クロスバイク改造 グリップ、ステム、ハンドル周り編


このページはうちのクロスバイクのハンドル周りのメンテやカスタムの記事の総集編です。グリップ、ハンドル、ステムの改造や調整のまとめと備忘録です。

 



お手軽にフラットバーを快適に出来るバーエンドバー

 

クロスバイクやミニベロ、街乗り系の自転車は非常に便利な乗り物です。都市部の1時間前後の短時間走行はロードバイクやピストバイクに見劣りしません。チャリ通、ちょい乗り、グルメチャリダーなんかに最強です。

 

ただ、週末とか祝日とかずる休みに、すこし遠乗り、長乗りにでかけると、悩ましい問題にぶちあたります。それは腕の疲れです。

 

クロスバイクやミニベロのサドルはレーシーなものよりコンフォートなやつです。ケツの痛みはそこそこ緩和されます。また、足の疲れはそんなに気がかりじゃありません。ホビーライダーはそんなにむちゃなハイスピードを出しません。疲れれば、休みますしね。

 

ぼくの個人的な感覚でも腕がまっさきに疲れます。ぼくの弱点は左肩の付け根ですね。ここは昔からビミョーで神経質なところです。怪我をした覚えはないけどなぁ。なんでやろ?

 

疲れや痛みのポイントは千差万別です。が、痛みが出ると、集中力が散漫になって、チャリダーの楽しさががくんと減るのはみんなの共通項でしょう。

 

1ストレスはマイナス5ファニー、1ペインはマイナス10ファニーです。ファニーポイントが0になると、チャリダーオーバーで、やる気スイッチがリセットになります。「チャリ、おもんな!」です。

 

クロスバイクの腕の疲れの原因は主にグリップの種類の少なさです。フラットバー、ライザーバーのハンドルのグリップは横握りになります。

 

フラットバーグリップ

フラットバーの手の握り

 

常識的に何時間も同じ体勢を続けるてのはしんどいものです。そして、このフラットバーオンの手首の角度は手首的にやや不自然な形です。

 

手首の自然な角度は縦です。前へ倣え! が好例です。手の平は自然と縦向きになります。ここから手の平を水平にするには一動作を挟みます。つまり、ナチュラルじゃない。コーディネーターでもありませんが。

 

不自然な体勢の長時間の維持、ふつうにストレスフルです。長時間走行を前提とするロードバイク、ツーリングバイクにはドロップハンドルやブルホーンハンドルが使われます。

 

とくに超ロングライドの旅行用ツーリングバイクではマルチグリップが必須です。朝から晩までフラットバーでチャリダーするのはたいへんです。むしろ、ママチャリのポジションの方がまだまだ楽ちんです。ケツが痛くなりますが。

 

バーエンドバーで縦握りとマルチグリップを実践

 

フラットバーやライザーバーの横握り固定ポジションの悩みを解消するのがバーエンドバーです。

 

バーエンドバー

バーエンドバー

 

ぼろっちいバーですね~。先代のサブチャリの26インチMTBの形見です。工具箱のかたすみから出てきました。ふっるーいTIOGAのやつです。

 

形状はまさにブルホーンハンドルのホーンの部分です。

 

 

これをフラットバーやライザーバーに通して、六角ボルトで固定します。バーエンド、棒末、つまり、はじっこに装着するのが基本です。なので、バーエンドバーです。逆から呼んでもBABです、ヒーゥィーヤ!! のバイク川崎バイクは元美容師です。異色の経歴だぁ。

 

クロス界2017AW最新モード! ノーエンドバーエンドバー

 

バーエンドバーの基本の取り付けポイントはバーエンドです。単純に握りのポジションを増やすなら、基本のとおりにハンドルの両端エンドにねじこみましょう。手間はグリップの着脱だけです。らくちんカスタムです。簡易ブルホーンですね。

 

しかし、もう一手間をかけると、街乗りクロスをよりツーリング風にできます。定番のエンドに取り付けず、グリップの内側に取り付けます。

 

実際にやってみましょう。これはうちのクロスバイクです。

 

クロスバイクのハンドルのグリップ付近

クロスバイクのハンドルのグリップ付近

 

まず、グリップを外します。軽量CNCパーツで有名なKCNCのEVA製ソフトグリップです。軽量ですが、わりに汚れます。オイルメンテやグリスメンテ中に触っちゃうと、一発ででろりんしちゃいます。でも、丸洗いできます。こちらは→ソフトグリップのかんたんな外し方です。

