KASKが自転車レースや試乗に不可? 否、それはカスク,Casqueです


KASKが禁止? はあ?

 

「ヘルメットの着用を必須とする。ただし、カスクは不可」

 

自転車レースや試乗会でこんな文面を見て、タイトルのようにはあ? と小首をかしげる人は少なくありません。

 

古株のロードレースチャリダー以外にはカスク=KASKです。高級ロードバイクメットの代名詞的なブランドでしょょうよ! なんでそれが不可ですか!

 

 Kask Vertigo Road Helmet

Kask Vertigo Road Helmet

定価 22934円
割引 27%
特価 16649円

※2016/09/23 22:44:06のchainreactioncycles.comの価格

 

げんにツルフラ覇者のクリフルが被ってやんけ! そのKASKがなんでだめだあ? 陰謀だ! 秘密結社だ! 薔薇十時だ!

 

と、わあわあほたえるのが新参チャリダー、カスク知らない世代です。ぼくはそうです。

 

しかし、この要項の『カスクは不可』のカスクはブランドのKASKじゃなくて、Casqueてゆう一昔前の防護メットです。こんなやつです。

 

 

Casqueは見た目のとおりにフランス語ですね。読み方はカスクです。パリジャンは『キャ』スクに近い発音します。

 

意味はかぶと、かんむり、メットです。国連軍の青いメットはCasque Bleuですね。また、Casqeu de veloでまんま『チャリのメット』です。

 

で、おそらくチャリのカスクの起源はサドルに同じく馬術の帽子,Casque de chevalから、さらに騎士のカブト系,Casque de chevalierからのマイルド進化カスクでしょうね。

 

そして、このCasqueに愛称化語句の『tte』をつけると、Casquette,カスケット、キャスケット=つば付きのキャップの意になります。こういうおされなやつです。

 

 

この広義の被り物全般のCasqueが日本では上みたいなチャリ用の簡易キャップてことになります。

 

昔々、ロードレースの機材や用語がフランスから入って、向こうの一般名詞が固有名詞化して、その時代の仕様のままでガラパゴス化したて寸法でしょう。

 

なので、KASKブランドのメットはレースやイベントでぜんぜんOKです。ウレタンや合皮や革素材の『カスク』がだめです。