ロードバイクじゃないけどヒルクライムの名所六甲山へ逆瀬川ルートで


六甲山は阪神間の名峰ですね。大阪-神戸の遠景の山並みはこの六甲山です。近畿圏のハイキングのメッカで、自転車ヒルクライムのサンクチュアリイですね。

 

2016年8月11日 夙川

2016年8月11日 夙川

 

日本屈指の古湯、有馬温泉はこの山中にあります。ぼくは今年の二月にミニベロで有馬のかんぽの宿の金泉に浸かりに行きました。

 

六甲山の特徴は市街地からの近さとルートの多さです。ハイキングコース、ヒルクライムコース、MTBコース、いずれに難易度別の定番路がありますね。

 



六甲山のヒルクライムとハイキングの思い出

 

じゃあ、ぼくの六甲メモリーはその二月の有馬行き、なんかのイベントで芦屋川から奥池の公園までハイキング、ドッペルギャンガーで逆瀬川からカンツリーハウスまでヒルクライム&BBQですね。

 

くしくも大昔のドッペルゲンガーのヒルクライムの経路はロードバイク乗りに人気な『逆瀬川-六甲山頂』ルートとかぶりますね。

 

ぼくが上ったのは2005年ごろでした。ぜんぜんロードブームの前です。ぱりぱりのサイクルジャージ、グラサンのロード乗りに追い越されて、ドッペルを二度見されましたね。そのローディのあぜんの顔を忘れない、ははは。

 

もちろん、折り畳みでは上りきれません。途中から降りて押してだらだら歩きます。正味、2時間はかかかりましたね。カンツリーハウスは山頂や茶屋よりさきですし。

 

下りはヒャッハーでした。が、いまに思いかえせば、ドッペルのぽんこつブレーキでよくダウンヒルできたなあと感慨深くなりますね。こわっ!

 

じゃあ、楽しい思い出をかえりみて、きちんとしたバイクで逆瀬川から六甲山頂へ向かいましょう。機材はこんなですね。

 

KONA HONZO CR TRAIL DL ver Gravel

KONA HONZO CR TRAIL DL ver Gravel

 

グラベルクロス、KONA HONZO ベヒモス号です。体重計の実測は9.3kgですね。昔日のドッペルより軽量です。タイヤは700-40ですね。

 

現実、有馬行きの車体のミニベロはこれよりさらに軽量です。8.8kgですね。

 

有馬温泉 到着

有馬温泉 到着

 

タイヤ幅はフロント28cのリア23cです。ヒルクライムにはこちらのが有利ですね。でも、ミニベロに立ちこぎや下りで負荷を掛けるのはすこし不安です。ハンドリングが超クイックですし。

 

で、上のクロスで行きます。目標は『六甲山頂でパンを食う』ですね。毎度のごりごりのゆるチャリです。

 

ところで、逆瀬川ルートはわりときつめのコースです。グーグルマップでルート指定して、徒歩に設定すると、距離と標高を見れますね。

 

逆瀬川駅-六甲山頂のデータは

 

距離:11.8km

上り:880m

下り:3m

 

て、平均8-9%の斜度です。

 

 

まあまあの傾斜です。が、前回の魔の国道308号線、暗峠の大阪側が平均20%、最大37%の地獄のデスマーチです。楽勝や~。

 

スタート地点の逆瀬川に向かう

 

ちまたではゆるチャリ詐欺が頻発します。カーボンロードに乗って、サイクルウェアを着て、ビンディングシューズを履くような乗り手が軽々しく「ゆるチャリ」とのたまいます。ゆるゆる詐欺ですね。

 

スマホやサイコンでタイムを測るとか、朝イチで行くとか、足付きなしでがんばるとか、そんなのはぜんぜんゆるチャリじゃありません。

 

真のゆるチャリダーは昼前まで寝て、遅い朝食兼昼食のジャンクな冷凍ピザを食べて、普段着でだらだら出かけますね。

 

で、最初の写真の時刻がすでに13時30分ですね。スタート地点の逆瀬川は15kmのかなたです。毎度の猪名川サイクリングロードで宝塚方面まで向かいます。

 

猪名川サイクルロード2017年6月17日昼下がり

猪名川サイクルロード2017年6月17日昼下がり

 

