Fulcrum Speed 40C 55C 最強カーボンホイールにクリンチャーが登場


ロードバイクの人気ホイール四天王は仏リヨンのマビック、日サカイのシマノ、伊ヴェネトのカンパニョーロ、そして、同郷のフルクラムですね。

 

カンパとフルクラムは姉妹企業で、前者が万能型のおっとりお姉さん、後者が特化型のちゃきちゃきお妹さんですね。

 

カンパは変速機をしますが、フルクラムはホイールしかしません。公式Webサイトはfulcrumwheels.comです。じゃあ、イタリアヴェネトのホイール屋さんですね。

 

この両社は同じパーツを使いまして、それぞれの完組ホイールを作りまして、組み合わせの妙で性格のちがいをうまく出しますね。

 

カンパ=万能型ホイール、フルクラム=カンパよりレーシー、てインプレッションです。まさにイメージの通りにおっとり姉と勝気な妹ですね。血族は同じ、性格は別だ。

 

この姉妹ホイールのちがいの最大の要因はリアホイールのスポークの組み方ですね。G3と2to1です。基本の3×7=21本組みがこんなですね。

 

カンパG3 フルクラム2to1 リアホイールのスポークレイアウトの違い

カンパG3 フルクラム2to1 リアホイールのスポークレイアウトの違い

 

3本x7セットですね。セットの内訳はフリー側2本、反フリー側1本の3本ですね。この図では3本セットの真ん中のスポークがあっち側ですね。

 

カンパのパターンのが局地的で、フルクラムのが均一ですね。単純にカンパのリムはたわんでソフトになりますが、フルクラムのリムはたわまずカチっとしますね。組み合わせの妙、ザ・あんばいですね。

 

そのほかの機能、価格、グレードのラインナップはだいたい共通しますね。モデルチェンジは1年ごとです。今年2017年の発表のやつは2018モデルですね。現行モデルは2016年発表=2017モデルです。

 

2017モデルの目玉は17Cワイドリム化、2018モデルの注目はDBホイール、ディスクブレーキモデルですね。発表の先陣はロード用のRacing DBの4567でした。

 

fulcrum racing db wheel 2018

fulcrum racing db wheel 2018

 

これはリアホイールですが、特徴的な2to1スタイルじゃありません。オフロードのRED系のホイールにクリソツです。

 

そして、何気にロゴが小さく控えめになりますね。小さな赤いスクエア地に白い文字は遠めに3Tのロゴに見えちゃうよ。

 

最高級のSPEEDが一新 BORAと同じくAC3に

 

フルクラムの2018モデルはほやほやです。公式のリストはまだアップデートされません。2017モデルのロードバイクホイールのカタログはこんなですね。

 

モデル名 重量 タイヤ種 タイヤ幅 素材 価格 備考
SPEED 55T 1280g TU 25-32 カーボン CULTハブ
SPEED 40T 1213g TU 25-32 カーボン CULTハブ
SPEED 40T DB 1340g TU 25-32 カーボン CULTハブ
SPPED 40C 1435g CL 25-32 カーボン USBハブ
RACING LIGHT XLR 1226g TU 21-28 カーボン CULTハブ
RACING LIGHT XLR 80H 1540g TU 23-32 カーボン CULTハブ
RACING 360T 865g TU 23-32 カーボン CULTハブ リアのみ
RACING SPEED 50 1360g TU 23-32 カーボン
RACING SPEED 35 1260g TU 23-32 カーボン
RED WIND XLR 80 1770g CL 23-32 アルミカーボン CULTハブ
RED WIND XLR 50 1590g CL 23-32 アルミカーボン CULTハブ
RED WIND 50 1755g CL 23-32 アルミカーボン
RACING ZERO CARBON 1358g CL 25-32 カーボン USBハブ
RACING ZERO COMPETIZIONE 1510g TL 25-32 アルミ CULTハブ
RACING ZERO NITE 1506g CL 25-32 アルミ USBハブ
RACING ZERO 1516g CL 25-32 アルミ USBハブ
RACING ZERO DB 1590g TL 28-40 アルミ USBハブ
RACING QUATTRO CARBON 1555g CL 25-32 カーボン セミディープ
RACING QUATTRO CARBON DB 1605g CL 25-40 カーボン セミディープ
RACING QUATTRO LG 1725g CL 25-40 アルミ セミディープ
RACING 3 1550g CL 25-32 アルミ 人気No1
RACING 3 2-Way Fit 1565g TL 25-32 アルミ
RACING 5 LG 1658g CL 25-32 アルミ
RACING 5 DB 1715g CL 25-32 アルミ
RACING 7 LG 1763g CL 25-32 アルミ
RACING SPORTS LG 1892g CL 25-32 アルミ
RACING SPORTS DB 6B QR 1860g CL 25-32 アルミ 6ボルトクイック
RACING SPORTS DB 6B HH 1800g CL 25-32 アルミ 6ボルトスルー
RACING SPORTS DB AFS HH 1835g CL 25-32 アルミ センタースルー

 

Racing シリーズが人気ですね。売れ筋はアルミエントリーのRacing 3とフラッグシップのRacing ZEROですね。

 

個人的に最高級のCULTハブでチューブレス互換2waiFitのアルミホイール RACING ZERO COMPETIZIONEが気がかりですね。ノーマルRacing Zeroとの価格差は約3万円です。うーむ・・・

