ドッペルギャンガーの自転車 アウトドア屋の通販専門おしゃれバイク


DOPPELGANGER、ドッペルギャンガー、このキャッチーなブランド名を聞きかじるあなたはアウトドア派のアクティブヒューマンですね。

 

愛称はドペギャン、ドッペルです。と、これでクロノトリガーを思い出すあなたは生粋のファミコン世代のインドア派ですね。

 

由来はドイツ語のDoppelgängerですね。読みは『ドッペルゲンガー』です。äはゲルマン語形の特殊母音、umlaut aです。『エ』に近くなります。指揮者のFurtwänglerや作曲家のHändelもそうですね。

 

Doppelgängerは二重存在を意味します。古風な表現では生霊、分身、ウィリアム・ウィルソン、最近のサブカル的表現では平行世界の同一人物、異世界の自分、ディエゴ・ブランドーですね。

 

ジョジョ第七部のファニー・ヴァレンタイン大統領がまさにそれですね。D4Cです。はい、こちらはこのブログのタイトルのネタ元ですね。

 

通販専門で急成長したドッペル

 

冒頭のウムラウトなしのDOPPELGANGER、ドッペルギャンガーは神秘主義の怪奇現象やサブカルのネタでなく、ブランドのネーミングですね。

 

大本の会社はビーズ株式会社です。東大阪の企業ですね。本業はアウトドアや雑貨の輸入卸販売業です。ドッペルはここのブランドの一つですね。人気ブランドです。

 

しかし、アウトドア屋やスポーツショップの店頭にドッペルギャンガーのロゴは見当たりませんね。同社は通販専門の会社ですね。主戦場はヤフー、楽天、そして、アマゾンです。

 

アウトドア、自転車のビジネスはわりと閉鎖的です。店頭ではしにせの企業がはばを聞かせますね。新興輸入屋が付け入るスキは多くありません。

 

とくに大阪はアウトドア屋のモンベル、釣具屋のシマノのおひざもとですし、大小の自転車の問屋・代理店の一大集中地帯です。

 

しんこう「うちの商品を置いてもらえませんかね~?」

こうり 「むり」

しんこう「ひい~。そこをなんとか~」

こうり 「おたくの商品、輸入品のロゴぽん付けものちゃいますん? 自社工場持ちのSさんやしにせのMさんに勝てまっか?」

しんこう「ぐう」

 

てなもんです、きっと。正味、小売店と掛け合っても、嫌味しか言われません。ユーザーにダイレクトに届けるのが正攻法です。

 

で、ビーズはネット通販に社運を賭けて、これに成功しますね。じゃあ、いまやコラボバイクが店頭に並びます。

 

 

まあ、あきないはそんなもんですわ! [リコ]は大阪を中心に展開するフランチャイズのチャリ屋さんですね。立ち上げは最近の2010年です。

 

ドッペルの大本のビーズの創立は1997年ですね。若い企業同士はわりと柔軟に商売します。しにせは・・・お察しのレベですね、ははは。

 

自転車をネットで買うのはNGだ! は昔のはなし

 

「自転車をネットで買う」

 

て行為は一昔前までタブーでした。服、靴も鬼門とされました。が、いまやお坊さんから企業までえらいものがネットで販売されます。

 

現代人は実店舗に行きません。とくに専門店には気後れしますね。気軽に行けるところはスーパー、モール、ホームセンター、ドンキ、コンビニ、ユニクロですね。

 

『なになに屋さん』てとこにはめっきり縁遠くなります。専門店のスタッフとの距離感がきゅうくつですね。店員の声掛け、接客、商品説明、ありがためいわくです。

 

ネットショップ世代の希望はひたすらにじっくりゆっくり見ることですね。金を払うときにしっかり自分の中で納得しないと、のちのち損な気分になります。

 

現場の乗り、おだてやちやほや、衝動買いはCONS、いや、もう悪ですね。バッドショッピング! 専門店はアウェーです。1億層コミュ障の時代ですよ、ほほほ。

 

実際、しろうとの一見さんがここに一人で冷やかしに入れますか? ぼくは入れません。

 

ウエムラサイクルパーツ梅田店外観

ウエムラサイクルパーツ梅田店外観

 

ヨドバシやビックカメラのチャリコーナーが目一杯ですね。そこらはネットショップの延長みたいなものですからね。

 

そんなぼくらに買い易さはなによりのメリットですね。ネットショップのぬるま湯に慣れた身に専門店のふんいきは常連客に占領された銭湯の熱い湯船クラスの苦行ですわ。

 

そして、ネット業界の指標のアマゾンは返品サービスをします。靴や服のサイズ違い、イメージ違いで泣き寝入りするのは2010年前後の古いはなしですね。

 

実際、ぼくはミニベロのホイールをアマゾンで買いましたが、乗り心地に満足できず、二日で返品しました。完全に自分都合です。でも、全額返金されました。

 

全般的に日本人は内弁慶でオトナしめで消極的ですね。勉強代、授業料、人柱、て名目で泣き寝入りバッドショッピングを美化しちゃいますね。返品後進国ですわ。もうすこし厚かましくなっても、世界的にはぜんぜん控えめだのに。

 

じゃあ、自転車をネットで買うのはもうふつうです。ツールドフランスに出場するドイツの人気自転車ブランドのCANYONはネットオーダーしか受け付けません。

 

げんにぼくはネット購入派ですね。ミニベロ、MTBカーボンフレーム、靴、いずれが通販ですね。むしろ、店頭訪問・対面販売が時代錯誤、アナクロですわ。

 

ドッペルギャンガーの折り畳み自転車

 

さて、イマドキの通販屋さんのビーズ株式会社の自転車部門のブランド名がドッペルギャンガーですね。もちろん、自転車は中国製です。

 

