ママチャリ改造 BBのチタンシャフトにフルセラミックベアリング圧入


ママチャリ改造の第六弾はBB、ボトムブラケットですね。フレーム側のシェルはクリーニング済み、フェイシング済みです。紙やすりとピカールのなんちゃってフェイシングですが。

 

BBフェイシング完了

BBフェイシング完了

 

ホローテックIIやGXPやサードパーティの30mmスピンドルの中空系のBBを使おうとか考えますが、ママチャリらしさを考慮すると、最終的にスクエアテーパーのBBにおちつきますね。

 

が、ふつうにスクエアBBを入れても、ヤリガイを感じません。過去にスクエアBBを超さんざんメンテ・新調・破壊しましたし。

 

スクエアBBトリオ

スクエアBBトリオ

 

じゃあ、今回は未知のDIYに挑戦しましょう。シールドベアリングの交換です。しろうとにはかなりの高レベカスタムですね。

 

この夏にミニベロをばらしましたから、いちばん下の貴重なチタンシャフトの軽量bbを流用できますね。

 

ちなみに重さはいちばん上のSR SUNTOURの鉄シャフトが350g、まんなかのTOKENのクロモリ中空シャフトが250g、いちばん下のチタン中空シャフトが180gですね。

 

チタンシャフトスクエアBB

チタンシャフトスクエアBB

 

価格は5000円弱ですね。定番の中華グッズです。ブランド物のチタンシャフト、TOKENのやつは1万を越えますね。ヒュー!

 

 

これを買うと、予算をオーバーしちゃいます。てか、980円のジャンクフレームに10000円のBBは意味不明です。

 

じゃあ、手持ちの予備をえいやっとこうしますね。

 

チタンスクエアシャフト

チタンスクエアシャフト

 

プラッチックのスリーブをぶち割って、ステムを中にかまして、ばんばん叩いたら、シールドベアリングをばりっと外せました。

 

グリス不足で初期装備のスチールベアリングはすでにごりごりのサビサビでした。使用期間は長くありませんが、外置きの雨ざらしがてきめんですねー。鉄系パーツはほんま速攻でさびます。

 

じゃあ、シールドベアリングのガタ=BBの寿命ですが、チタンシャフトをぽいっと破棄するのはざんねんですね。捨てるにしても遊びましょう。ベアリングの打ち換えに挑戦します。

 

6903セラミックベアリングを購入

 

スクエアテーパーBBのシールドベアリングは特段の自転車専用品でなく、汎用の工業用品ですね。

 

内径:17mm
外径:30mm
幅:7mm

 

のシールドベアリングですね。ベアリングのゴムパッキンに型番の記載があります。『6903 2RS』ですね。6903のシールドベアリングはこのサイズです。アマゾンやモノタロウで一個から買えますね。

 

 

2RSのアルファベッツはRubber Seal、ゴムパッキンの略です。数字の2はまんまですね。つまり、2RS=ツーゴムパッキンですね。両面接触型? おそらくいちばん防水・防塵のタイプです。

 

また、6903番のシールドベアリングはスクエアBBに留まらず、ホイールのハブに使われます。ハブ本体は6903、フリーボディは6803ですね。

 

フリー裏

フリー裏の6803ベアリング

 

型番はだいたいゴムパッキンの表側にあります。交換のさいの目安にしましょう。心配性さんはデジタルノギスで実測を忘れない。

 

型番が分かると、へんな欲が出ます。

 

「セラミックベアリング」

 

て魅惑のワードが頭によぎりますね。しかも、セラミックベアリングのプーリの回転をすでに経験しますしね。

 

まさに歯車的砂嵐の小宇宙

まさに歯車的砂嵐の小宇宙

 

プーリーのベアリングは6903よりぜんぜん小サイズです。サイズが大きくなると、価格が上がりますね。

 

6903のセラミックベアリングはいっぱしの高級品です。国内のノーブランドの流通品が1個数千円だ。新しいBBをよゆうで買える~。

 

じゃあ、中華サイトを頼りましょう。1個1000円代の6903セラミックベアリングがどかどか出ますね。

 

中小の国内セラーの大半はこれをAlibabaやAliexpressで仕入れて、儲けを乗っけて、アマゾンや楽天に出品しますね。ものは一緒です。

 

じゃあ、セラーを厳選して、カートインしましょう。で、10日弱をのんびり待ちますね。のーんびり。

 

はい、ブツが届きました。

 

おなじみの黄色いパッケージ

おなじみの黄色いパッケージ

 

こんな小物が保険付きの書留で来ます。定形外扱いの郵便箱投函で構わんのに~。でも、実際にそうなると、配送事故が常態化しかねないかあ。

 

中身はこんなですね。おどろきの白さ、フルセラミックベアリング!

