Fulcrum ロードホイール一覧 2017 30万のSPEEDから1万のSPORTSまで


Fulcrum、フルクラムは欧州の自転車大国イタリアのブランドです。英語で『支点』を意味します。本国のサイトのURLはfulcrumweel.comで、その名の通りに人気ホイール屋さんです。

 

支点力点作用点

支点力点作用点

 

海外サイトやオークションでたまーに過去の産物らしきクランクやその他のパーツが出現します。圧倒的にレアケースですが。

 

実際問題、姉妹会社のカンパニョーロが変速機やクランクを作れますから、見てくれやネーミングをちょちょっと変えて、フルクラム仕様にすれば、ホイール以外のパーツを世に出せちゃいます。

 

しかし、肝心のユーザーが特段にそれを求めません。フルクラム=ホイール屋さんです。そして、フルクラム=カンパニョーロですね。

 

そもそものいきさつはこうです。その昔、ロードバイク界の風潮で「グループセットとホイールは同じものであるべきだ!」てゆう意見がありました。

 

ヒジョーに乱暴な意見ですが、これがそこそこの支持を得ました。挙句、シマノコンポ x カンパホイールの組み合わせは美しくない! 醜悪だ! ロードバイクラーの面汚しよ! と異端扱いされて、侮蔑の対象とされました。

 

まあ、ぞくに意識高い系の人はいつの時代のどんな場所にも存在しますし、無理が通れば道理が引っ込みます。

 

しかし、一般のロード乗りは変速機にはシマノのコンポを使っても、ホイールまでシマノまみれになりたくありません。

 

青木のスーツを着ても、英国靴やイタリア靴を履きたい! リーガルのストレートチップやハルタのローファーはイヤなんです! ジョンロブ、サントーニ、フェラガモ、ルブタン! その気持ちは分かります。

 

また、昔のシマノホイールは今みたいに好評じゃなかった。完組パッケージ一号のWH-7700は迷作扱いですね。

 

 

うーん、ロルフプリマだ。なんで一発目がこんなピーキーなモデルでしょうか? 一作目で気合を入れすぎましたかね。じゃあ、案の定の空回りです、ははは。

 

昔からカンパニョーロのドライブトレインは高嶺の花です。ピュアカンパバイクはピュアシマノバイクの1.5倍からします。

 

性能は倍になりませんが、かっこよさは倍になります。統一性がどうあれ、ピュアシマノバイクはやぼったいものです。

 

直感的なビジュアル的な満足度はミックスカンパ > ピュアシマノです。ミックスの醜さ、シマニョーロの美しくなさてのは頭でっかちな形式主義なものでしょう。多分、そんな人はチューブラー派・クロモリ派ですね、ははは。

 

また、メーカー側もプライドと歴史からおおっぴらにミックスを推奨できなかった。カンパニョーロはシマノのライバル企業です。高級イタリアブランドのイメージを崩せない。

 

そこにフルクラムが登場します。

 

「この新興ブランドを間に挟めば、うちの看板を汚さんと、古参うるさがたのお得意さんの反発を買わんと、シマノコンポユーザーのバイクにうちのホイールをあんじょうできんかいさ? おお、ディモ-ルトベネや! ヴィヴァ、イタリア!」

 

とカンパさんが言ったとか言わなかったとか。

 

結局、この作戦は見事に当たります。フルクラムホイール(by CAMPY)はおおぴらにPRされて、うるさ方を煙に巻きつつ、シマノコンポユーザーに受け入れられます。

 

すでにフルクラムはフルクラム独自のファンを持ちます。また、ピュアオンロードバイクブランドのカンパニョーロと違って、MTBホイールのバリエーションを展開します。Red PowerやRed metalなどが人気ですね。

 

今やコンポとホイールのミックスはふつうです。醜悪だ! と糾弾した異端審問官は完全な時代遅れのマイノリティーになっちゃいました。

 

今、そんなことを声高に言おうなら、ユーザーとメーカーの両方から白い目で見られますね。時代にマッチしません。アナクロです。

 



フルクラムのロードバイクのホイールの一覧

 

