GIANT IDIOM 2018 モデルチェンジでPropel miniな小径エアロロードに


GIANTは世界最大手の自転車ブランドです。製造、流通、販売までをダイレクトに一貫できる自転車企業は多くありませんが、同社はその数少ない会社のひとつです。

 

直営店のコンセプトストアがGIANT ストアが日本国内で30店を数えます。地元の箕面のストアはアジア最大級です。チャリ屋てよりチャリ基地、チャリ母艦です。

 

近郊の自転車店舗ではかくじつに最大級です。まさに圧巻のGIANTです。

 

GIANTストア箕面

GIANTストア箕面

 

IDIOM、ESCAPE MINI、MR4

 

ジャイアントの創業者のキング・リューはうなぎの養殖業者でしたが、台風で壊滅的な被害を受けて、自転車製造に転進しました。で、大手の下請けで着々と力をつけて、自社ブランドをだして、いまの栄華を築き上げます。台湾自転車界の伝説の巨人です。

 

ですから、台湾や中国にはGIANTとなにがしかの関わりを持つ工場が数多くあります。イオンバイクのPBのmomentumやホダカ自転車のスポーツバイク部門のKhodaabloomも広義のGINAT系バイクです。

 

こんなGIANTは苦手なジャンルを持ちません。ロードバイク、MTB、クロスバイク、E-bike、軽快車、子供バイク、そして、小径車のすべてがお手の物です。

 

アパレル、アクセサリ、パーツ小物さえも手がけます。バッグ類は手頃です。下請け、孫請けまで使えば、チャリの全ジャンルをコンプリートできます。

 

 

はい、圧巻のコスパです。コスパこそはGIANTの強みです。ザ・庶民の味方です。多分、クロスバイクの定番Escapeシリーズは全スポバイ中の累積販売台数歴代1位でしょう。

 

最新モデルのエアロロードPROPELはめっちゃCOOL!!です。

 

 

安定のエントリー、革新のハイエンドてふんいきです。総合力の高さが知れます。

 

で、ミニベロです。基本的にミニベロや折り畳み自転車などの小径車はころころモデルチェンジしません。小径車をメインに扱うDAHONやTernは別ですが。

 

大手ブランドのミニベロ・折り畳みはニッチな商品です。そもそも小径車の需要がアジア方面でしか活発じゃありませんし。

 

GIANTの小径車はIDIOM、Escape MINI、GIANT MR4 の3モデルです。が、うちの二つはほぼ終売です。

 

とくに24インチ折り畳みのMR4は2017モデルがほんとのラストです。2018モードになったGIANTの公式ページから消えちゃいました。

 

これは日本企画の日本専用モデルで、ロード並みの走行性能とポリッシュな見た目とコスパで絶大な人気を博し、18年間のながきにわたって小径車ファンに愛されましたが、終売を迎えました。

 

理由は工場のジグ・金型の老朽化です。このMR4の形状は独特です。製造・組み立ての工具は専用品でしょう。なくなくの終売です。

 

Escape MiniはまんまEscapeのミニベロです。しかし、クロスバイクのEscapeのようにメジャーじゃありません。むしろ、小径車界ではマイナーレアです。

 

こちらはGIANT公式サイトに残りますが、カタログの年式が2014です。つまり、2013年販売モデルが最新版です。実質、放置です。

 

miniのおざなり感は人気不足と販売不振でしょうね。クロスバイクのEscapeはやたらと見かけますが、Escape miniは未知です。街中で見かける小径車はドッペル、ハマー、dahonです。

 

じゃあ、現役選手がGIANT IDIOMです。これは非折り畳みのミニベロの人気モデルです。ぞくにミニベロロード系のおすすめランキングにめっきりランクインします。

 

ドッペル、ハマー、DAHON、TERNは基本的に折り畳みです。DAHONやTERNの高級モデルは高性能ですが、折り畳みのシステムのために非折り畳みのミニベロより割高に割重になります。

 

だいたい15万の折り畳みの性能=10万のミニベロの性能です。性能重視=ミニベロ、機能重視=折り畳みです。折り畳みはげにベンリですが、このベンリさはなにかの裏返しです。諸刃の剣です。

 

また、日本の鉄道に自転車を持ち込むには折り畳もうがばらそうが、むき出しでは入れません。機材むき出し、車体むき出しはNGです。改札、駅舎、車内で鉄道スタッフにやいやいおこられます。

 

じゃあ、ワンタッチで折り畳めるフォールディングバイクは鉄道輪行では本来の手軽さを発揮できません。海外では車体のむき出しがOKだとか、そのままの持ち込みがOKだとかします。

 

