Factorのロードバイクツール ツール初出場で総合3位の注目ブランド


ツールドフランス2017のチーム優勝はTeam Sky=ピナレロです。会心の3連覇で世はまさにピナレロの黄金時代です。

 

じゃあ、準優勝はどこでしょう? はい、AG2R La Mondiale=Factor Bikesですね。Factorは常連のピナと裏腹にTDF初参戦の新興ブランドです。

 

読みは英語風に『ファクター』ですね。じゃあ、イギリスのバイクブランドです。ちなみにAG2Rの読みは仏語で『アージェードゥーゼル』ですね。案の定、フランス在籍のチームです。

 

ちなみに総合3位はトレック・セガフレードですが、注目度はがくーんと下がりますね。スペシャラの強さやキャノンデの健闘の方が目立ちました。

 

ファクターのチーム2位、個人3位のリザルトは上々のスタートですね。このニューカマーを紐解きましょう。

 

スポーツカーや飛行機のエンジニアリング会社が源流

 

自転車ブランドのなりたちはさまざまです。しにせのオリジンは個人のフレームビルダーですね。創業者の名前がブランドに付きます。コルナゴ、デローザ、ピナレロが代表ですね。

 

中堅は第一次MTBブームで一気に飛躍したところですね。スペシャライズド、キャノンデールなどがこれです。その後に衰退して、他社の一ブランドになりますが。

 

アジア系ブランドのはじまりはほぼOEMの下請けですね。GIANT、MERIDA、XDSの生産量3強ブランドはそうですね。

 

で、2000年以降の新興ロードブランド、カーボン時代の源流はたいがい航空力学、スポーツカー、宇宙産業の工学系企業ですね。

 

天才ビルダーのフレームが大手有名ブランドを押しのけて注目株に一躍した、て牧歌的自転車ドリームはもう起こりえません。才能 < 資金=プロモ力ですね。

 

Factorはその工学系バックボーンブランドの典型ですね。2007年にモータースポーツや航空機器のエンジニアリング会社のbf1systemsからおぎゃーと誕生しました。じゃあ、ジャスト10歳ですね。

 

当初のファクターバイクは少数生産の高級ブランドですね。モータースポーツつながりで同郷の超高級車アストンマーチンのコラボバイクを手がけますね。

 

 

世界限定77台、価格は約400万ですね、ぱぴー!

 

その後、基礎モデルのVis Viresを発表し、2014年に現行のフラッグシップロードのOne、One-S、O2の開発を始めます。

 

じゃあ、エンドユーザーへのおひろめはほんまにこの数年ですね。もちろん、プロチーム中ではぶっちぎりの最若手です。最長老のビアンキとは100歳以上の差がありますね。

 

でも、ビアンキ老はアパレルに、カフェに、ビーチハウスに、時計に、とイケイケノリノリに手広くやって、いちばんエネルギッシュですが、ははは。

 

2016年にプロコンチームのOne Pro Cycling Teamがファクターを使い、2017年にプロチームのAR2Rが3位の成績を収めます。ザ・とんとん拍子ですね。

 

国内展開はハイエンドの3モデル

 

ファクターのバイクを見て行きましょう。

 

チーム:AG2R La Mondiale

スタンダードモデル: O2

エアロモデル: ONE

エンデュランスモデル:N/A

TTモデル: SLICK

通販: ×

国内代理店:TRI SPORT

 

Factorの国内販売モデルは3種です。ONE、ONE S、O2です。フレームセットの価格は50-59万円、完成車は100万ちょいです。くだんの400万の後ではふつ価格に思えますね、ははは。

 

ミドルグレードやエントリークラスの展開はぜんぜんありませんね。本国イギリスの展開も上記3モデルとTTのSlickばかりですね。

 

上述の400万のアストンマーチンのコラボ車は別ですが、はやりのディスクロードさえがありません。リストアップが楽だ~。来期には出そう。

 

つまり、ファクターバイク=イギリスのレーシング・プレミアム・ロード屋さんですね。バイクのスタイルはイマドキエアロ系です。

 

 


国内代理店はTRI SPORTですね。ホイールのコリマ、スポークのSAPIM、チェーンのKMC、チューブラークリンチャーのTUFOなんかの正規ディーラーですね。公式にはわりとマニアックなブランドが並びますね。

 

で、かんじんの小売店は・・・なぞですね。TRI SPORTのブランドの取扱店は全国に多くありますから、おそらくそこらで取り寄せが可能でしょう。

 

ちなみにFactorのCEOは元プロレーサーでツールのグリーンジャージ獲得者のBaden Cooke氏ですね。この人はBlack incホイールの株式を持ちますね。

 

Factorの完成車のホイールはBlack inc fifty クリンチャーです。抱き合わせ感が・・・

 

ダウンチューブが二つに割れるONEのTwin Vane

 

ロード3モデルの特徴はレース用のO2、万能型ONE S、そして、スペシャルなONEですね。トップレースではO2が使われますが、ちまたではONEやONE2のダウンチューブが注目の的ですね。

 

 

 

セパレート構造です。称してTwin Vaneですね。TTモデルのSlickのダウンチューブもこんなですね。ファクターの言い分は、

 

「風がこの隙間から抜ける!」

 

てもんです。UCIのレギュレーションはOKですね。どしろうと的には小難しい空力性能よりばくぜんとしたスペシャルガジェット感がCOOLですね。

 

Factorを買うなら、これを買いましょう。O2にはアイデンティティがありません。ただの高いふつロードです。

 

BBright-24タイプのセラミックスピードのBBが付属

 

ファクターのフレームセットは50万オーバーの高級品ですね。しかし、うれしい誤算でBBが付属しますね。BBright-24=シマノタイプです。

 

そのシールドベアリングがなんとセラミックスピード社のものです! ここのベアリングは1個うんまえんの超高級ベアリングですね。

 

 

BBが4万だあ! クロスバイクを買えるよ~。

 

ちなみにセラミックスピードの国内代理店はTRI SPORTですね。じゃあ、ファクターフレームのアフターサポートは安心安全ですね。

 

「ONEのフレームセットを買ってデュラエース電動やアルテグラ電動で組む」

 

のがいちばんでしょう。完成車の初期装備のBlack INCのホイールが未知数ですので。

 

しかし、どこで買えるかが絶賛のなぞですね。今後のサイクルモード幕張2017やワイズスポーツバイクデモのTRI SPORTのブースにはサンプル車が出ましょう。試乗はどうでしょうねー?

 

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