 

で、大量のRacing DBシリーズに続くFulcrum 2018モデルのおひろめ第二弾はロードの最高グレードのFulcrum SPEEDシリーズですね。リストのいちばんうえのやつです。最上級のレース用機材だ。

 

ところで、ほかにRacing Speedてシリーズがありますね。Racingシリーズのカーボンモデルです。高級ホイールです。

 

しかし、Racing Speedと無印Speedは別物ですね。無印Speedのが上級です。トップ選手がレースで使うのはSpeedですね。ちがいはハブと推奨タイヤ幅ですね。

 

カンパニョーロのホイールと対比しましょうか。SpeedがBORA ULTRA、Racing SPEEDがBORA ONEですね。

 

でも、新型SPEEDのクリンチャーのハブはUSBですね。じゃあ、こっちがBORA ONEの相当だあ?

 

この二つはほんまによく混同されます。Fulcrum Speedが最高級です。リムのロゴは”Fulcrum Speed”です。ノットRacing! この機会に覚えましょう。

 

ついでにRED WINDはMTBホイールとごっちゃになりますね。RED POWERやRED PASSIONはオフロードの完組ホイールではロングセラーですね。

 

で、そのオフロードのREDシリーズに紛れそうなFulcrum RED WINDはアルミカーボンのCULTハブのディープホイールですね。カンパのBullet Ultraに相当します。

 

かようにフルクラムのネーミングはわりとややこしい問題です。さらに、

 

「なんで1や2や6がないの?」

「4がQUTTROだあ?」

 

て疑問はありますが、別のはなしですね。割愛。

 

で、SPEEDです。イタリアのチャリメディアBDC-MAG.comの先行発表は40Cと55Cですね。C=クリンチャータイプですね。

 

 

2017モデルにSPEED 40Cはありますが、55Cはありませんね。もともとSPEEDはトップレース用の機材です。基本的に末尾はT=チューブラーですね。

 

しかし、末尾Cの先行リークは世間のチューブラー離れとクリンチャータイヤの進化を暗に感じさせますね。

 

メーカーはチューブラーに追いつけ追いこせを合言葉にして、意欲的な新型をどんどん投入しますね。開発者・研究者的にも『クリンチャーでチューブラーを越える!』て目標のが激アツでしょう。

 

チューブラーは運用の面でクリンチャーやチューブレスに劣ります。予備タイヤの持参で軽さのメリットが吹き飛んでしまう。タイヤの転がり抵抗は最新チューブレスに負けますし。

 

しろうとにプロのようなサポートやケアは付きませんからねー。貴重な装備欄をビミョーな固定アクセサリで潰される一時参加キャラのごとしです。チューブラーにはそんなCONSが付きまといます。

 

カンパニョーロは妹にさきんじて、2018モデルをすでにぶわっと発表しますね。最注目は同社初の油圧ディスクブレーキですね。H11クランクやSHAMAL DB、BORA DBが目玉です。

 

従来のモデルは目立ちませんね。前回のワイドリム化より大人しくします。キャリパーブレーキ用のカーボンのBORAシリーズのブレーキフェイスがAC3になりましたね。

 

All Conditions Carbon Control、全環境カーボンコントロール、具体的にはリムのブレーキフェイスの水はけの工夫ですね。斜めに溝を入れて、排水機能を高めます。

 

キャリパーブレーキ用のカーボンホイールの最大の弱点が雨天時のブレーキのしょぼさですね。表面に水バリアが出来て、ブレーキの初動にディレイが掛かります。

 

左・ドライ 右・ウェット

左・ドライ 右・ウェット

 

そして、カーボンリムはアルミリムより神経質ですね。極端な加圧や衝撃は禁物です。長い下りでブレーキのかけっぱなしはNGですね。摩擦熱でやられます。

 

で、2018モデルのフルクラムスピードはこのAC3を採用しますね。雨でガンガン走れますよ! でも、このグレードのホイールを気兼ねなく使える人はめっちゃ限られますけど。

 

現地の40cの価格は1922ユーロですね。ざっと25万です。50cは2043ユーロ、265000円なり~。

 

ハブはUSB

 

この最高級のFulcrum SpeedのクリンチャーモデルのCONSはハブですね。げんに2017カタログのチューブラーモデルはCULTですが、クリンチャーモデルはUSBです。

 

かりにオプションでCULT化すると、さらに+数万の出費を強いられますね。カーボンクリンチャーに30万ですよ。正味、性能は20万のチューブラーくらいでしょうよ。

 

カボクリに30万をぼーんと出すなら、10万の最高級アルミホイールと20万のコスパ系カーボンホイールのがグッドじゃないかア?

 

ノーマルのRacing ZEROとRacing Quattro CARBONや、Racing ZERO CARBONの使い分けのがハッピーでしょうよ。CULTを味わうなら、コンペティツィーネを使いましょう。

 

型落ちのチューブラーモデルさえが20万オーバーですね。

 

Fulcrum Racing Speed 55T Tubular Carbon Wheelset
Fulcrum Racing Speed 55T Tubular Carbon Wheelset

定価 318999円
割引 35%
通常 208146円
特価 202146円

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旧モデルの方がハデハデですね。こっちの末尾はTですから、チューブラー=CULTハブモデルです。今期のフルクラムのロゴは全体的に控えめですねー。

 

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