Campagnolo 新型Bora 2018 リムの新技術AC3搭載のカーボンホイール


今週はCampagnoloウィークです。大型の新作発表が相次ぎますね。現地9日付で待望のディスクブレーキの全貌がついに明かされました。H11レバー、新ポテンザ、ShamalとBoraの2way DBと胸が踊りますね。

 

日時が前後しますが、レギュラーシリーズのカーボンホイールBORAの2018モデルが発表されます。はやばやWiggleに在庫が入りました。展開が速すぎます、ははは。

 

Campagnolo - Bora One (ボーラワン) 50 クリンチャーホイールセット (2018)
Campagnolo – Bora One (ボーラワン) 50 クリンチャーホイールセット (2018)

定価 円
割引 % オフ
特価 256850円

※2017/05/11 15:10:26のwiggleの価格

 

今回のフルモデチェンは2015年以来の3年ぶりのリニューアルですね。新ボーラはどんなものでしょうか?  キーワードは新機軸のAC3です。

 

新たなリム加工技術AC3

 

BoraのAC3=All Conditions Carbon Controlの頭文字の略称です。おーる・こんでぃしょんず・かーぼん・こんとろーる、全態炭制ですね。リムの構造です。

 

キャリパーブレーキ用のホイールのリムには平行の溝が走ります。これはディスクとVブレーキ兼用のミニベロのリムですね。

 

キャリパーリム溝

キャリパーリム溝

 

車体はディスクブレーキ仕様ですから、このリム面はまっさらですね。みぞがよく分かります。ところどころの黒ずみは油性マジック塗装のあとですね、ははは。

 

このみぞが磨耗でてろてろのつるつるになると、ブレーキ力は極端に悪化します。リムの寿命=ホイールの寿命ですね、キャリパーブレーキの場合。

 

一般的にカーボンリムのブレーキ力はアルミリムに劣ります。制動力と安定力に一抹の不安がありますね。とくに熱が天敵です。

 

キャリパー、カーボン、長い下り坂の相性の悪さはてんぷらとスイカなみです。リムがブレーキの摩擦熱で溶解、変形を起こしかねません。キャリパーカーボンホイールのボトムネックですね。

 

ディスクブレーキではこの問題はあっさり解決されますね。ブレーキパッドはリムをじかに挟みません。ハブの台座に取り付けられたローターを挟みます。リムの負担は軽微ですね。

 

ディスク専用ホイールにはそもそもリム面の溝がありません。機能的にビジュアル的に蛇足ですからね。

 

これはうちのDB用の中華カーボンホイールです。

 

前後ホイール完成

前後ホイール完成

 

ブラックモノトーンですね。見た目の統一感、ブレーキの安定度、いずれがベリーグッドです。正直、油圧ディスクを使ったら、キャリパーには戻れません。Vブレーキのがまだましですね。

 

いずれは全ジャンルがディスクブレーキ化する・・・てか、キャリパーが残るのはクラシカルなピュアロードレーサーばかりで、すでにスポバイ界的にはマイナーニッチなゾーンです。

 

が、国内のチャリ事情は空前のロードバイクブームです。スポバイ=ピュアロード=キャリパーブレーキて方程式はぎりぎり成立しますね。毎度のごとくややガラパゴス的ですが。

 

じゃあ、まだまだキャリパーブレーキとホイールは主流です。古参のユーザーの食わず嫌いやアレルギーもばかになりません。ロードは他ジャンルよりフォーマルで権威主義的ですしね。

 

で、各ホイール屋はキャリパーブレーキ用のカーボンホイールてゆう難題に取り組んで、アルミホイール並みの安定度と制動力を目指します。

 

単純なはなし、ライダーはきっちり止まれないとかっつり走れません。心理的なブレーキが掛かります。カーボンリムの変形にびくつきながらおどおどとブレーキを掛ける、てのは本末転倒でしょう。

 

「下りを見越して山にはアルミの軽量リムで行く、カーボンは平地用だ」て割り切りの人もいます。でも、せっかくのカーボンホイールの用途を限定しちゃうのは貧乏性のパンピーにはジレンマですね。

 

