ハマーやジープはほんとにだめなルック車か?


町のりでよく見かけるのがハマーとジープのチャリンコです。とくにハマーの黄色い車体は異常にぴっかり見映えします。

 

 

まさにこのザ・イエローなやつを見かけない日はないってくらいです。ジープの緑はまあ控えめですね。

 

 

少しチャリをかじった人は

 

「この手の輸入車メーカーの自転車はぱっと見インパクトだけの集金ぽんこつモデルやで」

 

と鼻で笑うでしょう。ぞくにルック車です。

 

折りたたみやミニベロはまだしもですが、フルサスのMTBモデルなんかはまさに堂々のルック車です。サスはサスペンション風のアクセです。ほんもののタトゥーじゃなくて、タツゥー風のシールです、コスプレです。

 

 

ある意味で100点満点のルック車です。ほめられるところはきれいな黄色だけですね。このダウンヒル風のフォークはどこ製でしょう? SUNTOUR? うーん、ですね。

 

こんな安オリジナルのフォークをつけんと、SUNTUORのカタログの安フォークに黄色いステッカーを貼ってよーです。DHでリムブレーキていつの時代のチャリモデルですか! 前にMTBが流行ったときかな?

 

で、最近のHummerの99%はこのルック車ですが、オリジナルはふつうのMTBです。こちらは2000年ごろのオフロードバイク、Montague Hummerです。

 

MONTAGUE Hummer

MONTAGUE Hummer ~ hummerbike.com

 

Montagueはミリタリ系フォールディングバイクのメーカーです。ドンキのハマーとは質感がぜんぜん違うよ~。

 

CRCにMontagueの最近のものがあります。

 

 Montague Paratrooper Folding Bike 2016
Montague Paratrooper Folding Bike 2016

定価 113599円

割引 1%
特価 112652円

※ 価格は 2016/09/04 15:47:12 時点のChainreactioncycles.comのもの。

 

あさひのパパチャリとかよりずっとクールじゃありませんか?

 

こんな風に自動車メーカーの自転車の全部がぽんこつルック車じゃありません。

 

プジョーは自動車よりさきに自転車を製造販売していますし、19世紀終わりからごろ1980年ごろまでばりばりの一線級ロードを出していました。

 

Peugot UO-9

Peugot UO-9

 

もう自転車を自分ところで作ってませんが、ちゃんとしたOEMをしてますね。パシフィックサイクル社でしたかね? バーディー系のレプリカPACIFICやミニサイズのコリブリが人気です。

 

高級スポーツカーの代名詞的なフェラーリの自転車の一部のモデルは同イタリア老舗自転車メーカーのコルナゴのものです。

 

ごりごりのお金持ち用ハイエンドロードバイクです、コスパとは無縁ですね。

 

ほかにベンツやBMWあたりはそこそこのところで作らせています。まあ、価格には見合いませんが、完全なルック車てわけじゃありません。むしろ、どっちつかずでおもしろくありませんねー。

 

自動車メーカー自転車の取り扱いはほぼほぼオオトモ

 

さて、これらの輸入車メーカーの自転車をほぼ独占的に扱うのがオオトモて会社です。

 

ここの自転車事業部門のGICとGSジャパンが自動車メーカ自転車の元締めです。どこの会社でしょう? はい、われらのなにわの住之江の会社です。

 

オオトモはオオトモでCANOVAR RAYCHELLなどなどのアマゾンや楽天でよくある自転車ブランドを持ってます。ハマー、ジープ、ルノー、フェラーリ、アルファロメオ、シヴォレーとうとうのルック車オールスターズの出所はここです。

 

高速折りたたみのTERN、三角形の独特フォルムのSTRIDAなんかも取り扱ってます。自転車代理店の大手ですね。

 

で、特記したフェラーリやプジョーやルノー以外の自動車メーカーの自転車、とくにジープ、シボレー、ハマーなんかのアメリカがらみのメーカーのやつは全体的に99%ルック車ですね。

 