この価格帯の工業製品がフランス製やイタリア製や日本製でありましょうか? ましてや、ハンドメイドでありましょうか? ファンタジーです。

 

工業製品=Made in Chinaですね。常識です。自転車、アパレル、アウトドア、ペットグッズ、スマホ、PCの99%はアジアンメイドですね。むしろ、自社工場を持つメーカーはレアですね。

 

世界最強安心安全台湾製カーボンフレーム

世界最強安心安全台湾製カーボンフレーム

 

そして、安易な『欧米製』や『日本製』も一筋縄じゃありません。製造の現場、工場は昔からどろくさいところです。

 

イタリア、ドイツではトルコ系、東欧系の移民や出稼ぎの人が多く働きますね。日本では東南アジア系や南米系が貴重な労働力です。

 

はて、これが中華製に大きく劣るか? ひいき目なしで? 実際、中途半端なヨーロッパ製、日本製 < まともな中華製ですね。まあ、質のばらつきはありますし、ばらつきのはばは極端ですが、ははは。

 

とはいえ、先進国が自社工場で純国産品を作ろうなら、価格をこんなに抑えられません。ふつうのホームセンターの変速なしのママチャリが5万、クロスバイクや折り畳みが10万になっちゃいます。

 

実際、大昔の家庭用の自転車=実用車は10万オーバーの本格機材ですね。

 

パースセキネ

パースセキネ

 

カマキリ以前の家庭用自転車はこんなです。フォークのラグや正面のプレートはたしかにグッドクオリティですね。写真からていねいさが分かります。

 

でも、このクオリティでママチャリやク軽快車を作って10万で売り出しても、ぜんぜんさばけません。そうゆう工芸品的なノリは時代錯誤、アナクロです。

 

じゃあ、自転車はチャイナです。iPhoneもチャイナです。これはマイナスポイントじゃありません。だって、ほとんどの工業製品がそうですから。Made in Chinaにアレルギーするのは不毛です。

 

ドペギャンのバイクの特徴は見た目ですね。そのルックスはキャッチーでフォトジェニックです。ネット通販ではこれは命ですね。

 

代表作は折り畳み20インチのBlackmaxシリーズですね。

 

 

ブラック地にオレンジの差し色がヒジョーに琴線をくすぐりますね。フレームの肉抜きもワンポイントです。

 

ジャンル的にはストリート系の系譜ですね。BMXライクな折り畳み自転車ですか。このルックスで3万以下です。通販商材の理想系ですね。

 

「なんかママチャやブリジストンじゃないオシャレなちょい乗りのチャリンコを欲しいな~」

 

て人にどストライクですね。10年前のぼくはまさにそれです。こいつを買いましたね。決め手はカラー、ビジュアル、そして、折り畳みてゆうオモシロギミックですね。

 

ダホンやTERNと比較すれば、機能や性能や重量やブランドステイタスではははとなりますが、これを選ぶ人はダホンやTERNと比べません。

 

比較対象はママチャリ、軽快車、そして、ネット上のほかの通販系おしゃれ自転車ですね。オオトモ系の海外自動車ブランド勢がライバルです。

 

ルイガノ、ダホン、ターンは5万~になっちゃいます。予算オーバーで候補から外れますね。ドッペルのこれは3万、アマゾンで星4、評価100オーバーです。ぽっちんの要素は完全に揃います。

 

現実、世間的には十二分なおしゃれ自転車です。「ださいね」とはとくに言われません。「かっこいいね」とふつうに言われますね。じゃあ、もう御の字ですね。

 

そして、この価格が健全なレベルですね。5万のチャリは超ぜいたく品です、世間的には。10万は狂気の沙汰ですね。もれなく変人扱いされて、白い目で見られます。家族や身内さえが容易に理解しません。

 

ドッペルの走りや性能

 

ドッペルギャンガーの走りや性能を気にするのは本末転倒です。ルック車の本質は見た目です。だれもはなから100kmを走破するのにこれを買いません。

 

スニーカー感覚で2、3年で使い捨てる、が正しい使い方ですね。『たまに折り畳んで、車や電車に載せて、遠出する』です。

 

ぼくは通勤用、週末お出かけ用、買い物用で使いたおして、5回ほど琵琶湖や京都へ輪行しましたね。で、案の定、2年で折り畳みのペダルがもげました。寿命ですね。

 

実のところ、クランクを交換すればぜんぜん使い続けられますが、そのころのぼくはメンテやレストアを知らぬただのしろうとチャリダーです。パンク以外の故障=チャリの寿命て認識です。

 

最大の山場サイクリングは阪急逆瀬川駅から六甲山カンツリーハウスまでのヒルクライム・ハイキングですね。ここはロードのヒルクライムルートの逆瀬川-六甲山頂と丸被りします。

 

六甲山頂一軒茶屋

六甲山頂一軒茶屋

 

ドッペルでは上りきれません。道半ばでそうそうに降りて押してえんやこらさと上がりましたね。ただのハイキングです、ははは。

 

そんなふうにみっちり使いましたが、特段の不満点を感じなかった。普段の足やアウトドア先の買出し号にぜんぜん十分です。3万のおしゃれな働き者ですね。

 

女子にはこっちのカラーですね。

 

 

うまくデザインしますね~。それっぽい見た目でばくぜんとしたおしゃれ感を作り出す力はピカイチですね。ビジュアル一流、価格二流です。性能はザ・ふつうですね。往復50kmまで余裕で行けます。

 

カスタム的な観点から見ても、各部のおもしろいキャラクター性にぐいぐい惹かれます。いじりがいがありますわ。

 

ドッペルは一介のブランドの枠を越えて、もうドッペルてジャンルですね。

 

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