 

KCNC EVAソフトグリップ

KCNC EVAソフトグリップ

 

それから、マイイメージとフィーリングに従って、バーエンドバーの位置を探ります。肩幅が基準です。そして、ブレーキレバーやシフトレバーとの関係を見ます。

 

うちの場合、右にフロントブレーキレバーとリアシフターレバー、左にリアブレーキレバーとドロッパーポストのリモートレバーがあります。

 

それぞれのレバーのクランプの幅が違いますから、ハンドルの余地が左右で微妙に異なります。バーのグリップを不均等に付けるのはNGです。左右均等が理想シャングリラです。

 

ぼくはあれこれ考えて、ブレーキレバーの内側に取り付けました。

 

ブレーキレバーのクランプの内側に取り付け

ブレーキレバーのクランプの内側に取り付け

 

もうバーエンドバーじゃありません、レバービットイーンバーです、レバビバ!!

 

が、さらっと試走でこのポジションのバーエンドバーを握りながらのブレーキレバーの引きの固さを実感して、レバーの外側に付け直そうかなと思いました。ブレーキレバーの付け根を薬指で引き切るのはベリーハードです。もう補助ブレーキを付けようかしら?

 

高価なエルゴンのグリップも海外サイトではお手ごろ価格に

 

うちのは二昔前の安い金属製のバーエンドバーです。最近の人気はエルゴンタイプのコンフォートグリップですね。

 

 

ぼくも前に買いました。握りは最高です。ネックは強度と価格と固定箇所の少なさですね。チャリをこかしたら、グリップのソケットを壊してしいました。5000円のパーツがぁぁぁ!!! うえーん! です。

 

そして、これはバーエンドにしかはまりません。ビットイーンには装着不可です。グリップと一体型ですからね。

 

細かいポイントですが、クランプの台座がいくつかあります。左側のはストレートでスマートです。これが取り付けのときにききます。

 

バーエンドバー クランプ形状の違い

 

ぼくは取り付けのしやすさからスマートタイプをおすすめしますね。右の出っ張るタイプのボルトはレバーのかげに隠れがちになりますので。

 

 

 

ステム交換 ショートステムに

 

今月のはじめにAliExpressでいろんな自転車小物パーツ類をぽちぽち購入しました。総額3000円ぐらいです。

 

Aliの小物はだいたい送料無料です。まっさきに届いたのはこちらのボルトでした。

 

アルマイトボルト+チタンボルト

アルマイトボルト+チタンボルト

 

アルマイトのM6ボルトとチタンのブレーキボルト+おまけのバルブキャップです。これは一週間でとどきました。国際郵便の書き留めで、最終配達は対面受け取りです。この形式は最速クラスですね。

 

ほかのスモールパッケージの到着はおおむね二週間前後です。最終配達は書き留めと違って、郵便受けに入ります。げんにSPURCYCLEのベルにそっくりなやつとシムアダプターは十日くらいで届きました。

 

が、最後のこれはほぼ4週間コースになっちゃいました。もう紛失したかと思ったよ~。左のアルマイトのショートステムです。

 

ブルーパーツ

ブルーパーツ

 

AliExpressの無料配送はこんなふうにまちまちです。まあ、このステムは400円ぽっちですが。チタンボルト*4本の方がエクスペンシブです、あはは。

 

これでようやくクロスバイクのカスタマイズをできます。ちまちまの二度手間はめんどうですので。

 

ステムの取り外しと取り付けはわりとかんたんです。ケミカルやオイルが作業にからみません。手を汚さずに改造できるのはハッピーです。工具もアーレンキーセットだけです。

 

まず、チャリの古ステムを外しましょう。ぼくはクランプキャップから外します。

 

ステムのクランプを外す

ステムのクランプを外す

 

で、ハンドルをぶらぶらにして、ステム本体のボルトをゆるめて、フォークからとっぱらいます。

 

本体のコラムクランプをゆるめる

本体のコラムクランプをゆるめる

 

外すときには神経質にならずにがんがん緩めてください。左回しですね。それから、中央のヘッドキャップをゆるめて、ぱかんとはずします。

 

ヘッドキャップを外したところ

ヘッドキャップを外したところ

 