おそらく安価ラインの製造工場はおなじところ、品質は一緒、デザインをちょこっと変えて、ペイントとロゴだけ違うてものでしょう。ほんまに見た目が命! です。

 

これらをかんたんに見分ける方法があります。ドンキやホームセンターに置いてある自動車メーカーの自転車はほぼ間違いなくルック車です。

 

たとえば、十三かミナミか梅田のドンキでママチャリやシティサイクルのなかで黄色いフルサスハマーなんかを見かけると、ファーストインプレで「おっ」となるかもしれませんが、すこしこましなチャリンコ屋に持って行くと、安っぽさにこっぱずかしくなります。

 

つまり、ドンキやホームセンターの自転車コーナーで「おっ」となるのはなにかの錯覚、気の迷いです。せめて、スポーツデポで「おっ」となりましょう。

 

でも、ハマーのミニベロ乗ってるヤンキーっぽいにーちゃんとかはぎゃくにほほえましくて好印象ですけどね。どっちかといえば、棒一個、歯車一個、数グラムの軽量にうん万円をかける方が世間的には不健全でビョーキでどーしよーもありませんわ、ははは。

 

で、結論ですが、ハマーやジープの自転車はルック車としては非常にただしいルック車です。見た目ぱっと衝動買いをするのはただしい行為です。性能や品質をあーだこーだいうのはお門違いです。

 

そして、ルック車もそんなにネガティブなもんじゃありません。走って曲がって止まります。

 

よくいう「こんなぱちものを買ってあとから後悔して本格的なロードバイクをきっとずっと欲しくなるよ、コブクロ」てのはちょっとエクストリームな幻想物語です。

 

「2、3万の自転車にまともなものはない」てのも「サンタクロースはいてる!」くらいのインターネッツのメルヘンドリームです。

 

多少のことに目をつぶれば、アマゾンの2、3万のものにもまともな自転車はうんとこさあります。ドッペルとかもぜんぜんまともです。あれをまともじゃないていう人の気がまともじゃありません。

 

でも、まあ、これを決然と見下して、「ごみや」と言い切って、ぞくに草をはやすていう「w」のスラングなにこにこマークシンボルを16連打しちゃうのもほほえましい人間の業ロシヤ文学ぽくはありますが。

 

げんにぼくはドッペラーでしたけど、ネガティブな印象を持ちませんでしたね。オレンジ、黒、折りたたみ、すごいよ! です。

 

 

そのあとで乗ったブリジストンの「まとも」なシティサイクルの印象は最悪でしたが。5万のアルベルトよりホームセンターの10000円の安ママチャリの方がましです、まじで。

 

インプレッションはインプレッションですが、絶対チャリ感的なものがないしろうとにはそれが最大の指標です、知らずに乗る分には問題なし、知ってあえて乗る分にも問題なしでしょう。

 

「ルック車に乗ってるおれを白い目で見てるストイックロードチャリダーの心境をおもんぱかってる実はチャリにそこそこ詳しいおれKAKKKKKKOEEEEEEE!!」

 

てなもんです。ネガティブでポジティブです。

 

ということで、本日も黄色いハマーが街中を走って、地味な十万のまともロードバイクより圧倒的に目立つのでした。

 

でも、緑のジープは目立ちませんね。ルック車のジャスティスはだんぜんハマーです。

 

車屋のハマーはとっくにもうありませんから、この黄色い自転車こそがこれからの未来のハマースタンダードでしょう、ははは。

 

ロードバイク至上主義のアンチテーゼとして、ダークネスなチャリ界の一服の清涼剤として黄色いハマーは暗い夜道の窓辺の明かりのようなものなのです。

 

どうせなら、ルック車の究極を目指して、JEEPのファットとかを買いますかあ。

 


ジープ 【お店で受取り選択可】 2016 JE-267FT 26型 ファットタイヤ マウンテンバイク
定価 75600円
割引 14%
販売価格 64800円 (税込み)

※2016/10/18 19:48:18のasahi.co.jpの価格

 

JEEPロゴとファットがえげつないくらいのベストマッチングです。これはぜんぜんありですね~。ずるい組み合わせですわ。