CRCの新ハウスブランド Prime のロードバイクホイールを徹底検証


Chain Reaction Cyclesのプライベートホイール第1弾 Prime

 

CRC,Chain Reaction Cyclesはイギリスの人気No1の自転車通販サイトです。今年の2月に同業ライバルのWiggleに巨額のマネーでM&Aされました。が、ストアやブランドはとくに変わりませんね。

 

しばらくロード=Wiggle,CRC=MTBの方向で行きますかね? この二つの在庫が一緒になると、アイテムがパンクしそう。

 

ストアのUIやデータベース、決済方法、発送方法、システムや物流のあれやこれや、KNOWHOWノウハウを統合するのはたいへんです。じゃあ、完全統合はまだまだ先でしょうね。5年~のスパンですかな。統合できるの?

 

コジマはビックカメラに2012年に買収されましたが、コジマの店舗やブランドはまだまだありますしね。WiggleとCRCは1位と2位の合併です。スムーズに進むほうがミラクルですわ。

 

CRCが北アイルランド、Wiggleがイングランドてグレートブリテン特有の事情もありますしね。

 

Wiggle to CRC Google MAP

Wiggle to CRC Google MAP

 

間を取って、マン島に拠点を移しますか~。ちなみにマーク・カベンディッシュがマン島の出身です。

 

WiggleのPBはCOSINE,CRCのPBはPrime

 

で、これまでリアルガチでやってきた両社にはそれぞれのおかかえブランドがあります。CRCのVITUS、Nukeproofは有名です。

 

この二ブランドは個別の自転車メーカーでしたが、業績悪化でマーケットから消えて、CRCの傘下で復活インフィニティリバイヴァーしました。

 

 Nukeproof Mega 290 Team Bike 2016 Nukeproof Mega 290 Team Bike 2016

定価 539599円
割引 16%
特価 454837円

※ 価格は 2016/09/03 22:18:26 時点のChainreactioncycles.comのもの。

 

うーん、クールバイク! この見た目はがしがし来ますね~。

 

WiggleのCOSINEはプライベートブランドのネーミングです。読み方はコシーヌやコシネじゃありません、英国風にコサインです。サイン、コサイン、タンジェントのコサインです。三角関数の余弦ですね。もう忘れたなぁ、ははは。

 

COSINEにはホイールとサドルがあります。こちらは貴重なロード用ディスクブレーキ用の700cホイールです。

 

COSINE - 23mm アロイクリンチャーロードホイールセット (ディスクブレーキ)COSINE – 23mm アロイクリンチャーロードホイールセット (ディスクブレーキ)

定価 28439円

※ 価格は 2016/09/03 22:24:11 時点のwiggle.jpのもの。

  • どんな地面、どんなコンディションでも使用できるホイールセットです。 24mm の幅広シールドカートリッジベアリングと 6ボルトのディスクマウントを採用しました。シクロクロス・グラベルバイクや全天候型コミューターバイクに、ディスクブレーキの信頼性とパワーをもたらします。

 

レビューの評判は上々です。3万以下のディスクブレーキホイールで1610gの重量は悪くありません。ルックスはばっちりです。

 

もともとディスクブレーキホイールにはブレーキリム面がありません。サイドフェイスの統一感はZONDAやフルクラムのレーシングスリーとかより上ですね。ナチュラルダークラベルです。

 

キャリパーブレーキ用のシルバーのリム面はどうしてもやぼったくなりますね。

 

8月にローンチしたばかりのほやほやPrimeホイール

 

CRCが満を辞して送り出すPBがPrimeのホイールです。ローンチは2016年の8月です。ほっやほやのニューカマーブランドです。公式動画はこんなです。

 

 

今のところ、ラインナップはロード系のホイールだけです。エントリー、ミドル、カーボン x キャリパー&ディスクブレーキ用、てかんじですね。

 

フラッグシップのカーボンクリンチャーを見てみましょう。

 

 Prime RP-50 Carbon Clincher Wheelset 2016
Prime RP-50 Carbon Clincher Wheelset 2016

