ルイガノの異色ランドナー デオーレXT 蝶ハンドル メカディスクのLGS GMT V


 

ランドナーは旅行用の自転車の総称ですね。フランス語でぷち旅行を意味するランドネに由来します。ふつ旅行はヴォワイヤージュですね。英語はツーリングですか。

 

でも、『ツーリングバイク』てのはオートバイとごっちゃになりますから、チャリダー的には『ランドナー』が好まれますね。

 

日本一周、世界一周みたいな長旅のお供はだいたいランドナーですね。車輪はロードバイクの標準700Cより小ぶりな650bないし650aですね。

 

この650bホイールはすこし前まで絶滅寸前でしたが、MTBトレンドに乗って、27.5に生まれ変わりました。ちなみにa、b、cの順でサイズは小さくなります。

 

アメリカの折り畳み自転車ブランドのTernの日本限定モデルのクロスバイクRIPは650cです。

 

これはほぼ26インチです。

 

ランドナーのタイヤは耐久度重視でやや太めです。といっても、MTBほどでなく、1.5インチ前後、ママチャリ、ブリジストンクラスですね。

 

実のところ、ランドナーは日本のスポーツ系自転車のブームのさきがけでした。バブル時代のMTBブームより以前のスポチャリブームはランドナーでした。

 

つまり、ランドナー→MTB→ミニベロ→ロードバイク→ハイブリッドが日本のチャリのトレンドの推移です。だいたい10年ごとにジャンルが変わりますね。つぎは間違いなくEbikeの時代でしょう。

 

てことで、1980年前後にはランドナーがいまのロードバイクみたいに流行りました。学生時代の日本一周てのがステータスだった、ど根性浪花節が自慢になった、そんな時代のはなしでしょう。記録より記憶の時代ですね

 

現代のオンロードチャリダーはサイコン、アプリ、パワーモニターみたいなハイテクデジタルで科学と数値を重視します。

 

「長期休暇で北海道をふんわり一周した」

 

より、

 

「ビワイチ自己ベスト更新」

「どこそこ峠1分短縮」

「月間走行2000km」

「Strava セグメント区間1位ゲット」

「最大出力10%アップ」

 

とかのが高ステイタスです。

 

精神論、気合主義、情緒的なにわ節はぜんぜん流行りません。データの時代です。むしろ、チャリで長旅みたいな冒険、チャレンジは白い目で見られかねません。

 

さらにスマホのマップとネットの宿泊サービスで国内の長期ツーリングのハードルは昔よりぜんぜん下がりました。

 

国内で冒険とかチャレンジとかの要素はもうありません。暇人の酔狂てなもんです。涼しい室内でローラーころころ回す方が合理的で有意義です。

 

積載量がかんじん

 

ロードバイクではむだなものを削ぎ落とすストイシズムがもてはやされますが、ランドナーでは積み込める荷物のキャパが重要になります。

 

着替え、寝袋、パソコン、お財布、カメラ、食料、調理器具などなど、旅行用のパッケージをそのまま積めるくらいのキャパは必須です。さらに自転車の修理部品、工具、輪行袋などのチャリ装備も必要でしょう。

 

じゃあ、前後キャリアは必須です。あと、雨天やウェットコンディション用にドロヨケ、ナイトライドにハブダイナモとオートライト、休憩用にスタンドも便利でしょう。

 

これらの備品をクロスバイクや古MTBに後付けでセッティングするのはなかなか大変です。個別パーツの絶対数が多くありません。干渉が心配です。

 

なので、ランドナー用にパッケージされたモデルはより取り見取りでこそありませんが、ニッチに細々と販売されます

 

ランドナーの一番人気はGIANTのグレートジャーニーですね。フル装備で10万前後のキングオブランドナーです。

 

twitterで検索したら、気の毒な方を発見しました。

 

 

これはマックスへこみトラブルだあ! 鞄は無事ですから、貴重品はOKでしょう。でも、旅の相棒がチャリパクされたら、ぼくは滅入ってもう進めませんわ。

 

が、このグレートジャーニーはわりにぶっ壊れますね。強度がすこし不安です。

 

次点がルイガノです。ルイガノ=AKIコーポレーションはツーリングて名義でスタンダードなランドナーを出します。

 

が、ここではおもしろギミック満載のLGS GMT Vを紹介しましょう。

 

なんと標準バタフライハンドル!

 

ブレーキは機械式のディスクで、シフターはデオーレ&XTミックスの3×10、ハブはXT、タイヤは超耐久のシュワルベマラソンプラス、センタースタンド搭載です。

 

しかも、画像のバッグ類が付属します。総重量は全部込み込みで18.34kgです。

 

フレームとフォークはクロモリですね。これはロングライドの疲れにくさと万が一の直しやすさのためですね。カーボンやアルミの修復は手間です。町工場ではむりでしょう。クロモリの溶接はかんたんです。

 

これの12万はなかなかのお買い得価格ですね。個人的にバタフライハンドルの使い勝手が気がかりです。ドロハンがかすむほどの快適さと言われますね。

 

ルイガノ、なかなかおもろいことをしますね~。

 

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