宝塚or逆瀬川へは猪名川サイクルロードか武庫川サイクルロード経由で行けます。どちらも阪神間の定番サイクルロードですね。

 

が、うちからのルートはすこし冗長になりますね。最短ルートは伊丹市内を突っ切るルートです。これはとくにおもしろいもんじゃありません。でも、体力節約のために通ります。

 

ところが、キャメルバックのポディウムボトルを忘れてしまいました。途中のスーパーにピットインして、ポカリを補給しますね。

 

ポカリ補給

ポカリ補給

 

昆陽池のでっかいイオンの北のあたりで武庫川を渡って、伊丹市内から宝塚市内に入ります。この橋は初見だな。

 

武庫川渡る

武庫川渡る

 

山間の空は薄曇ですが、頭上はピーカンです。今年はから梅雨ですね。土日ごとに絶好のサイクリング日和が続きます。春先より好天だあ?

 

スタート地点の逆瀬川駅は目と鼻の先です。今回のテーマのパンを調達しましょう。と、かわいいパン屋がありました。TAKARAZUKA パンネル。

 

パンネル

パンネル

 

ザ・町のパン屋さんです。番台の奥のパンの厨房がやたらと大型です。この規模は一パン屋の規模じゃない。どこかの工場の直営でしょうか?

 

お値段は70-100円ですね。超庶民的です。ホテル系やシェフ系じゃありません。普段使いの町のパン屋さんですね。

 

クリームパンとチーズパンを買いました。190円です。かわいいふくろですね。

 

パンネルのかわいいふくろ

パンネルのふくろ

 

これでヒルクライムの用意は整いました。スタート地点の逆瀬川駅にゴーしましょう。

 

ちょっとややこしい阪急逆瀬川駅

 

阪急今津線逆瀬川駅は逆瀬川沿いにあります。今津線の北の終点は六甲のふもとの宝塚駅、南の終点は甲子園球場のちかくの今津駅ですね。

 

逆瀬川の駅前の線路がスタート地点ですね。が、この駅前の構造がちょっと複雑です。道路の合流、線路、駅高架、カーブが入り混じりますね。そして、交通量が多めです。

 

この写真は高架の上ですね。ふつうのチャリダーはここに来ません。右下の道でスタートに行きます。ぼくは交通量に負けて、階段を駆け上がりました。下道は写真写りがイマイチでしたし。

 

逆瀬川駅

逆瀬川駅

 

逆瀬川はすぐに分かります。閑静な住宅街のこじんまりしたおしゃれな川ですね。水質が比較的に良好で、夏には蛍が飛び交います。

 

こんなおしゃんな逆瀬川ですが、その昔には武庫川から逆流して、近隣にえらい被害を出しました。リバース・リバーサイド・リバーの、R3の昔日の栄光ですね。

 

逆瀬川

逆瀬川

 

左側は一車線、右側は二車線です。お、はやばやロード乗りがスタートダッシュをしかけますね。これはガッチンだなあ。

 

この逆瀬川のさきは宝塚ゴルフクラブになりますね。最初の目印です。

 

宝塚ゴルフクラブ

宝塚ゴルフクラブ

 

このおとなりは西宮カントリー倶楽部です。しばらくゴルフクラブのそばの道が続きます。この道のプレッシャーがなかなかのものです。路肩がないし、トラックが来るし。

 

が、最大の問題は路線バスですね。これと重なると、抜きつ抜かれつをして、完全にペースを乱されます。

 

道狭し

道狭し

 

不安な人はすなおに右側の歩道へ行きましょう。がらがらです。

 

カントリー倶楽部の付近はアップダウンですね。

 

西宮カントリー倶楽部付近のアップダウン

西宮カントリー倶楽部付近のアップダウン

 

序盤はわりと楽チンです。てか、ゆるチャリダーが気持ちよく走れるのはこんなもんですわ。82号線との合流地点からがこのルートの真の姿ですね。

 

逆瀬川ルート10%越え傾斜が牙を向く

 

二つのゴルフ場を越えると、最初の分岐にぶつかります。

 

82号線合流ポイント 左は西宮へ

82号線合流ポイント 左は西宮へ

 

六甲方面は正面の道です。左は西宮の夙川のあたりへの下りになります。別コースですね。

 

ここから傾斜が一段ときつくなりますね。ギアはすでに11速の42Tです。アウター縛り、ミドルギア縛り、休みなし、足付きなし、そうゆう部活的なノリはゆるチャリには禁物ですね。

 

10%オーバーの坂がながなが続きます。しかし、暗峠の拷問のごとき道のりを思い出せば、らくらく進めます。だって、道幅はワイドだし、路面は上々だし、へんな溝はないしさ。

 

ああ、くらがりとうげのナイトメアがフラッシュバックする・・・

 

暗峠の名所S字カーブ

暗峠の名所S字カーブ

 

ヒャッハーな下り

 

パリルーベ?