定価 119989円
割引 11%
特価 107020円

※ 価格は 2016/09/03 22:37:52 時点のChainreactioncycles.comのもの。

 

リムハイト50mm、適用タイヤはロードの25-30、シクロの28-33Cですね。23Cの互換は三角ですね。リムの内幅はトレンドの17Cでしょう。

 

リムのカーボンは東レT700、ハブは7075のアロイ、ベアリングは日本製のシールドカートリッジで、セットの重量は1490gです。1.5kgアンダーは優秀ですね。

 

コンセプトは「軽量なメンテフリーの普段使いのカーボンクリンチャーホイール」でしょうね。ザ・はじめてのディープカーボンクリンチャーホイールですか。

 

しかし、リムテープのせいか、レイノルズにくりそつです。

 

Reynolds Attack Clincher Carbon Road Wheelset 2016

Reynolds Attack Clincher Carbon Road Wheelset 2016
定価 194565.00円

割引 56% = 109566円

特価 84999円

※ 価格は 2016/09/03 22:48:11のcyclingexpress.comのもの。

 

カーボンクリンチャーホイールがあとからあとからどしどし出てきて、一時のノートパソコンみたいにコモディってきましたね。ステッカーとロゴが最大の違いです感がなきにしもあらずです。

 

PrimeはCOSINEよりややマニアックです。単体のパーツ売りがあります。こちらのリアハブは15000円です。

 

 Prime RO10 Pro Road Rear Hub 2016
Prime RO10 Pro Road Rear Hub 2016

定価 17039円
割引 11%
特価 15207円

※ 価格は 2016/09/03 22:56:22 時点のChainreactioncycles.comのもの。

 

いい質感ですね。昔持ってたWTBのハブににている。

 

中堅クラスのホイールは他ブランドより軽量です。

 

 Prime Pro Road Wheelset 2016
Prime Pro Road Wheelset 2016

定価 49699円
割引 11%
特価 44356円

※ 価格は 2016/09/03 22:58:49 時点のChainreactioncycles.comのもの。

 

1470gでチューブレス対応です。ゾンダやレーシング3の2WAY-Fitと同等ですね。

 

ところで、チューブラーとチューブレスは別物です。2WAYタイプホイールはふつうのクリンチャータイヤとチューブレスタイヤに対応します。リムの溝にスポークの穴がありません。

 

Tubeless readyの表記が目印ですね。最近のミドルクラス以上のホイールにはこのオプションがありますね。

 

Primeホイールはどんな人向け?

 

はい、Primeはブランドに拘らないがんがん走る人向けです。今年からの新規参入です。ブランド力や知名度はありません。見た目もシンプルです。機能と価格、その二つが最大の長所です。

 

系譜的には完全にシマノの系譜です。シマノホイールのグッドオマージュ、シマノ外伝、シマノ亜種(黒)みたいなものでしょうかね。

 

おそらく実際に使うと、

 

「おお、悪くない。悪くないなあー。うん、じつに悪くない」

 

て感想が沸きますか。

 

友達や仲間に貸し借りして、かわりばんこでぐるぐる使い回したら、意外な高評価を得られますよ、きっと。

 

「じゃあ、もうきみは立派なPrimeのカタルシスだよ、ワトソンくん」

 

ですねー。イメージ的にシャーロック・ホームズはしゅっとしたロードバイカー体系ですね。ダウニー・jrのホームズはなんか違う。

 

Primeのカーボンリムの単品はこんな価格です。

 

 Prime CC-38 Clincher Road Rim 2016
Prime CC-38 Clincher Road Rim 2016
定価 46149円
割引 11%
特価 41187円

※ 価格は 2016/09/05 05:58:17 時点のChainreactioncycles.comのもの。

 

ごまかし利かないリム単品を出すのはかなりの自信と勇気ですね。

 

Prime カーボンリム断面

Prime カーボンリム断面

 

サイドのカーボンのうすさがえげつない!

 

きゃしゃなパーツです。ずぼらなぼくにはむりだなあ~。多分、一発でぶつけて、壊しちゃうよ。