BMC The One-bikeがオールデーライドに特化したエンデュランスバイク


グラベルバイクの次はエンデュランスバイクか?

 

もともとロードバイクはMTBみたいに細分化されていませんでしたが、近年の劇的なテクノロジー進化や多彩なニーズの関係でいくつかの派生が生まれはじめています。

 

グラベルバイクはその代表でしょう。

 

niner グラベルバイク

niner グラベルバイク

 

ディスクブレーキ、太めタイヤ、リジッドドロップハンドルのオンロードよりオフロードバイクです。外国の荒れたロードには有用な選択肢でしょうが、がっちがちアスファルト天国な日本道路公団ロードではいやおうなく「たすきにみじかしおびにながし」のレッテルです。

 

だいたいファンライド的なものはロードバイカーの思考とマッチしません。エントリー卒業チャリダーは右へ倣え的にストイックさを追求しちゃいます。無駄なものを排除、スマートが美徳、デュラエース、より遠く、より速くetc…

 

このへんの傾向はマラソンランナーとそっくりです。すぐにフルマラソン、サブスリー、トライアスロン、半サバやなんやかんや。7,8kmをゆったり走るという楽しみ方はウェルカムじゃありませんね~。

 

でも、競技スピリッツが入ると、面白さがうすれません? ぼくはそう思います。え、思わない?

 

じゃあ、そんなストイックなあなたにBMCのニューコンセプトマシンはいかがでしょう? より長距離、長時間に特化したエンデュランスロードのThe One-bikeです。

 

BMC-The-One-bike

BMC The One-bike via BMC

 

コンサバなロードチャリダーさんの

 

「ディスクブレーキやん!」

 

てアレルギー反応が目に見えますが、これはぜんぜんオンロードバイクです。ここ数年、スタンダードなロードバイクの革新はほぼ頭打ちです。目ぼしいのはSRAM RED eTapくらいでしょう。

 

しかし、自転車全般ではいろんな確信技術があります。e-bikeとかハイエンドのMTBでは逆に革新が早すぎて、去年のモデルがもう廃れるとかはふつうです。

 

じゃあ、こっちの技術をこっちに応用すれば、より特化型のおもろいチャリをつくれんちゃう? てのがメーカーの発想でしょう。

 

このBMCのエンデュランスバイクはその産物です。ディスクブレーキはもちろんですし、ハブがQR型でなく、スルーの12mmです。

 

 

エンデュランス=持久走の名に恥じず、長距離を快適に速く走るためのニューロードバイクです。

 

CANYONが同じようなコンセプトのチャリを発表しています。

 

CANYON ENDURANCE CF SLX

CANYON ENDURANCE CF SLX

 

「エンデュランスバイク」の項目に入ってる CF SLXです。ディスクブレーキに28mmのタイヤで7.2kgです。速く長く「快適に」走るためのバイクです。

 

「快適さを犠牲にしてストイックにきつく走るのがかっこええんやで」

 

てアナクロな人には向かないかも、はは。

 

でも、速く長くきつく走れるロードはすでにくさるほどにありますし、6.8kg以下の車体は正式競技のレギュレーション違反ですし、じゃあ、新車のニューイヤーモデルの意味がありませんし・・・

 

ロードの軽さや速さの伸びしろはほぼ頭打ちですが、快適さには改善の余地がまだあります。保守的な旧規格をありがたがるのも楽しみ方のひとつですし、流行の新コンセプトにのっかるのも健全な自転車マインドでしょう。

 

このエンデュランスロード、グラベルバイクより日本人向けだと思いますよ~。