パリルーベ?

 

これが国道ですぜ?

 

国道308号線

国道308号線

 

逆瀬川-六甲山ルートは県道です。標識が六角形ですね。おにぎり三角形じゃない。楽勝や!

 

が、その長さがじわじわ来ますね。くらがりとうげは距離2kmで上り400mです。奈良と大阪の生駒の山を最短で横断するゆえの激坂くんですね。最初から全開本気のパンチでKOしに来ます。

 

一方のこの逆瀬川六甲ルートは11kmの800mです。ボディブローでじわじわ体力を奪って、たまのフックやアッパーでポイントを稼いで、判定勝ちを狙いに来ます。

 

じゃあ、筋肉より心肺が言わされますね。シャツは汗でびちょびちょ、心臓はばくばく言います。あー、しんど!

 

で、中盤で限界を感じて、サイクリングからハイキングモードに切り替えました。フラットペダルとスニーカーの利点ですね。

 

案の定、ぼくの体質的に上りは苦手競技ですね。日常生活の階段の上りがすでに苦痛です。心拍数と血圧が一気に上がりますね。

 

この苦手意識は気のせいじゃありません。前に和歌山の白浜の温泉宿の大浴場で朝風呂に浸かって、脱衣場までの十数段の階段を上ったら、なんか急にふわーとなって、完全に落ちました。

 

そのときには椅子から転げ落ちて、床で頭を打った瞬間に我に返って、大事を免れましたね。その日一日中、頭と心臓がずきずきしました。

 

この事件以来、銭湯や温泉の登り階段はぼくのなかの鬼門ですね。上りで無理を感じれば、すぐに休みます。

 

じゃあ、30度以上の真夏日のヒルクライムはNGですねえ。平地の真夏球蹴り、真夏ランニングはぜんぜん平気ですけど。人体の神秘、身体能力の個人特性は奥深いものですね。

 

コースの二つ目の信号です。

 

分岐二つ目

盤滝トンネル交差点の信号

 

芦池有料道路まで4kmです。オー、昔のジャパニーズ単位では一里ですぜ?! 400mのコースの10周分じゃないか?!!

 

はい、疲れがピークになりますね。乗ったり、降りたり、乗ったり、降りたり、だらだらと進みました。足はぜんぜん来ませんが、肺はじきにきゅうきゅうします。そして、ポカリは空になった・・・

 

そんなこんなで芦有まで来ました。

 

芦有の標識 六甲山7kmはフェイク

芦有の標識 六甲山7kmはフェイク

 

疲れた目に六甲山7kmがドギャーンと飛び込みました! が、これは自動車用の標識ですね。ここから自転車ヒルクライムのゴールの茶屋までの距離は2.2kmです、by Google MAP.

 

7kmはむりだあ・・・あ、でも、茶屋のあっち側はアップダウンになりますね。大昔のドッペルヒルクライムの遠い記憶ではそうです。

 

カンツリーハウスまでの距離は3km、上り59m、下り50mですね。ほらほら~。意外と物覚えがあるなあ、ぼく。

 

六甲神社にお参りして、ついにゴールの山頂へ!

 

ゴールは目前です。と、この最後のところで注目スポットが目に入りますね。

 

六甲山神社鳥居

六甲山神社鳥居

 

赤い鳥居です。ペンキ塗りたて、ははは。これが左手に現れます。これを見過ごすのがガチチャリダー、寄り道するのがゆるチャリダーです。

 

チャリをほったらかして、山道に入りましょう。ロックフリーです。こんなところにチャリパク屋さんは出えへんっしょ~。

 

参道です。

 

参道

参道

 

参道で山道ですね。グッドハイキングコースです。MTBのトレイルにはちょっと難ですかね。

 

と、まじの倒木が行く手を阻みます。

 

