自転車のパンク修理 昔ながらの古チューブからパッチを切り出す


自転車のメンテナンスの基礎の基礎はパンク修理ですね。メンテはパンクに始まり、パンクに終わります。

 

また、パンク修理は町の自転車屋さんの貴重な収入源でもあります。代金は300-1000円ですが、利益率は90%オーバーです。元手がほとんど掛からない。パンク修理とタイヤ交換はげにおいしい仕事です。

 

主婦や女子はこおゆう汚れ作業を嫌がりますが、おっさんや男子やメンズは一概じゃありません。メカいじり、日曜大工、DIYはプラモ作りや基地作りの延長線上にあります。

 

マイ作業スペースでなにがしかの趣味アイテムを好き勝手に思う存分にいじくり倒す、てのは男子の健全なロマンスでしょう。

 

で、自転車いじりは模型いじりに近いフィーリングです。電動ユニットは別ですが、単車や自動車みたいな機械的部分、電子的部分がありません。アナログパーツの寄せ集め、ある種の立体パズルですね。

 

ある程度の知識を得て、フォトや動画で予習をすれば、大方のトラブルに対応できます。作業中に電圧ショートでどっかんて! ことはまず起こりません。

 

また、スプロケットの交換やBBのクリーンアップなどはマニアックなまあまあ自己満足でマイナーですが、自転車のパンク修理は手堅い実用的な技術です。一度覚えれば、一生使えます。自分に、家族に。

 

とくにママやガキんちょさん方は自転車をサンダルのように無造作に使い倒して、メンテのメの字を知りませんし、自分用のチャリをパンクさせようなら、勝手におとーさんのクロスバイクを借りパクして行きます。

 

これを自転車屋に持ち込むと、もれなくポケットマネーから修理代をさっぴかれます。もちろん、持ち出しです。補填はむりです。

 

「あー、チューブがもうだめですねー」

「タイヤがそろそろ寿命ですねー」

 

はい、5000円コースですね、ひー!

 

悪質な自転車屋はパンク修理をわざと手抜きして、未来のリピーターを確保しますね。客も大将もおじいちゃんだ、みたいなところにちらほらあります。純粋な技術不足の可能性は大いにありますが、ははは。

 

さらに持ち込み修理は店舗の受付の状況でしばしば遅延しますね。受け取りが二時間後、明日の朝に取りに来い、そんなのがざらです。

 

ぼくはイオンバイクに持ち込みを頼んだら、なぜかリアの変速機を壊されましたし・・・

 

結局のところ、自分で修理するのが精神的にも経済的にもベストアンサーですね。

 

ダイソー100円パンク修理パッチ

ダイソー100円パンク修理パッチ

 

この100円ショップのキットでママチャリやシティサイクルのパンクに対応できます。ただし、ロードバイクやミニベロには同梱レバーの強度がぜんぜん不足です。左下の赤い奴は一発でへたります。

 

スポーツバイクにはちゃんとしたのを買いましょう。パナレーサーのがおすすめですね。

 

タイヤレバー

タイヤレバー

 

折よくうちのチャリのタイヤがパンクしました。これを修理しましょう・・・て、ふつうにキットで修理しちゃうのはB4C的に無芸です。パンク修理は別の記事にあるし。

 

自転車カスタムブログらしく代用品でDIYしましょう。古典的形式に従って、古チューブを再利用します。

 



古チューブからパッチを切り出す

 

さて、今回の主役のタイヤチューブです。

 

タイヤチューブ

タイヤチューブ

 

ずたぼろ! パッチが痛々しく見えますね。そろそろ引退させや~。

 

でも、走行中のパンクはせいぜい2箇所ですね。新品をホイールにセットするときにタイヤレバーでばすばすチューブ噛みしちゃいました。ミニベロタイヤの装着は厄介ですね。

 

このパッチのひとつがてろっとはがれて、空気が漏れました。パンク穴はこんなですね。

 

パンク穴

パンク穴

 

はなしのとおりに装着時のチューブ噛みの跡ですね。初期不良でも、リムパンク打ちでも、ふみパンクでもありません。

 

通常のパンク修理ではチューブを水にどぶ漬けして、穴を探しますね。

 

町の自転車風に洗面器でパンクさがし

町の自転車風に洗面器でパンクさがし

 

パッチを用意しましょう。材料はお古のチューブです。これを丸く切り抜きます。

 

自作パッチ

自作パッチ

 

必ず角を取りましょう。パッチは角から剥がれますからね。四角く切らないように!

 

これの接着面とチューブのパンク箇所の周囲を紙やすりで荒らします。が、手元に紙やすりがない。

 

じゃあ、これを使いましょう、コンクリ片。

 

紙やすりの代用品

紙やすりの代用品

 

とにかく、ゴム表面をテキトーに荒らせるざらざらしたものです。これでチューブをざらつかせます、ざらざらっとね。

 

チューブを荒らす

チューブを荒らす

 

これをしないと、パッチをきっちり貼れません。しっかりざらつかせます。そして、カスをきれいに拭います。ゴムの粒子や水分や油分は厳禁ですね。

 

ゴムのりを塗ります。これは代用不可ですね。ゴム用はゴム用、金属用は金属用です。アロンアルファは早く乾きすぎます。

 

ゴムのりを薄く塗って乾かす

ゴムのりを薄く塗って乾かす

 

修理箇所よりすこし広めに薄く塗ります。そして、しっかり乾かします。上みたいな生乾きはだめですね。マニュアルに『数分待て』とあります。そのようにしましょう。

 

パッチを貼って、かなづちで叩くか、へら状のもので圧着します。

 

圧着

圧着

 

乾燥を待って、完了します。

 

修理完了

修理完了

 

んー、パッチがちょっと小さめでしたね。左側ぐらいの大きさのが安定です。これも古チューブからの切り出しパッチですね。

 

ぼくはこんなふうにテキトーに直しちゃいますが、良い子はキットを使いましょう。

 

パークツールのパッチがおすすめですね。楕円型、丸型が貼りやすいです。パナのはなぜか四角です。あれはだめだ。

 

 

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