これは圧入式のスターファングルナットですね。アルミフォーク、鉄フォークに使われます。カーボンフォークにこれをつかうのはNGです。カーボンにはマルチアンカープレッシャーを使います。

 

 

新旧コラムです。長さがぜんぜんちがいます。そもそも下はロードバイク用ですね。

 

ステムの長さ比べ

ステムの長さ比べ

 

もちろん、高さもびみょうにちがいます。スペーサーの枚数や厚みを変えて、ベストなポジションを出しましょう。

 

カーボンコラムスペーサー

カーボンコラムスペーサー

 

このTRIGONのカーボンスペーサーは50円ですね。サイクルハンターのスペーサー叩き売りのボックスで掘り出しました。

 

ちなみにステムのグッドポジションはこうです。

 

グッドポジション

グッドポジション

 

ステムの上のふちがフォークコラムの上のふちの1~3mm上くらいに来ます。これが基本の取り付け方です。もちろん、これはフォークコラムの長さによります。

 

スペーサーをステムの上に付けるのもメジャーですね。

 

上スペーサー

上スペーサー

 

スペーサーでステムを下と上からサンドイッチします。ポジション調整と固定度アップに効くとか効かないとか。

 

それから、キャップをステムにつけなおします。が、ここでは仮止めにとどめます。フォークの玉押しのガタをなくすくらいにおさえます。

 

フォークの玉押しガタチェック

フォークの玉押しガタチェック

 

ここの緩みは厳禁です。ハンドルががたついて、コントロールがデンジャラスになります。緩みやガタをなくしましょう。でも、がちがちにしめすぎると、ハンドルを重くしちゃいます。

 

ホイールのハブの玉当たりと同じで、ここは手探りのいい感じがベストです。フォークのアーチのヘッドを下からぐいっと持ち上げると、重みでガタがいい感じになくなります。

 

フォークのがたをなくして、キャップを仮止めしたら、ハンドルを固定しましょう。

 

新しいもののクランプは4本タイプですね。このようなやつのボルトの締め方のコツはクロスです。

 

ステムキャップクランプボルト締め順

ステムキャップクランプボルト締め順

 

一本を一気にぎゅうぎゅうにしても、全体をうまく固定できません。ほかの三本が相対的にゆるみます。三回くらいループする気もちで徐々に締め上げましょう。

 

ちなみにこのハンドルバーはクロスバイクの典型的な25.4mmです。新しいステムのクランプ径は31.8mmです。応急措置でかませをはめました。水道屋が郵便受けによくいれる宣伝用のマグネットシールです。

 

マグシール

マグシール

 

グッドリサイクル! でも、クランプはゆっるゆるです。6mmのすきまは埋まらないな~。近々、ハンドルバーを買いますわ。

 

仕上げです。ステムを本締めしましょう。ここまでの作業でステムはこうなりました。

 

だめなステム

だめなステム

 

前輪があさっての方向です。直進不能です。これをまっすぐにします。

 

いいステム

いいステム

 

はい、OKです。目視の目安は前輪の縦軸とステムの縦軸ハンドルの横軸とハブの横軸ですね。そのためにハンドルをさきにとりつけるのが吉です。

 

ボルトをしっかり固定します。トルクレンチが理想的です。ない? じゃあ、MBT、マイベストトルクをかけましょう。

 

この簡易タイプはかなりお買い得ですね。本格のやつは5000円くらいですし。

 

 

ハンドリングの重さを調整して、ステムの交換をぶじに終了します。

 

試走後に微調整をすれば、よりベリーベターにしあげられます。作業はかんたんでお手軽です。オイル&ケミカルフリーのメンテはルンルンですね~。

 

チタンボルトは良い感じですね。

 

チタンボルト

チタンボルト

 

奥のVブレーキのバナナは速攻で錆びましたが、こいつは野ざらしでぜんぜん錆びません。全部のボルトをこれに換えようかな~。

 

giant-roam3-ver9

GIANT ROAM3 ver9

 

 

31.8mmのステム用にライザーバーハンドルをゲット

 

先日、ぼくのお買い物チャリンコのGIANTのクロスバイクのアヘッドステムをロード用の長いやつからストリート系の短いやつに交換しました。

 

ステムの長さ比べ

ステムの長さ比べ

 

下はCNC加工の7075超々ジェラルミンで、上はてきとー金型のなぞアルミ製です。でも、遠めに分かりませんね! 青のがきぱっと目立ちますしね!

