239円の中華ディスクブレーキアダプター Vブレーキのクロスバイク用に調達


サブ車の一番の不満がブレーキです。古いDeoreのVブレーキですが、こいつがぜんぜん効かない。ローラーブレーキかキャリパーのような制動力です、ほんとに。

 

おまけにスプリングの調子がたまにおかしくなって、レバーががちがちのロック気味になります。ぼくはこれでそんなにスピードを出しませんが、前に坂の下りでこれを食らって、うひゃあと焦りました。

 

Vブレーキを新調する? Vブレーキはもうアナクロでしょう。どうせ買うなら、油圧のディスクブレーキを買います。1万でAVIDとかFOMULAのそこそこのグレードを買えちゃいます。

 

でも、ほんとうにVブレーキからディスクブレーキに変えるなら、一緒にホイールを用意しないといけません。

 

今のホイールはVブレーキ専用の古いホイールです。前ハブはSpecializedで後ハブはDEORE LX、リムはMAVICとMATRIXです。フレームにディスクの台座はありません。MTB初期の頃のやつでしょう。

 

新品のディスクブレーキ用ホイールを2万で入手するのはそんなに難しいことじゃありません。マビックのCrossrockとかが候補です。定番ですし、安売りやヤフオクにちょくちょく出ます。

 

予算の都合はOKです。問題はフレームの仕様です。エンド部分に台座がなければ、ディスクブレーキが付きません。

 

 

解決策は毎度毎度のスモールパーツです。古いMTBやロードにディスクブレーキを付けるためのブラケットがあります。

 

 

Wiggleのレビューはまあまあです。メジャーなアイテムみたいで(というより、まともなのはこれだけです)、ブログの購入記がいろいろと出てきます。

 

でも、お高めだなー。うちのサブチャリの購入額の倍くらいになっちゃいますよ。アダプターにその出費はないな~。26インチのフレームを買えますやン。

 

で、もっと手軽なやつを探して、廉価版を見つけました。アマゾンにもebayにも出品があります。セラーはアジア系です。つまり、Aliexpressにもあります。むしろ、こっちが本家です。本家の大元はタオバオですけど。

 

価格はおどろきの239円! しかも、国際送料込みで! 圧倒的なチープさです。いったい、原価はいくらですねんな。

 

AliExpress 239円のディスクブレーキアダプター

AliExpress 239円のディスクブレーキアダプター

 

うーん、見事な100円ショップクオリティ。精度は期待薄ですね。と思って、取り付け方を調べると、別のストアーでこんな参考画像を見つけてしまいました。

 

すてきなかませ

すてきなかませ

 

木切れ!! ウッドマウント! アイヤー!

 

あははは、だれが買うか! でも、239円だし・・・えーい、ぽち!

 

ディスクブレーキアダプターが来てしまった・・・

 

と前にノリで注文してしまったAliExpressのディスクブレーキブラケットがついにポストインしてしまいました。カートインからかれこれ二週間ほどのご到着です。

 

こんなに非待望の通販アイテムは久々です。ほとんど寝耳に水でした。どっかで行方不明になってくれよとひそかに願いました。

 

しかし、今度もきちんと届きましたよ。中国の郵便事情の悪評はガセですやん!

 

ちなみに配送はトラッキング通知なしのポスト投函でした。パッケージは丁寧です。これで込み込み239円、手間賃と郵送費はいくらでしょうか? 『端数の39円が商品原価です』といわれても、ぼくはべつに驚きません。

 

さて、その39円の実物を紹介しましょう。こいつです、じゃじゃん!

 

ディスクブレーキアダプター

ディスクブレーキアダプター

 

無骨な鉄製。表面処理の雑さはCNC加工と真逆の方向性です。金型の荒さが一目で分かります。まったくきっちり込み込み239円クオリティの一品でいらっしゃいます。

 

鉄のグレードも下の下の下でしょう。ハンガーは厚めで、そこそこの硬さですが、ブラケットのところはへなへなです。ISOなんてものはくそくらえ! という町工場の気概がひしひしと伝わります。

 

ヤフオクに類似品が2000円~でありますが、きっと上級品でしょう。もしか、これを2000円で売っちゃうのはなかなかのメンタリティです。

 
あら探しは不毛です。というより、全体があらの塊です。逆によい所探しをしましょう、えーと・・・

 

はい、破格! これに尽きますね! A2Z Universal ディスクマウントの消費税分よりお安いことがなによりの魅力です!

 

・・・ふう、うだうだ言って、取り付けにかかります。この手のキワモノパーツの取り付けはめんどうくささの連続攻撃です。低テンションではかかれません。さあ、いきましょう!

 

メインチャリのディスクブレーキを借ります。油圧式のFOMULA RXです。

 

formula RX1

formula RX1

 

このモデルのリアタイプのケーブルはレバー側のところでワンタッチで着脱できます。これが非常に便利です。もちろん、オイルは漏れません。どういう構造でしょうか。

 

ハンガーの取り付け位置を検討

 

ディスクブレーキブラケットのハンガーをかますところはフレームの内側のようです。商品ページのサンプル画像がこうですので。

 

取り付け

取り付け

 

はは、木材スペーサーに目が行きますが、ここでの注目はハンガーの位置です。たしかにフレームの内側にINですね。

 

ぼくのチャリのフレームではここですか。

 

MTB ハブエンド

MTB ハブエンド

 

ようはハブのシャフトエンドです。でも、ここはフレームエンドの爪にかかるところです。ハンガーがここにはさまると、エンドの爪がかからなくなります。これが正解でしょうか、うーん?

 

あれこれやってみますが、ほかの方法を思いつきません。消去法でこれが正解です、きっと・・・

 

覚悟を決めましょう。フレームのエンドをがっと広げて、ハンガーをざっとかまして、クイックをばっと通す。はい、いけました!

 

コツは最初にハブのシャフトをフレームエンドの爪から少しずらして、ハンガーをかますあそびをつくることですね。クイックを通すときに最終調整します。

 

厳密にはホイールが右にずれるので、チェーンラインが怪しくなりますが、取り付けテストが先です。

 

次はブラケットのところです。明らかにクリアランスががばがばです。

 

ゆっるゆるのバンド

ゆっるゆるのバンド

 

サンプル画像のように割り箸風のプレカーボンナチュラルパーツをかますのが正攻法でしょうが、ぼくはゴムスペーサーを使います。スマホホルダーのマウント用かなにかです。上の画像の手前のぶらんとした黒いやつです。

 

ディスクブレーキブラケットのねじ穴の位置はインターナショナルタイプです。このFOMULAのブレーキキャリパーはポストマウントです。

 

もともとアダプター付き(インターナショナルtoポストマウント)で使っていましたから、そのままぽん付けできました。ここはすんなりです。ブラケットのねじ穴の寸法とかねじ切りの精度とかはまともです。

 

で、これが本締め後の最終形態です。

 

取り付け完了

取り付け完了

 

おお、悪くないじゃないか! 各部の固定強度が心配ですが、パーツの抵触やクリアランスは無問題です。いける、いけるで!

 

ディスクローターの大きさが足りない!

 

しかし、最後の最後でマシントラブルが発生しました。この取り付け方ではディスクローターがパッドに届きません。

 

ローターの長さ不足

ローターの長さ不足

 

1cm前後かな? このローターは160mmです。ブラケットはもう動きません。とすると、ラストピースは180mmのローターですか。直径20mmアップ=半径10mアップでジャストっぽい感じでありませんか?

 

もしくは、アダプターを140mmタイプにして、キャリパーをローターに近づけるか。そのうち、サイクルハンターのジャンクをあさりに行きましょうかね~。