思いっきり倒木

思いっきり倒木

 

スカイリムか! 寄り道チャリダーはこんなことでへこたれません。ゲラルトさんのような素早い身のこなしで難なく乗り越えますね。上り以外はお手の物です、ははは。

 

山頂です。

 

六甲山神社境内

六甲山神社境内

 

本殿の石の祠はぼくの背後ですね。神主さん? たちが屋根のペンキを塗り替え中でした。写メできず! まあ、本殿を気軽にぱしゃぱしゃするのも神さま的にはノットウェルカムでしょうし。

 

全国のチャリダーが気持ちよくサイクリングできますよーに、世界がヘーワでありますよーに、と。

 

なんか寄り道で満足感が出ちゃいましたが、ゴールはこっちでしたね。はい、六甲山頂の一軒茶屋です。

 

六甲山頂一軒茶屋

六甲山頂一軒茶屋

 

ふう、こんなところでかんべんしたるわ!

 

この茶屋には駐輪場け? て数の自転車があります。右のディスクブレーキのドロハンはツーリングバイクですね。リアのColemanのでっかいテントとパニエバッグがそそりますね~。

 

さて、写メ画像から正味の登頂時間が分かります。上の逆瀬川の写真の時刻が14:47、この茶屋の時刻が16:09ですね。

 

じゃあ、ザ・正味82分ですね。写真撮影、お参り込み込みの時間です。個人的に60分以上のヒルクライムはたいくつ&ハードですね。普段のランニングが50分前後ですし。

 

 

茶屋にはハイカーもたくさんですね。まさに山中の憩いの場です。実質、ふもとからここまで補給ポイントはゼロです。ドリンクは尽きますね。

 

パンは手元にあります。じゃあ、自販機で水分の補給をしましょう。うーん、缶130円、ペットボトル170円ですね。

 

うーん、うーん、うーん・・・しんぼうしましょう。いや、ぼくは構いませんよ、構いませんが、ぼくのなかのリトルB4Cが財布の口をがっちりガードしますね。

 

じゃあ、水なしで!

 

真の山頂へのルートへは茶屋の反対車線から上ります。坂がこんなですね。

 

六甲山頂へのラスト坂

六甲山頂へのラスト坂

 

ん、この路面の丸型の滑り止め、きっつい勾配はあれだ?! ああああ、くらがりの悪夢があああ!!!

 

坂は続くよドコまでも

坂は続くよドコまでも

 

ふぎゃー!!!

 

あ、でも、こっちの坂はじきに終わりました。200mですわ。くらがりの十分の一ですね。

 

山頂からのビューですね。阪神間の市街地を一望にできます。海のあっちは泉南・和歌山ですね。

 

神戸の町並みと瀬戸内海と和歌山

阪神間の町並みと大阪湾

 

さて、今回のごほうびのパンを食べましょう。

 

パン&マウンテン

パン&マウンテン

 

うーん、味はザ・ふつうです。100円のパンの味ですね。お土産には向きません。やはり、普段使いの自分用ですね。

 

安さとふくろのかわいさが決め手ですね。

 

パンネルをパンを六甲山でいただきます

パンネルをパンを六甲山でいただきます

 

上が78円、下が98円です。安! 本格系のパン屋のパンは+100円の高級品ですね。ぽいぽい買うと、マッハでランチ級の金額を取られちゃいますね。

 

帰りはよいよいですね。ヒャッハーモードでがんがん飛ばします。で、行きとコースを変えて、82号線で西宮方面に降りますね。

 

はい、ふもとへゴール!

 

西宮の夙川駅周辺に帰還

西宮の夙川駅周辺に帰還

 

下りはげにかんたんですね。ディスクブレーキの利点ですわ。よゆうでヒャッハれます。

 

ここからサイクルハンターに寄ろうかと思いましたが、めんどうくささに負けて、帰路に着きました。あ、西宮ガーデンズに寄って、ジュースを買いましょう。

 

最近のお気にですね。ソルティライチ。

 

ソルティライチ

ソルティライチ

 

塩気と酸味が染みます。おすすめ!

 

エアゆるチャリダーはGarminできっちり計りましょう。

 

 

毎度、グーグルマップのルートの距離の数値は実走の90%前後になるように思えます。そして、自転車用のルート機能の実装はぜんぜんされへんな~。

 

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