Campagnolo Neutron 2018 Ultraじゃなくなったロープロ軽量ホイール


イタリアの総合自転車ブランドのCampagnolo、カンパニョーロのホイールの特徴はなによりホイールのクールなデザイン、スポークレイアウトです。

 

g3 layout

g3 layout

 

このスタイルはG3と呼ばれます。フリー側2本、ハンフリー側1本の左右非対称の組み方ですね。カンパホイールのアイコンです。こむずかしいテクノロジーは分からなくとも、見た目のかっこよさは分かります。

 

チャリのビジュアルの決め手はホイールです。馬子にも衣装です。やすいアルミフレームのロードバイクがホイールで男前になります。

 

「カンパホイールでダサくなった!」

 

て事例はそんなに聞かれません。まさにチャリカスタムの万能薬です。

 

さて、このイケメン街道を地で行くカンパのホイールに地味なモデルがあります。Campagnolo Neutron Ultra、ニュートロンウルトラです。

 

詳細はこんなですね。

 

モデル名 重量 タイヤ種 タイヤ幅 素材 価格 備考
Neutron Ultra 1470g(Campy) 1509g(SRAM/Shimano) CL アルミ クラシカル

 

クラシカルスタイルの軽量ホイールです。最大の特徴はスポークレイアウトですね。これがアイコンのG3じゃありません。どうゆうことだあ?

 

この異端児Nuetronの秘密に迫ります。

 

重量はゾンダをしのぎEURUSに迫る

 

Neutron Ultraの公式のカタログ重量はペア1509gです。ミドルクラスのZOBDA(1540g)より軽量で、アルミホイールのセカンドグレードのEurus(1465g)に迫ります。Ultraの名前はだてじゃありません。

 

軽さの秘訣はローハイトリムですね。

 

  • Rim height:18mm
  • Rim weidth:20.5mm

 

です。ローハイト、ロープロファイル=低細ホイールですね。このリム幅の20.5mmは大外のサイズですね。ETRTOは622-15Cです。つまり、有効内径は15mmですね。

 

現在のホイールとタイヤのトレンドはワイドリム化、ワイドタイヤ化ですね。622-17Cがロードバイクホイールのリムの新基準です。外径は23-28Cになりますね。タイヤサイズは25-32です。

 

Nuetronの外径は20.5mmです。これはザ・細リムですね。21mmのTUFOのチューブラークリンチャーて飛び道具に合いますね。

 

 

クリンチャーの21サイズタイヤのはこんくらいですね。タイヤとリムのギャップは余計な空気抵抗のもとです。

 

さらにheightの18mmはザ・低リムですね。またまたロードバイクホイールのトレンドは空力=ディープリムです。高く太くがテーマです。Neutronはその真逆ですね。

 

これがこのホイールのレーゾンデートルの裏返しです。ニュートロンは古株のロングセラーです。用途は上り坂、ヒルクライム用ですね。

 

ホイールのカタログ重量は一筋縄じゃありません。同じ重量のホイール=同じ性質のホイールではありません。比重がどのパーツにあるか? でスタイルは異なります。

 

Nuetronaの軽さ=リムの軽さですね。これはロープロホイールの共通事項です。万能型や高速型のホイールよりリムが一段と軽くなります。その結果、上り坂で最大限の性能が出ますね。

 

デュラホイールが増量&値上がりでNuetronのターンだ!

 

ロードホイール界の人気アイドルはZONDAです。スーパーアイドルがShamal Ultraです。これらは万能型のアルミホイールですね。使い勝手、ビジュアル、価格のバランスがサイキョーです。

 

ですが、軽量上り向けの人気ナンバーワンはNeutronでありません。アドバンテージのかっこよさが欠けますし、強力なライバルがいます。

 

ヒルクライムホイールのザ・人気はShimano C24ですね。最高コンポDura Aceと同じナンバリングを持つ軽量ホイールです。

 

WH-9000 C24 Dura Aceは2012年のデビュー以来にヒルクライムの王座に座り続けました。重量はペア1387gです。純粋なアルミホイールでなく、アルミ・カーボンラミネートのホイールですね。

 

これが長らく覇を唱えましたが、2016年のデュラエースの一新に伴うホイールのチェンジでCONSな変更がありました。重量増と価格増ですね。

 

モデル名 重量 タイヤ種 タイヤ幅 素材 価格 備考
WH-R9100 C24 CL Dura-Ace 1412g CL アルミカーボン 145067円 新作 増量 値上げ

 

20g強の増量、2万前後のプライスアップです。増量の原因はリムのボリュームアップだとか、計測サンプル値のかたよりだとか言われますね。

 

そして、2万の値上がりは何人に朗報でしょうか? げに悲しいニュースです。2017年5月のWH R9100 C24の実売価格は95000円前後ですね。圧倒的なコスパ感は薄れちゃいました。

 

さらにシマノ製品の宿命で所有の満足度がローハイトです。業務用機材感が強くなります。コスパだけに限れば、台湾系のより安いホイールを見つけられます。

 

台湾KINESISやTOKENは国内ではマイナーですが、実直な実力派のパーツメーカーです。無印の中華系の工場直販・セミオーダー完組み品はさらに割安です。

 

ユニクロや無印良品が庶民の服屋からそこそこのブランドになってしまったようにシマノの製品も値上げ値上げで以前のような庶民派からちょっと高めのおブランドになってしましましたね。

 

とにかく、しまむらやGUじゃありません。ほんまに絶妙に自転車パーツ界のユニクロですね。

 

で、ライバルの衰退でNeutronの注目度が相対的に跳ね上がります。ブランドのステータスと見た目はカンパニョーロですよ。

 

Campagnolo Neutron Ultra Clincher Wheelset - Black
Campagnolo Neutron Ultra Clincher Wheelset – Black

定価 102364円
割引 37%
通常 64803円
特価 59943円

※2017/05/15 02:36:28 のprobikekit.jpの価格。特価は追加割引クーポンコード[ B4C75 ]を入力した場合の金額

 

3万のギャップは大ですね。先代デュラホイールの実売が7-8万円でしたからねー。うちの2016年7月の記事に「デュラホイール73000円だ!」のログがあります。安!

 

R9100 C24の95000円はもう最上位のシャマルミレやレーゼロナイトの価格帯ですわ。

 

アルミカーボンの中途ハンパさもちょっとマイナスポイントですね。フルカーボンクリンチャーが視野に入っちゃいますからね~。

 

2018モデルはさらにおやすくなりました。

 

Campagnolo Neutron Clincher Wheelset - 2018
Campagnolo Neutron Clincher Wheelset – 2018

定価 74999円
割引 30%
通常 52199円
特価 46979円

※2017/08/10 17:40:38 のprobikekit.jpの価格。特価は追加割引クーポンコード[ NT10 ]を入力した場合の金額

 

しょっぱなからやたらとチープですね。ULTRAのロゴがなくなったなあ。カタログ重量はそのままですね。Ultra=CULTハブへの統合でしょうか?

 

価格と機能がALEXRIMのALX473に被ります。あっちは前後ペア重量1400g、チューブレスで47000円ですが、ははは。

 

WH-R9100 C24 CLの一人負けの様相が強くなりますねー。

 

追記

 

カンパの2018のホイールのカタログにはしっかりNeutron Ultraがありますね。逆に無印のNeutronはない。

 

じゃあ、このPBKの在庫がイレギュラーだあ?

 

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