のALLROADまでマビックのホイールはWTSのセット品ですが、最廉価盤の無印AksiumとそのDISC版だけは異例の単品です。

 

マビックの公式ショップのリストではこの二つだけが剥き出しのすっぽんぽんですね。他社のホイールのノーマルモードだ。マビックホイールの、販売スタイルのなかでは異例です。

 

名前 重さ タイヤ種 タイヤ幅 リム素材 価格  備考
AKSIUM 1880g CL 25-32 アルミ 185ユーロ  タイヤ、チューブが付属しない

 

備考が際立ちます。そのほかの詳細は平凡です。1880gのC17のセミ鉄下駄。安ロードの純正品、補修用とどっこいどっこいです。

 

定価の185ユーロ、今日の換算で約25000円は割高です。同クラスのシマノWH-RS010の希望小売りが税込み15317円ですから。

 

英国ストアの実売価格がこんなものです。

 

Mavic Aksium One Wheelset
Mavic Aksium One Wheelset

定価 21037
割引 12%
特価 18516円

※ 2017/10/22 03:10:30のmerilin cyclesの価格

 

Aksiumの単品はおはこのWSTセットじゃありませんから、マビックらしさがぜんぜん失せますね。

 

タイヤ付きのAksium Eliteがおすすめ

 

ミドルグレード以上では独自のバンドルセットはビミョーなところです。一方、Aksiumみたいなエントリーモデルではタイヤの着脱の手間が減ります。

 

タイヤ代、取り付け工賃を考えると、AKsium Eliteの手軽さにひかれます。

 

Mavic Aksium Elite Clincher Wheelset 2017
Mavic Aksium Elite Clincher Wheelset 2017

定価 33220円
割引 31%
通常 26010円
特価 24710円

※2017/10/22 03:16:10 のprobikekit.jpの価格。特価は追加割引クーポンコード[ B4C5 ]を入力した場合の金額

 

よーく見ましょう。前後のタイヤのパターンがじみにちがいます。くさってもWTSです。

 

マビック「よその市販タイヤを付けてもこれ以上にできまへんで~」

 

てなものです。タイヤ、チューブ、プロの工賃込みで考えると、まあまあ納得できます。

 

それから、ELITE版のホイールは1785gと無印よりすこしかるくなります。無印→ELITE→PRO→PRO SLの順でグレードが上がります。廉価版のアクシウムはELITEどまりです。

 

名前 重さ タイヤ種 タイヤ幅 リム素材 価格  備考
AKSIUM ELITE 1785g CL 25-32 アルミ 265ユーロ  最安WTS

 

バンドルタイヤはYksion Elite Guardです。2017モデルから新型になりました。GUARDは耐久モデルのタイヤのシリーズです。タイヤも無印→ELITE→PROで出世します。

 

タイヤなしのホイールからタイヤ代プラスで上位のWTSモデルを買えちゃいます。気軽にマビックのホイールのふんいきを味わうなら、このAksium Eliteをチョイスしましょう。

 

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