そんな複雑な事情から生まれたフルクラムは人気第二位のブランドにすっかり落ち着きました。ちまたの人気度はカンパニョーロ、フルクラム、マビック、シマノですね。

 

この4つ、実質3つのブランドの販売方針はばらばらです。カンパとフルクラムは通販フレンドリーです。海外サイトでふつうに買えます。新作の割引率、内外価格差は大きめです。

 

マビックは英国人気ストアのWiggleとCRCから姿を消しました。しかし、これは日本向けの出荷規制ですね。よその国向けの販売はふつうにあります。日本代理店のマビックジャパンの圧力でしょう。

 

ただ、日本への出荷規制はこの2大ストアだけですね。pbk、merlin、サイクリングエクスプレスなどはふつうに日本向けに販売します。

 

マビックホイールの割引率は低めです。そして、基本的にタイヤとチューブがパッケージされます。これは賛否両論ですね、ははは。

 

シマノのホイールは割安で高性能です。ただ、新作はそんなに割引されません。そして、国内の型落ちパーツの割引率は横並びです。18-23%が精々ですね。

 

国内のシマノ正規取り扱い店のシマノアイテムは基本的にメーカー取り寄せです。在庫品やばらしの大安売り、みたいなことはまれですね。おかげで国内価格差がえらいことになります。

 

シマノコンポの最高グレードのデュラエースやXTRは日本製ですが、海外からの逆輸入品の実売価格のがぜんぜんチープです。

 

今のねらい目はアルテグラですね~。

 

Shimano Ultegra 6870 Di2 11 Speed Groupset
Shimano Ultegra 6870 Di2 11 Speed Groupset
定価 316171円
割引 65% = ¥206172円
特価 109999円

※2017/02/05 02:01:52のcyclingexpressの価格

 

新作発表前やデビュー2、3年目のポスト型落ちパーツはこんなふうに大安売りです。海外ストアのシマノパーツ=ショップの在庫、大量仕入れ、完成車ばらし、予備etcです、おそらく。

 

国内正規取り扱い店舗のシマノパーツ=メーカー取り寄せです。つまり、ローリスク・ローリターンです。大幅割引はありませんが、発表直後からほぼ固定率の割引が掛かります。

 

この事情のおかげで新作モデルの発表の直後の価格は海外 > 国内になりますね。一定の時間が経てば、価格が逆転して、最終的に数万円の差が出ますね。

 

2017モデルのフルクラムのホイールは発表直後からずいぶんとお買い得でした。同じパーツとテクノロジーのカンパニョーロの2017ホイールより明らかに割安でしたね。

 

2017モデルの大きな出来事はミドルグレードのRacing 3、ハイエンドのレーシングゼロのワイドリム化ですね。リムの内径が15mmから17mmに広がって、推奨タイヤが23Cから25Cになりました。

 

2017モデルでカンパニョーロは初のディスクブレーキホイールを発表しましたが、フルクラムは前からしますね。てか、MTBホイールがあるし。

 

これは2016モデルのレーシング5ディスクブレーキ用ですね。前後が同じスポークレイアウトになります。

 

Fulcrum Racing 5 Clincher LG Disc Brake Wheelset

Fulcrum Racing 5 Clincher LG Disc Brake Wheelset

定価 50507円
割引 35%
特価 32642円

※2017/02/05 02:15:42 のprobikekit.jpの価格

 

LG=17Cリムの型番ですね。

 

以下にfulcrum.wheels.comを参照して、ロードバイクホイールをまとめましょう。公式のPDFの置き場はここですね。このカタログの順に上からざらっと。

 

各項目は名前、素材、ハブモデル、ホイールセット重さ、推奨タイヤ幅ですね。TU=チューブラー、CL=クリンチャー、TL=チューブレス=2WAY FITモデルです。

 