ハワイの公共バスのTheBusには自転用のラックが前後のバンパーにあります。日本の公共バスへの自転車の持ち込みは不可です。

 

正直、ぼくがつぎに小径車を買うなら、非折り畳みの軽量ミニベロにします。バラしの大きさは折り畳みよりかさばりますが、輪行バックへの収納の手間はそんなに変わりませんし。

 

小径車自体のコンパクトさは魅力です。街乗り最強は小径車ですわ。小回りが効く、スーパーのごみごみした駐輪場のちょっとした隙間に止められる、楽にラックから引き出せる、てのがポイントです。あと、かわいい。

 

IDIOMが一新、流線から直線に

 

で、IDIOMです。非折り畳みの20インチのミニベロです。おひろめは2009年の下半期、2010モデルが市場デビューです。9年目の若手ですわ。ちなみに読みは『いでぃおむ』です。

 

デビュー当初から20インチの大きい方のタイヤサイズ、ETRTO451を採用します。IDIOM 2 2009の定価が57750円、同2017が60000円です。

 

最上位IDIOM 0は先行2モデルに遅れること2年の2011年デビューです。1と2はフラットバーですが、0はドロハンです。こちらは105000円→120000円の価格変動です。

 

IDIOMの三つのモデルの価格差はドライブとフォークです。フレームは共通のALUXX Grade Aluminumです。2がフロントシングルの8速、1と0がフロントダブルです。0はさらにカーボンフォークです。

 

レストアベースにするなら2を買って軽量化or高級パーツを盛り込みますかね。1は2よりヘビーです。フロントダブルのたまものです。最高位の0が9.2kgです。

 

12万で9.2kgは小径車では高コスパです。折り畳みで10kgの大台を切ろうなら、20万オーバーの予算を求められます。

 

そんな中、軽量化にステータスを全振りしたDAHON Dove PLUSやルノーマグネ6みたいな超軽量バイクが注目を集めます。

 

 

逆にこのくらいの特色を出さないと、肥えたミニベロファンの心をわしづかみにできません。ミニベロ好きはカスタム好きですからね~、ぼくがしかりです、ははは。

 

ミニベロ界の今年のトレンドはこの超軽量、そして、スタイリッシュです。日本のデザイン事務所KittdesignとTernがコラボするRoji bikeブランドのミニベロロードSURGEが海外でちらほら出てきました。

 

 

2018モデルではSUREG PROが加わり、フォーク、ホイール、フレームのバラ売りが始まりましたね。フレームのバラ売りはカスタム派にはヒジョーにありがたいものです。

 

このTern Surgeのフレームはエアロ風味でクールです。フレーム単体で十分な訴求力を持ちます。フルカーボン、ミニベロディスクロードて今後の展開がはかどります。ロングセラーが確定ですわ。10年は鉄板でしょうよ。

 

で、元祖のミニベロードのIDIOMです。デビュー9年目にして、なんとフレームをフルモデルチェンジします。旧来の丸いフォルムからしゅっとした直線系のイケメンにイメチェンジ!

 

 

「まあ、なんてスタイリッシュなミニベロだあ! どこのタイレル? え、新型IDIOM?!」

 

てセリフがどこぞのミニベロファンの口からほとばしりました。タイレルのアイコンのトップチューブを斜めにクロスする補助チューブが足りません。ノットタイレル!

 

むしろ、新型IDIOMはPropel miniて印象です。オフセットステー、ホリゾンタルトップ、ちょいウェーブしたフロントフォークがまさにミニエアロロードです。

 

以下がIDIOM 0の主な変更点です。

 

  • 重量:9.2kg→9kg
  • 価格:120000円→125000円
  • フレーム:流線→直線

 

です。1と2は2017モデルから3000円値上がりして、すこし重くなります。じゃあ、0の軽量化はカーボンポストとフォークでしょうね。

 

モデル名  GIANT IDIOM 0  GIANT IDIOM 1  GIANT IDIOM 2
重量 9.0kg 9.7kg 9.5kg
価格(税抜き) 125000円 75000円 63000円
変速 2×10=20s 2×9=18s 8s
ドライブ Shimano Tiagra SHimano Sora Shimano Acera
ブレーキ Shimano Tiagra TEKTRO TEKTRO
ハンドル ドロップハンドル 折り畳みフラットバー 折り畳みフラットバー
フレーム アルミ アルミ アルミ
フォーク カーボン アルミ アルミ
ポスト カーボン アルミ アルミ
カラー シルバー マットブルー、パールホワイト レッド、マットブラック
サイズ 420 420 420

 

今日の時点でオフィシャルはまだ2017モードです。販売開始が楽しみです~。

 

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