 

価格は上400円、下1000円です。でも、下の定価は10000円です。春のシクロジャンブルで安く買いました。ロード用の26mmクランプのステムの需要がもうない?

 

で、やっぱし、問題はクランプ径です。今のハンドルのクランプは25.4mmですが、新ステムのクランプ径は31.8mmです。26mmクランプにはきつめのトルクで取り付けできました。やけにきしきし言いますけど。

 

ステムの交換のときにマグシートのかませで応急手当をしました。が、ほんの数日でハンドルがゆるゆるのがたがたになって、まともなハンドリングが夢のまた夢になりました。

 

31.8mmと25.4mmの差はざっと6mmです。この隙間はやすやすと埋まりません。今やカーブのたびにハンドルが左右にるんたったとスライドします。

 

ずれた

ずれた

 

これはデンジャラスチャリダーです。お買い物チャリンコにこんなエクストリーム要素は無料です。じゃあ、怪我しないうちにハンドルを調達しましょう。ヤフオクで1000円のやっすいバーを落札しました。

 

長さ比べの画像はこんなです。横幅は広くなって、ライズはやや低くなります。

 

ハンドル長さ比べ

ハンドル長さ比べ

 

この長さはオフロード用でしょうね。街乗りにはベリーロングです。でも、この見た目は嫌いじゃないなあ。てことで、ハンドルバーのカットはNGです。ダイソーパイプカッターの出番はありません、ざんねん!

 

ダイソーパイプカッター適合サイズ

ダイソーパイプカッター適合サイズ

 

キッチンばかりの重さは350gでした。フルカーボンライザーバーハンドルの3本分です。ヘビーハンドルだあ。

 

フルカーボンライザーバーハンドル

メインチャリのフルカーボンライザーバーハンドル 110g

 

AliExpressで安く買えますが、受け取りまでえんえん待てませんしね。

 

ステムの交換と作業が被ります。まず、グリップとレバーを外します。バーエンドがどこかに行ってしまって、グリップがゆるんと外れちゃいます。どこで失くした~?

 

ブレーキレバー外す

ブレーキレバー外す

 

このチャリは外置きの野ざらし雨ざらしです。ブレーキレバーの表面のくすみがめっちゃ目立ちますね。もともとの加工はもっとシャイニーだったのに。でも、おとなりのDEORE XTのシフターのマウントはぜんぜんへたりません。さすがのセカンドグレードです。

 

おや、こんなところに2012の表記があります?

 

2012の文字

2012の文字

 

このチャリのモデルは2013モデルです。つまり、製造販売は2012年ですね。前のオーナーはほんまにぜんぜんカスタムせんかったな。

 

で、ハンドルをすっきりさせて、ステムから取り外します。取り付けのときには順番にこうしますが、取り外しのときには一気にぐりぐりやりましょう。

 

ステムキャップクランプボルト締め順

ステムキャップクランプボルト締め順

 

ある程度まで緩めたら、バーをすとんと抜けます。今回の場合、最初からゆるゆるでしたが、ははは。

 

で、新しいバーをステムに通して、レバーを再セットします。先にステムのボルトを締めて、ハンドルを固定しちゃうと、バーの横幅のせいでレバーを付けられません。ケーブルが突っ張ります。先にレバーをセットしましょう。

 

が、ブレーキのマウントがやってくれます、がりがりくん。

 

削れ

削れ

 

マウントがこんなふうにオープンにならない!

 

formula RX1

formula RX1

 

これがフルカーボンのブランドハンドルだったら、このTEKTROのブレーキレバーはYE GULTYでしたね。

 

ハンドルのセンターの目印でセンターをセンタリングします。

 

センターの目印

センターの目印

 

ローライザーの角度の調整はびみょうです。フラットバーの調整はもっとびみょうです。トルクは毎度のマイベストトルクです。ライズがすこし物足りない。

 

ブレーキレバーの角度はフィーリングです。ぼくは水平気味にします。深めより浅めがグッドフィーリングです。手の大きさが関係しますね。ぼくは典型的なミニハンド男子です。レバーを深めにセットすると、指をかけられません。

 

グリップを付けます。完成図です。バーエンドバーはサブに降格しました。銀色の見た目がうるさく思えたので。

 

ワイドハンドルバー

ワイドハンドルバー

 

おー、超ワイド! グリップの半分の長さを内側に詰められそう。でも、カットはヤだなー。

 

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