モデル名 重量 タイヤ種 タイヤ幅 素材 価格 備考
SPEED 55T 1280g TU 25-32 カーボン CULTハブ
SPEED 40T 1213g TU 25-32 カーボン CULTハブ
SPEED 40T DB 1340g TU 25-32 カーボン CULTハブ
SPPED 40C 1435g CL 25-32 カーボン USBハブ
RACING LIGHT XLR 1226g TU 21-28 カーボン CULTハブ
RACING LIGHT XLR 80H 1540g TU 23-32 カーボン CULTハブ
RACING 360T 865g TU 23-32 カーボン CULTハブ リアのみ
RACING SPEED 50 1360g TU 23-32 カーボン
RACING SPEED 35 1260g TU 23-32 カーボン
RED WIND XLR 80 1770g CL 23-32 アルミカーボン CULTハブ
RED WIND XLR 50 1590g CL 23-32 アルミカーボン CULTハブ
RED WIND 50 1755g CL 23-32 アルミカーボン
RACING ZERO CARBON 1358g CL 25-32 カーボン USBハブ
RACING ZERO COMPETIZIONE 1510g TL 25-32 アルミ CULTハブ
RACING ZERO NITE 1506g CL 25-32 アルミ USBハブ
RACING ZERO 1516g CL 25-32 アルミ USBハブ
RACING ZERO DB 1590g TL 28-40 アルミ USBハブ
RACING QUATTRO CARBON 1555g CL 25-32 カーボン セミディープ
RACING QUATTRO CARBON DB 1605g CL 25-40 カーボン セミディープ
RACING QUATTRO LG 1725g CL 25-40 アルミ セミディープ
RACING 3 1550g CL 25-32 アルミ 人気No1
RACING 3 2-Way Fit 1565g TL 25-32 アルミ
RACING 5 LG 1658g CL 25-32 アルミ
RACING 5 DB 1715g CL 25-32 アルミ
RACING 7 LG 1763g CL 25-32 アルミ
RACING SPORTS LG 1892g CL 25-32 アルミ
RACING SPORTS DB 6B QR 1860g CL 25-32 アルミ 6ボルトクイック
RACING SPORTS DB 6B HH 1800g CL 25-32 アルミ 6ボルトスルー
RACING SPORTS DB AFS HH 1835g CL 25-32 アルミ センタースルー

 

SPEEDとRACING SPEEDは別モデルです。ややこしいネーミングだあ。ほかにMERIDA完成車向けモデルのCOMPとかがありますね。カタログ外です。

 

欠番の番号は過去モデルや廃盤品ですね。RACING 1はたまーにオークションで出ます。カンパのEURUSと同クラスです、たしか。RACING 2は・・・なぞです。

 

一部のモデル以外はほぼ25-32mmタイヤですね。C17リムがいよいよトレンドです。

 

COMPETIZIONEとRACING ZERO DBがチューブレスレディの2wayFITのみですね。クリンチャーとチューブレスモデルがあるのはRACING 3だけです。

 

ディスクブレーキモデルには6ボルトQRタイプと6ボルトスルーアクスルタイプ、スルーアクスルのセンターロックタイプがあります。ぞれぞれの重さは違います。が、このPDFカタログにはSPORT DBの詳細しかありませんね。

 

個人的な注目はRACING ZERO DBです。対応タイヤは28-40mm、リムのETRTOはC19で、クロスバイクのホイールなみだあ。高速グラベルバイクや軽量アドベンチャーバイクの足元にぴったりでしょうね。

 

おすすめロードバイクホイールは5、3、ZERO

 

フルクラムのホイールの人気はカンパニョーロより偏ります。SPEEDやRACING SPEEDの所有者は多くありません。カンパのBORA ONE、BORA ULTRAの方が人気ですね。

 

定番ベストスリーはアルミホイールのエントリー、ミドル、ハイエンドです。RACING 5、RACING 3、RACING ZEROですね。

 

とくに価格、性能、見た目、メンテナンス性でRACING 3がエターナルベストワンです。カンパのゾンダ、フルクラムのレーシング3がロードバイク界の健全カスタムレベルの決定版ですね。

 

↓の個別ページに海外通販サイトのフルクラムホイールの最新価格をまとめました。リストは毎日4回、6時間ごとに更新されます。価格チェックや掘り出し物探しに活用ください。

 

フルクラムホイールの最新特価リスト

 

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