16000円のドロッパーポストBrand-X Ascend 無限トラベル&内装ホース


2010年以降でチャリ界最大の革新的なアイテムはなんでしょう? 電動コンポ? ファットバイク? KNOGのベル?

 

はい、間違いなくそれはドロッパーシートポストですね。アジャスタブルシートポストとも称されます。

 

KIND SHOCK ドロッパーポスト プロトタイプ(右奥)台北サイクルショーのプレス用資料より

KIND SHOCK ドロッパーポスト プロトタイプ(右奥)台北サイクルショーのプレス用資料より

 

台湾のサスメーカー、KIND SHOCKの社長が事務イスの上げ下げ機構からこれを思いつきました。天才だあ!

 

もともとの用途はレンタルサイクルの自転車用です。利用者ごとにサドル高を調整しなおす手間を省くための創作便利グッズとして開発されました。

 

が、本来の用途よりオフロードバイクの世界にぶわっと広まりました。

 

下り、グラヴィティ系、パークのライドではサドルは邪魔です。ケツはほぼずっと浮きっぱなしです。段差とかジャンプとかでがっつんするときサドルに腰掛けると、ケツ骨にてきめんのアッパーカットを食らいます。坐骨ペイン一直線です。

 

が、ゆるい上りや平地の走行ではシッティングポジションが楽ちんです。ずっと立ちこぎはハードタフネススタミナ削りラーですので。今度は膝ががくがくです。

 

ドロッパーポスト登場以前のMTBライダーは場面や状況でいちいちサドルをしこしこ上げ下げ調整を余儀なくされました。

 

クイッククランプ緩めて、ポスト上げ下げして、サドルの左右角度直して、クイッククランプ締めて・・・んー、もすこし高くする?

 

が、ドロッパーシートポストのキラ星のごとき誕生はこのめんどうな工程をリモートレバー1つの簡単操作にしちゃいました。

 

これはクリックリリース以来の超画期的な発明アイテムです。ライドの快適さが別次元にアップします。乗りながら、走りながら、ベストポジションを調整できます。

 

オフロードチャリダーはKSの社長に足を向けて眠れません。フラットロード乗りやクロス乗りはいっぺん使ってみましょう。便利ですよ~。

 

2万以上がざらの無限段階ドロッパーポスト

 

こんな便利なドロッパーポストですが、二つの重大な問題点を抱えます。重さとお値段ですね。油圧にしろバネコイルにしろエアコイルにしろ、軽く500gは行きます。カーボンシートポストの2.5倍くらいの重さですね。

 

でも、ドロッパーの圧倒的な便利さがこのCONポイントを完全にリカバリーします。重さは問題じゃありません。気持ちで片付きます。

 

が、価格、お値段、おプライスはハートの問題でなく、財布の問題です。ない袖は振れません。

 

安いドロッパーポストはあります。8000円くらいです。うちのはこいつですね。TMARSのドロッパー。

 

TMARS ドロッパーシートポスト パッケージ

TMARS ドロッパーシートポスト パッケージ

 

これは悪くありません。が、レバーがちとチープです。

 

TMARS ドロッパーポスト リモートレバー

TMARS ドロッパーポスト リモートレバー

 

あと、段階が固定の3段階しかありません。

 

TMARS リモートワイヤーのストッパー

TMARS リモートワイヤーのストッパー

 

これのタイコみたいなストッパーがバネの力で押し出されて、ポストの穴にかっちり嵌ります。つまり、穴の数=段階数ですね。ドリルでむりやり穴を開ければトラベル数を増やせます。

 

それから、ケーブルのルートがポストの後ろになって、サドル周りのビジュアルがすこしうるさくなります。状況でボトルケージと干渉コンタクトしますね。

 

ついでにパーツパーツの赤アルマイトがちょっとうざく見えます。MARS=火星の赤か?

 

TMARS ドロッパーシートポスト クランプ

TMARS ドロッパーシートポスト クランプ

 

おや、けっこうな不満が出ますね、ははは。

 

旧来の無限段階のものは2万以上です。これの人気売れ筋はROCKSHOXのリバーブですね。マネーを出せるなら、THOMSON ELITEを買いますか。

 

 Thomson Elite Dropper Seatpost
Thomson Elite Dropper Seatpost

定価 51099円
割引 13%
特価 44455円

※2017/02/28 21:53:17のchainreactioncycles.comの価格

 

ヤグラのとこの加工精度がえげつない! うちのと換えて~。

 

しかも、貴重なポスト差し込み径27.2mmがあります。MTBの主流は30.9mm以上です。うちの愛チャリは30.4mmのマイナー企画です。

 

「でも、ポストに4万も出せん! 手頃な売れ筋のクランプは30.9mm以上や! うえーん」

 

で、TMARSとなったのです。でも、結局、クロスバイクに付け替えましたが。

 

しかも、結局、後日のすったもんだでトムソンのやつを買っちゃいますしさ。

 

THOMSONドロッパーシートポスト

THOMSONドロッパーシートポスト

 

まだ下ろせませんね~。次回のバラ完バイク用です。完全な宝の持ち腐れです。細部の質感はサイコーです。

 

そもそもぼくのドロッパーの用途は街乗りの足付き改善用です。スポーツバイクのサドルを高いポジションにすると、足を地面にぺったん着地できません。

 

信号待ちや低速時の爪先立ちは辛いものです。その改善のためにドロッパーを買いました。これは現在では異例ですが、むしろ、KSの試作ドロッパーの開発当時の本来のコンセプトに近い使い方じゃありません?

 

16000円の無限段階インターナルドロッパー!

 

この無限段階のドロッパーポスト界にすごいのが来ました。550gの軽量で、無限段階で、インターナルで、16000円のグッドバリューです。

 

Brand X Ascend Dropper Seatpostです。

 

 Brand-X - Ascend ドロッパーシートポスト
Brand-X – Ascend ドロッパーシートポスト

定価 20439円
割引 22%
特価 15999円

※2017/02/28 21:40:33のchainreactioncycles.comの価格

 

はい、これですね。最大の問題の価格が解決しました。もうこれ一択です。ホビーからレースまでこれでOKです。

 

ただ、案の定、サイズは30.9mmからです、オーマイガー! うちの愛車のフレームには入りません。

 

もうフレームのチューブを削るかあ?! 0.5mmだけ均一にギャルギャル削るてゆう芸当がこのずぼらなぼくにできる?!!

 

できるわけがないッ!

 

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