 

フルセラミックベアリング6903

フルセラミックベアリング6903

 

NOT RSバージョンです。むき出しのタマタマが垣間見えますね。ゴムパッキン+グリスは回転の敵ですね。この際、防水や防塵は度外視ですね。

 

シールドベアリング圧入

 

シールドベアリングの圧入です。本来、着脱のいずれが上級者向けのカスタムですね。プロが万力とごっつい専用工具を使って、しかめ面で慎重にやります。

 

ぼくは初期のジャンクのスチールベアリングの取り外しには頓着しませんが、このセラミックベアリングの圧入にはおいそれとゴリ推しゴリラくんになれませんね。

 

セラミックは過度の衝撃や加圧でふつうに割れますね。鉄やチタンみたいな粘り気はありません。手応えはアルミに近くなります。むにゅっとせず、パキパキ言います。

 

で、ひさびさに工具を買いにダイキの工具館へ走ります。M6のロングネジとボルト付きネジを購入しました。

 

ついでにキャリパーブレーキ取り付け用のL金具をゲットしますね。左上の黒い短いやつです。右上が旧L字金具です。

 

ベアリングDIYキット

ベアリングDIYキット

 

そして、キモはCNCステムですね。このオフロード系のごついステムがDIYにフル活躍しますね。やすりの台座、圧入のハンマー、コラムカットのソーガイド・・・

 

もはや、ぼくのなかでステムは工具! ああ、次世代のDIYチャリダーに残そう、この名言。現実、半端な工具より精度はばっちりですね。

 

さあ、これらを駆使して、ベアリングをぶち込みます。BBシャフトの中にヘッドつきのM6のネジを通して、金具やステムをテキトーにかませて、レンチでネジネジしますね。

 

ステムやM6ネジやで圧入

ステムやM6ネジやで圧入

 

うーん、かったーい~。金具が負ける~。じゃあ、冷やしてみましょう。チタンを冷凍庫でちたんちたんに冷やします。

 

冷凍チタン

冷凍チタン

 

これで鉄みたいにコンマ何ミリか縮む?!

 

固い

固い

 

うーむ、ぜんぜん入らない。かっちかちや。

 

一旦、これでフレームにセットして、カップを嵌めましょう。

 

はい、ぱかっとな。

 

BBセット

BBセット

 

これでネジネジすれば、ベターな位置まで圧入できんけ? YES! WE CAN!

 

で、目一杯にぐりぐりしますね。途中からパキパキて音がします。うん、気にしない!

 

一応、BBカップの遊びをなくせましたが、ガチガチにトルクをかけると、ベアリングの回転をBANしちゃいますね。

 

もしか、フレームがアウトだア? チタンシャフトのがアウト? うーん・・・OK! 全力でスルーしましょう。そーれ、魔法の呪文さ、ミテミ・ヌ・フリ!

 

クランクをセット

 

クランクをセットします。折りよくジャンク箱のなかから2本のクランクが出てきました。

 

クランク仮つけ

クランク仮つけ

 

でも、左クランクx2だあ! しかも、色違いで、長さ違いだあ! 構いません、構いません、BBの空転の具合を見るには構いません。

 

回転はさすがのセラミックベアリング・ノングリスですね。クランクが30回転ぐらいするする回ります。

 

そして、車体がぐわんぐわん横ブレしますね。クランクの長さ違いの影響? やっぱし、フレームのゆがみかあ? 980円の安物だからなあ~。

 

ママチャリカスタム、この中盤に来て、暗雲がたれこめますねー。

 

あ、キャリパーブレーキのL字金具を短くしました。

 

L字金具短くする

L字金具短くする

 

こっちはぴったしですね。

 

次回はヘッドパーツの圧入です。

 

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