カンパニョーロのボーラはカーボンホイールの人気シリーズです。今回のディスクブレーキの発表までカンパニョはディスクブレーキ用のカーボンホイールを持たなかった。

 

で、BORAのDB用がめでたく発表されますが、旧来のカンパユーザーはキャリパーホイールしか使いません。だいいち愛機がディスクロードじゃない。

 

BORA DBを必要とするのはシクロクロスの競技レベルライダーでしょうね。販売時期が秋以降ですし。ロードシーズンオフのシクロシーズンインのころあいですね。

 

で、旧来のカンパホイールのロードライダーが注目するのはキャリパーブレーキ用の新型カーボンホイールです。これのブレーキ力の向上はほぼリムの加工技術ですね。

 

代表がMavicのExalithですね。細かい溝をリムの表面に施します。見た目は洗濯板かわさびおろしですね。ブレーキシューは純正品オンリーになります。

 

で、カンパのボーラのAC3です。やっぱし、これも溝ですね。リムに斜めの溝を入れて、摩擦力を強化を計ります。こっちは社外品の一部のブレーキシューを受け付けますね。

 

さらに斜め溝が排水溝の役目を兼ねて、水気をリム外へ流しますね。上のミニベロホイールの写真のように平行の溝の水はけはよろしくありません。正味、雨天時のキャリパーはぽんこつです。

 

逆にしゃぱしゃぱの塗料が簡単に乗りますから、水性のアクリル絵の具でお手軽塗装が完成しますね。Vブレーキとディスクブレーキ兼用ホイールにしか使えませんけど。

 

ところで、シューの純正うんぬん、互換性うんぬんはビミョーなところですね。携帯ゲームのメモリーカードの互換性なみにビミョーです。

 

純正がいちばんですけど、社外品もそこそこですよねー。てか、純正の品質がそんなにものすごくよくない、てのがほんとのところですか。コスパの悪さとなぞ規格が共通しますね。某S○NYのメモカですけど、ははは。

 

2018モデルの変更点は斜め溝、AC3に尽きますね。そのほかの数値は2017モデルと同様です。2017年のカタログのBORAシリーズはこんなですね。

 

モデル名 重量 タイヤ種 タイヤ幅 素材 価格 備考
Bora Ultra TT 864g TU カーボン ディスクホイールリアのみ
Bora Ultra 80 TU 1520g TU カーボン CULTハブ
Bora Ultra 50 TU 1215g TU カーボン CULTハブ
Bora Ultra 50 CL 1435g CL カーボン CULTハブ
Bora Ultra 35 TU 1170g TU カーボン CULTハブ
Bora Ultra 35 CL 1360g CL カーボン CULTハブ
Bora One 50 TU 1265g TU カーボン USBハブ
Bora One 50 CL 1485g CL カーボン USBハブ
Bora Ultra 35 TU 1215g TU カーボン USBハブ
Bora Ultra 35 CL 1406g CL カーボン USBハブ

 

AC3をスルーできるなら、これから旧型をお安く買えますね。でも、ぼくはせっかく新型を買うなら、ディスクブレーキ用のShamal 2wayかBoraにしますね。

 

しかし、今回のカンパニョの発表でキャリパーのカウントダウンが本格的に始まりましたね~。3大変速メーカーからロードのDBモデルが出揃いましたしね~

 

ぼくには思い入れがありませんが、古参ファンや2010年頃の弱虫ペダルの初期ブームから自転車に入った人にはキャリパーの終焉は気障りなトレンドでしょう。

 

何事もはじめの入りのファーストインプレッションは後に響きます。現在の日本のスポバイブームのけん引役は紛れもなく弱虫ペダルとロードバイクです。キャリパーは望みをつなげます、日本では。

 

でも、チャリの本場は欧米です。技術はどしどし進みますね。カンチブレーキ、クロモリフレーム、チューブラー、Vブレーキ、26インチ、そして、つぎがキャリパーですかね~。

 

で、つぎのつぎはワイヤーケーブル、つぎはブレーキホースでしょうか。電動、ワイヤレス、デジタルパネル、リモコン、バッテリーですね、ははは。

 

ぼくみたいに亜流から入る方がへんな拘りに縛られずにいろいろ試せますね。本流てのは意外ときゅうくつなものです。

 

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